ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

土佐堀通

2014-02-24 05:00:00 | 大阪にて

先週土・日とデサントのバーゲンが有り、土曜日は学校のグランドが使えないのでソフトボールの練習は無く、日曜日は朝からソフトボールの練習が有るので、土曜日の10時ごろに家を出て、会場であるOMM(大阪マーチャンダイズマート)ビルを目指しました。行くのに地下鉄にするか自転車で行くか迷ったのですが、上町台地を昇り降りするのは体に負担がかかりそうなので地下鉄に乗って行くことにしましたが、地下鉄まで歩いているうちに26号線を淀屋橋まで走り(何処かで曲って松屋町筋でも堺筋でもいいのですが)、土佐堀通を東へ走れば上町台地の昇り降りはしなくて済むのに気付いたのですが、戻った上にエレベーターで10階まで上り下りするのが邪魔くさくてそのまま地下鉄に乗ることにしたのです。

             

地下鉄に乗ると今度は何処で谷町線に乗り換えるのか考え始めます。難波で千日前線、四ツ橋で鶴見緑地線、本町で中央線と三ヵ所ありますが、どちらにしてももう一度谷町線に乗り換えなければなりません。何と面倒臭いことか、それなら淀屋橋で京阪電車に乗り換えれば、乗り換えは一度で済むのですが、今度は無駄なお金がかかります。そんなことなら淀屋橋で降りてそこから歩けば良いということになり、経済的で健康的なコースを考えたものだと自画自賛です。おまけにこのようにネタが出来たと言う訳です。

             

無駄なお金をかけたくないという貧乏人の思いとは裏腹に橋下大阪市政はこの4月から地下鉄料金の値上げを実施するようです。市民には地下鉄の運賃を値下げすると公言していました。橋下のやり方はいつもこんな具合、初乗り区間の200円を20円下げるのですが、殆んどの人が乗る2区間以上の料金を全て10円上げるのです。地下鉄を1区間だけ乗ろうと言う人は先ずいません。歩くか自転車を使うでしょう。なので市の収入は減るどころか増えるので、とても自腹を切ったなどと言えるものではありません。こういうことをするのは、いずれ市営地下鉄を民間に売り払おうと言う魂胆があるからなのでしょう。

             

まぁ、こういう法案が通ったのも、普段は地下鉄など利用しない議員たちが寄ってたかって決めてしまったのでしょう。働いている時なら会社から定期代が出るので、鉄道料金の値上げはあまり堪えないでしょうが、年金生活に入るとそうはいきません。デフレ克服と言って何でも値上げするのは、全く増えることがない年金のみで生活する者にとっては堪えます。

             

おまけに4月から消費税が8%にハネ上がります。春闘で賃金が多少なりとも上がった大企業の労働者は何とかカバーできるかも知れませんが、賃金の上がり様が無い中小・零細企業に働く人、消費税を上納しなければならない商店主も大変でしょう。

             

等と考えているうちに堺筋の北浜までやってきました。数多くの証券会社が並び、中には聞いたことも無い会社まで有りました。ここは証券取引所、前に立つのは五代友厚の像です。堺事件の調停にも顔を出していますが、大阪の商業発展には無くてはならない人だったようです。