いがわ小径

　郡上八幡は水の町で知られています。
　町の中心部に吉田川が流れ町中でありながらアユ釣りをしている人を見かけますし、町中にオトリアユが売っている不思議な町です。
　城下町とアユのミスマッチがなんとも魅力的で八幡のようなところは知りません。
　ただし吉田川の水は城下町に住む人達は利用することは出来なかったと思います。
　他の古都と同じように町の中には水路が張り巡らされていて「やなか小径」は郡上八幡観光の人気の散策場所となっていて訪れた人も多いのではないでしょうか。
　しかし高度な水利用をしていた郡上八幡の町中には水路脇にある小径は他にもあります。
　その一つが「いがわ小径」です。
　「やなか小径」と比較すると訪れる観光客も少なく比較的静な散策ができます。
　この小径は水利用組合が現存し生活に密着していて生活感が漂っています。
　平成の時代にはいり水路に魚を放したり散策路の整備をして観光地としての利用もされていますが他の観光施設と比較すると何かが違うと思わせる小径です。
　私が歩いたのは休日の昼間だけですので実際洗い物をしたりしている人の姿を見たことがありません。
　水利用組合がありますが実際はどうなんでしょうね？
　ただ、いがわ小径は歩くだけで小径と水路を管理している郡上市八幡町常盤町の人達には特にお金が落ちるわけではありませんので何かが違うのです。
　その違いを知りたい方は是非歩いてみてください。（管理人）

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