接骨院治療日記~奮闘記~

新規開業の接骨院の日々の日常や、患者様とのふれあい、治療家としての気づきなどをつづっていきたいと思います!

お勉強しましょう!

2015-05-29 09:43:27 | お勉強
最近、気温があがり蒸し暑い日々が続いていますね

使わないと決めていたはずのエアコンが活躍中です・・・

さて、本日は脳のお勉強を

学んだはずのことが思い出せない・・・
そんなことが最近多々あり、どうしたものかと悩んでいたので、それならいっそのこと勉強してしまえということで

『海馬』
新しい経験が脳内に保存され、その経験が意識や行為の中に再生させることを記憶という。記憶は海馬で一時的に保存された後、大脳新皮質(側頭葉)へと送られて長期的に保存されると考えられている。
長期記憶は、1.記銘(情報を脳内で処理できる形に符号化する。)2.保持3.想起(記憶再生)の3つの過程の仕事をする。

記憶の分類は、短期と長期にまず分かれます。

短期記憶・・・テレビで流れている電話番号を覚えてかける等の一時的保持、意識的に操作できる記憶を指す。主な脳領域は前頭連合野

長期記憶・・・陳述記憶と非陳述記憶に分かれる
陳述記憶とは、いわゆる知識として学習した記憶(お勉強)、エピソード記憶とは、いつどこで何をした等の体験した出来事(思い出)などで、主な脳領域は海馬、大脳新皮質
非陳述記憶とは、自転車に乗る、楽器を演奏するなど、いわゆる体で覚えることで、主な脳領域は小脳

このような分類になりますが、長期と短期の分かれ目は、【LTP】が鍵を握ります。
LTPとは、シナプス伝達の長期増強である。神経への情報伝達が活発化すると伝導率がアップし、それが長期に持続すると現象のことを指します。

海馬で、LTPを繰り返すことで記憶の定着が起こり長期記憶となるのです。

ということで、私が最近学んだことを思い出せないのは、陳述記憶を定着させる作業LTPが足りないためだったということなのです。

人とのコミュニケーションは、接触の回数×インパクトとありますが、記憶の定着も同じなのですね

脳を刺激するため、感性を高め、繰り返し情報を伝達する。少し意識してみると何かがかわるかも・・・
あまり使っていない脳を刺激して、いいアウトプットをしようと思う今日この頃です。

エクシステンス株式会社 香山大樹

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