ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

浦神峠

2013-05-22 05:00:00 | 田舎

先月は清水峠を通る大辺路を串本町と那智勝浦町の境から海蔵禅寺まで歩いたので、やってきていた友達がみんな帰った後に、その続き海蔵禅寺から浦神峠を経て大泰寺までの大辺路を歩くことにしました。今回は紀伊浦神駅に車を停め、大泰寺まで行けば下里駅まで歩き、JRで一駅だけ帰ってこようと思っていました。

             

9時過ぎに紀伊浦神駅に着き、海蔵禅寺を超えて歩いていくとお墓が並んでおり、そして急にこの看板、通れないとは聞いてないので、たまたまそこで作業していた人に尋ねると、途中で大辺路に入る右へ曲がるところがあるからと教えてくれました。つまり私の目指していた道はトンネルの崩落とは関係ないのでした。

             

看板から3分ほどでみろく庵という海蔵禅寺のペット用の供養塔がありました。

             

続いていたアスファルトの緩やかな坂道はここから地道に変わります。通行止めになっていた割には前から車がやたらとやってきます。

       

煙に苛まれながら炭焼き小屋の前を通り、水の流れてない川に架かった橋を渡り、橋のガードレールの案内標を確認、川の名前は田無川、水が流れてないから水無川にすればなどと考えて歩いていました。

             

ここが教えてくれた右への分岐点、看板からここまで12~3分でした。

             

ここからは今までとは違って急な登り道、浦神峠を経て4km程度の道のりですから1時間程かかると思っていました。

                       

私は半袖にハーフパンツ、サンダルといういでたち、このような山歩きには向いていないと反省しながらも、汗ばんで仕方ありません。この日は地図をコピーする時間が無かったのでリュックに地図を入れて背負って歩きました。

             

曲がり角から15分ほど登って、休平という平地に到着、ここが浦神峠でしょうか。駅から30分ほどしか歩いていませんが、汗が噴き出します。でもそんなに疲れていません。休平に到着しましたが「休みたいな」とは思いませんでした。国土地理院の地図を見ると標高147mになっています。

             

標識の隣に有った台座、願主は預西か須西、右に浦神住、左に誌焉と書かれています。

             

地図には少し奥に行くと見晴らしが良いと書かれていましたが、たいしたことはないなぁと思いました。

       

休平には休憩できるようにベンチも置かれています。田原や下里から歩いてくると疲れるだろうと思います。私は切り取り、切り取りしながら日を変えて歩いているので疲れてはいないのです。ここでも道が解り難い所では道標が置かれています。

       

珍しい苔が生えているところがありました。休平から下って20分、分岐点にやってきました。ここでまっすぐに行けと標識は言っていますが、左への道を行ってみたいとも思います。

             

左へ降りて行くとおそらくこの池に着くと思います。地図に書いてあった庄池という池だろうと思います。 

             

休平から30分、広い道まで出てきました。おそらく崩落したトンネルの道はこの道と繋がっているのだと思われます。ここからはずっと平地です。

             

ここの道標地蔵には“右ハ山みち”“左ハ大へち”と書かれています。でも右も大辺路だったのですよ。

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