徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

白砂青松

2021-12-31 09:29:14 | Weblog
 白砂青松と書くと砂浜と松林の美しい風景のこと示す言葉ですが、ただ美しいというだけでは留まらず、何故、この景観が作られたのかというを考えてしまいます。
 ここに至るまでの道中、ふりかけさんと理系と文系の発想で盛り上がりました。
 1例としては、数年前に話題となった映画「君の名は。」で、あれだけの規模のクレーターができる隕石の衝突だと、一つの村が消失しただけでは済まないだろうと考えると楽しめないというもの。私は、そこまで考えず映画を見て楽しんで帰ってきたので、理系の発想をしない人だなと自分自身を分析をしました。
 話が逸れてしまいましたが、先日の志摩を歩いた時に国府白浜を歩いた時に目の前に広がる砂浜とクロマツ林を見て白砂青松だなと思いました。
 よく知られた白砂青松の風景ですが、ほぼ間違いなく人によって作られた風景と考えていいでしょう。
 強風はもちろんのこと、風によって飛んでくる砂を防がないと住むこともままならないし、農地を確保することもできません。
 ですから砂地や潮風でも耐えられるクロマツを植えて防風林を造成した結果が白砂青松の風景となっていると、ついつい考えてしまいます。
 実際に現代でも海岸防風林の造成は続けられていて、造成途中のところに出くわすこともあります。
 そんなことを考えるとただ単に「白砂青松」の風景を楽しむというだけでは面白く無いな~と思ってしまい、次に気になるのはクロマツによって守られている阿児町国府の集落はどうなっているのだろう?と思ってしまいます。
 あ~奇麗だなでとどまらず、色々な背景を考えてしまうところが理屈っぽいよな~と思いながら、これも理系の発想かも?と、思いました。
 まぁ、私は一応、農学部卒ですので理系なんですよね。(管理人)

   防風林が写真ではよく分かりませんが海岸線にクロマツの防風林があり、まさに白砂青松です
   

  今から12年前に新潟県村上を訪ねた時に見かけた造成中の防風林。竹により囲い、風を防いでからクロマツを植林します。また、砂地で乾燥するので大半は客土して植えます。クロマツは風にも痩せ地にも強いですが幼木の段階だと決して強くは無く対策をして植えないといけないんですね。
  



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