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京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



7月の京都は1ヶ月間祇園祭りの行事が続きますが
今日はその祇園さんに因んだものです。
この透明な琥珀色に輝く美しいお菓子は
「亀廣永」さんの「したたり」というものです。

黒砂糖とざらめ、寒天だけで作られているそうですが
ほんのりとした黒糖の味が品の良いお菓子です。
口に入れるとほろほろと崩れていくような食感が独特で何とも面白いです。
(棹物なので冷蔵庫で冷やし羊羹のように切って頂きます)

祇園さんの能楽堂で頂くお菓子ということで
”菊水鉾”がある室町通りにあった金剛能楽堂(現在は移)のお茶会で
献上されていたものだそうです。

元々は13日から16日まで行われるお茶会の時だけに
作られていたそうですが今ではどなたでも年間を通して頂けます。

「亀廣永」さんは河原町の大丸京都店さんの近く
高倉通り蛸薬師上がる、高倉小学校のお隣です。
観光客の方もタクシーで乗り付けて来られていました。
やはり皆さんよくご存じなんですね~



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