生活に疲れたとメモ残し…中2女子、飛び降り自殺?(読売新聞) - goo ニュース
大人になると、生活に疲れること・・・それこそ、もっともっと切羽詰まったレベルで疲れて、やりきれなくて、死にたくなることなんて、実にたくさんあるんですよね。
今年の、それもまさに「今」の私が、実はそうなのかもしれない。だけど、ここで死ぬわけにはいかないと踏ん張って、どうにかこうにか生きてます。一切皆苦の世の中で、何か光明を探して生きていくしかないのが人生ですからね。雨の後には、きっと「虹」が上がる・・・そう信じて進んでいくしかないと私は思っています。
平原綾香さんの「虹の予感」が大好きなのも、実はそのあたりの心理があるのかもしれません。もちろん歌詞の意味とは全然違うんですが(歌の内容的には「恋愛」です)、彼女の包み込むような温かい歌声と弦楽器のハーモニーに、いつか必ず良いことがあるよと、何か元気づけられるような気持ちになれるのです。
さてニュースの話に戻りますが、この女の子に何があったのか、何に死を決意させるほど疲れたのか、記事だけではよくわかりません。いじめかもしれないし、進路のことかもしれない。家庭環境かもしれない。将来に対する漠然とした不安かもしれない。
たった14年の生涯・・・それに自ら幕を下ろすことを決意したのが浅慮であったとは思えません。彼女なりに小さな心を押し潰すような思いで深慮し、下した決断だったんだと思います。それにしても、本当は残っていたであろう、その先70年、80年の「失われた人生」を思うと、あまりにも切ないです。
自殺は良くないよと諭すこと、命の大切さを訴えることが、この哀しい「自殺ブーム」の特効薬になるとは思えないのです。実際にこれだけの自殺者がいて、学校もある程度は力を入れて「命の尊さ」を教えようとしていることでしょう。世の中には生きたくても生きられない人もいる・・・それこそ耳にタコが出来るほどに、学生さんたちは聞かされているでしょう。連日新聞には、識者が若者に自殺を思いとどまるよう呼びかけるメッセージが掲載されています。それでもなお・・・自殺が一向に減らないことはその証左です。
もちろんマスコミが報道するから、連鎖的に増える側面もあるでしょう。かつての「ユッコシンドローム」・・・岡田有希子さんの自殺に端を発した、若者の後追い自殺現象を思い起こします。報道というのは、漠然と自殺を考えている若者を後押ししてしまう、トリガーを引かせてしまう側面も確かにあると思います。ただ報道を抑制したところで、自殺したい気持ちをもった若者がいる限り、多かれ少なかれ自殺者は出てしまいます。必要なのは「自殺を考えている若者」をなくすこと・・・つまり自殺を考えなくて済むようにさせることです。
それにはどうすれば良いか・・・そんな漠然とした疑問には、「社会全体が幸せになる」ために努力するしかないという、なおさら漠然とした答えしか残されていないのが現実です。21世紀は光り輝く時代だと思わされていた「20世紀人」である我々に突きつけられた、重い課題なのかもしれません。
今回は、なんだか私らしくない重い日記ですが、いま気分的にかなり滅入っているので、そういうときにこういう切ないニュースを見ると、なんだかますます滅入ってしまいますね。思わず何か書かずにはいられませんでした。
※今回の記事はミクシィの日記で書いた内容をそのまま転載しました。ちょっとこのブログらしからぬ内容で申し訳ありません。
大人になると、生活に疲れること・・・それこそ、もっともっと切羽詰まったレベルで疲れて、やりきれなくて、死にたくなることなんて、実にたくさんあるんですよね。
今年の、それもまさに「今」の私が、実はそうなのかもしれない。だけど、ここで死ぬわけにはいかないと踏ん張って、どうにかこうにか生きてます。一切皆苦の世の中で、何か光明を探して生きていくしかないのが人生ですからね。雨の後には、きっと「虹」が上がる・・・そう信じて進んでいくしかないと私は思っています。
平原綾香さんの「虹の予感」が大好きなのも、実はそのあたりの心理があるのかもしれません。もちろん歌詞の意味とは全然違うんですが(歌の内容的には「恋愛」です)、彼女の包み込むような温かい歌声と弦楽器のハーモニーに、いつか必ず良いことがあるよと、何か元気づけられるような気持ちになれるのです。
さてニュースの話に戻りますが、この女の子に何があったのか、何に死を決意させるほど疲れたのか、記事だけではよくわかりません。いじめかもしれないし、進路のことかもしれない。家庭環境かもしれない。将来に対する漠然とした不安かもしれない。
たった14年の生涯・・・それに自ら幕を下ろすことを決意したのが浅慮であったとは思えません。彼女なりに小さな心を押し潰すような思いで深慮し、下した決断だったんだと思います。それにしても、本当は残っていたであろう、その先70年、80年の「失われた人生」を思うと、あまりにも切ないです。
自殺は良くないよと諭すこと、命の大切さを訴えることが、この哀しい「自殺ブーム」の特効薬になるとは思えないのです。実際にこれだけの自殺者がいて、学校もある程度は力を入れて「命の尊さ」を教えようとしていることでしょう。世の中には生きたくても生きられない人もいる・・・それこそ耳にタコが出来るほどに、学生さんたちは聞かされているでしょう。連日新聞には、識者が若者に自殺を思いとどまるよう呼びかけるメッセージが掲載されています。それでもなお・・・自殺が一向に減らないことはその証左です。
もちろんマスコミが報道するから、連鎖的に増える側面もあるでしょう。かつての「ユッコシンドローム」・・・岡田有希子さんの自殺に端を発した、若者の後追い自殺現象を思い起こします。報道というのは、漠然と自殺を考えている若者を後押ししてしまう、トリガーを引かせてしまう側面も確かにあると思います。ただ報道を抑制したところで、自殺したい気持ちをもった若者がいる限り、多かれ少なかれ自殺者は出てしまいます。必要なのは「自殺を考えている若者」をなくすこと・・・つまり自殺を考えなくて済むようにさせることです。
それにはどうすれば良いか・・・そんな漠然とした疑問には、「社会全体が幸せになる」ために努力するしかないという、なおさら漠然とした答えしか残されていないのが現実です。21世紀は光り輝く時代だと思わされていた「20世紀人」である我々に突きつけられた、重い課題なのかもしれません。
今回は、なんだか私らしくない重い日記ですが、いま気分的にかなり滅入っているので、そういうときにこういう切ないニュースを見ると、なんだかますます滅入ってしまいますね。思わず何か書かずにはいられませんでした。
※今回の記事はミクシィの日記で書いた内容をそのまま転載しました。ちょっとこのブログらしからぬ内容で申し訳ありません。