京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




京都御所には三大桜とよばれる桜があるそうで、1つは紫宸殿横の「左近の桜」(普段は非公開)
1つは近衛邸跡の「枝垂れ桜」、そしてもう1つが「御車返の桜」(みくるまがえしのさくら)です。

中立売御門を入り御所に向かって少し行くと左側にあります。
1つの木に八重と一重の花が咲く珍しいもので、後水尾天皇がその美しさに何度も御車を返して
別れを惜しんだといわれる事からその名前がついたようです。

写真では少し分かり難いかもしれませんがこちらが八重の花びら
下が一重のもので、全体的には八重が多いかもしれませんが
その年によって花の付き方が違うそうです。
清水寺の地主神社や常照皇寺等にも同じ名前の桜がありますが品種は微妙に違うそうです。
余談ですが東京では上野にある輪王寺というお寺にこの名前の桜があります。
固まって咲く姿は八重桜に近いかもしれません。



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御所の学習院跡に「桜松」(松木の桜)と呼ばれる桜があります。
この桜は樹齢約100年の枯れたクロマツの空洞に山桜の木が根を張ったもので
13年前に松は倒れてしまいましたがその後も桜は毎年花を咲かせているというものです。

手前の枯れているのが松の木、途中から出ている木が桜、凄いせい生命力です。
下は建春門前の山桜

建礼門の前辺りに咲く花びらの丸い白い桜は白雪(しらゆき)という種類の桜
山桜は香りが強く、近くにいた子供さんが”桜餅”の香りがする~と喜んでいました



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昨日の雨で枝垂れや八重桜もだいぶ散ってしまったことと思いますが、近衛邸跡の八重桜です。

近衛邸跡といえば早咲きの糸桜が有名ですが
後半に咲く紅枝垂れも美しいです。

ここも桜が種類豊富な為、3月下旬から4月中旬まで
長い間桜を楽しむことができます。








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先週撮影したものですが御所の桜を色々載せておきます。
こちらは出水口を入った所の桜、正面は仙洞御所
出水の小川付近は里桜や八重桜など色々な種類の桜があり
長い間花期が楽しめます。





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