徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

飛騨古川散策9

2009-03-06 20:19:13 | Weblog
 土曜日に古川の方々との宴席で「今晩は泊まるので明日は古川観光します」なんて話をしていたら「まつり会館は行ったことある?あそこの3D映像は結構いいよ」と言われたこともあり散策の道中に飛騨古川まつり会館へ立ち寄りお薦めの映像を見てきました。
 飛騨古川祭は日本三大裸祭に数えられる気多若宮神社の例祭のことで、勇壮な起し太鼓はテレビなどで紹介されます。
 また、昭和55年に国の重要無形文化財に指定されていて文化的な価値も認められている伝統の祭です。
 その古川祭を紹介する飛騨古川まつり会館の3D映像は迫力満点で満足できました!
 以前は飛騨に住んでいたので「まつり会館」に行かなくても本物が見れたので気にもとめなかった施設ですが、行ってみてなかなかの施設で満足しました。
 しかし観光施設としての位置づけられているので入館料は割高なので地元の人が訪れるには敷居が高いです。
 地元の方々には生涯学習的な視点も加えた形で安価に開放する等の工夫をするともっと魅力的になると思いました。
 あと飛騨古川まつり会館に出かけて知ったのですが、昔の古川祭が旧暦の8月5、6、7日に行われていたことです。
 現在のように春に行われるようになったのは明治19年に疫病がはやり、祭が出来なくなり翌年より春祭りになり、4月19~20日行われるようになったは明治21年になってからだということです。
 まつり会館の展示を見て斐太後風土記にも祭の様子が紹介されていると知り自宅へ帰ってから斐太後風土記を見てみると吉城郡古川郷古川町方村が記されている中で、産土神杉本本社(現在の気多若宮神社)とあり古川祭の様子が詳細に記されていました。
 その中でしっかりと8月5、6、7日に開催されたことや起し太鼓や屋台についての記載もありました。
 何度も見ている斐太後風土記ですが古川祭のことが書かれているとは気がついていませんでした。
 写真はまつり会館の展示物で昭和9年に気多若宮神社に奉納された起し太鼓の絵図です。(管理人)
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