月あかりの予感

藤子不二雄、ミュージカル、平原綾香・・・好きなこと、好きなものを気の向くままに綴ります

ドラクエあれこれ

2010年05月21日 16時16分00秒 | ゲーム関連
相変わらずドラクエバカな私です(^^);

EZWeb対応のドラクエ3が、いつの間にか発売されていたので、早速ダウンロード&プレイしています。

ドラクエ3はSFC版以来なのですが、結構細かいところまで覚えているからスゴイですね。ドラクエ3といえば社会現象にまでなった超名作ですし、私と同世代の男子は燃えまくった経験をお持ちの方も、少なからずいらっしゃることと思います。

冒険の書が忽然と消えてしまったり…(^_^);
あの忌まわしすぎる呪いのメロディも今や懐かしいですね(笑)

さて、今も普通に(中古ではなく)手に入るドラクエのナンバリングシリーズをAmazonで探してみました。

いや、それにしても……安いですね(^^);
ここに挙げているソフトは全部持っていますが、ほとんど発売日か直後に購入していますから、今みたいに廉価版が僅かな間に発売されると、ちょっと複雑な気持ちになってしまいます。まぁ、名作だから良いんですけど(笑)

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストIX 星空の守り人

スクウェア・エニックス


※昨年発売されたシリーズ最新作です。私も人並みには楽しみましたが、結構飽きてしまって(^^); 本編のストーリーをクリアした後の方が遙かに長いので、かなり本筋を忘れてしまっているというのも微妙なところです(笑)

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君

スクウェア・エニックス



※等身大の主人公がフル3Dマップの中を走りまくるという、シリーズ初の試みで賛否両論でしたが、私は結構楽しめました。ドラクエ1の頃から、堀井さんは可能ならこんな風に作りたかったんじゃないかなと思います。Wiiで発売が予定されている「10」も、この路線を目指すみたいなので、早くも楽しみです。

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち

※普通にプレイして100時間位かかるという長すぎなストーリーと、石版集めの繰り返しが面倒ではありましたが、個々のストーリーや音楽は私は結構好きでした。4~5回はクリアしていると思います。途中で必ずダレるので、ダレとの戦いが大変ではあります(^^); いい形でリメイクしてくれないかなぁ?と期待しております。

ドラゴンクエストVI 幻の大地

スクウェア・エニックス

※これは燃えました……夢にも出そうなキラーマジンガ様(笑)。ストーリーがやや中途半端な印象を持っていたので、リメイクでいい形の補完がなされることを期待していたんですけど、結局ほぼそのままなストーリーだったのが少し残念…。SFCで「引換券」だったテリーは、ちょっとだけ強くなってますよ(^_^);

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストV 天空の花嫁

※冒頭のシーンの音楽を聴くだけで目頭が熱くなるほど大好きなのが5です(^^); 嫁はビアンカと心に決めていたのですが、DS版でフローラ&デボラと結婚してみました。…後ろめたさに苛まれながら(笑)。人生の縮図とも思える壮大なストーリーが実に素晴らしいです。

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストV 天空の花嫁

※大画面でプレイしたい方にはPS2版もおすすめ。スライムとかモンスターの動きが非常に可愛いです(^^) このエンジンで6もリメイクしてみて欲しかった…。

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

※それぞれのキャラクターが個性的で楽しい作品でした。しかし主人公もラスボスもあまりにあまりな境遇の鬱ストーリーでもありますが(^^); ラスボスに関してはリメイク版では救いがあったりしますが、主人公は…シンシアは…(-_-);

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

スクウェア・エニックス

※5と同様、大画面で楽しみたい場合はPS版がおすすめです。7のエンジンをほぼそのまんま使っているのは手抜き微笑ましいです(^_^);

福岡シティ劇場のことなど

2010年05月17日 02時09分13秒 | ミュージカル/演劇
先日5/8に、劇団四季専用劇場としての上演は最後となる「エビータ」を観に、福岡シティ劇場へ行ってきました。

久しぶりに観る芝清道さんのチェは実にかっこよくてシビれました。芝さんを舞台で観るのは、2007年の京都JCSジャポネスク以来ですけど、トラップ大佐役の稽古の合間の出演だというのに、ますます磨きの掛かったチェを作り上げて来られた気がします。出身地福岡での、そして最後の専用劇場としての公演ということもあったとは思いますけど、決して必要以上に気負うところがなく、クールなのに熱い、そんなチェでした。

野村玲子さんも、まさか再びエバを演じられることになるとは正直私は思いもしなかったのですが(^^); やはりエバという役柄にはとても合った女優さんだという気がします。残念ながら歌声については、特に低音部分が非常に厳しかったことは否めません。しかしながら、末次美沙緒さんが以前ブログにも書いておられましたけど、ご本人は相当必死でがんばられたんじゃないかと思います。日本初演でのクリスティーヌを演じた程の歌声の持ち主だったわけですし、私はまだ素敵な歌声だった頃の野村さんの舞台から観ているだけに、李香蘭など、相当に厳しいコンディションで歌われていたのを、かなり悲しく思いながら観ていました。ここ近年はストレートプレイの出演が多かった彼女が、数あるレパートリーの中でも、特に難曲の多いエビータ役に再び挑むというのは、相当な覚悟が必要だったことと思います。今回はまさしく「女優魂」を垣間見るような、鬼気迫るエバの演技には圧倒されました。

さて……冒頭でも書きましたが、ついに劇団四季は福岡を撤退してしまうことになったわけです。「撤退ではない」と報道等によると浅利さんは言ってますけど、これは完全に「撤退」です。劇団四季は福岡を見捨ててしまったのです。

ちょっと恨み節っぽく書いてしまいましたが(笑)、確かにここ近年の福岡シティ劇場は、いつ撤退してしまっても不思議がないほど、観客数が落ち込んでいました。以前このブログでも書きましたが、あのヒットミュージカル「マンマ・ミーア!」が数ヶ月で終了してしまうなんて、他都市では考えられないことでした。

四季側はよく「福岡の観客は熱しやすく冷めやすい」だの、「福岡では観客が育たない」だのと言いますが、こうした発言は正直いって、福岡県民の神経を逆撫でるだけだと危惧しています。福岡県民の文化センスが低いとでも言いたいのか?と…。

私は四季のやり方に疑問を感じていました。

まず、なんでいきなり専用劇場を、決して劇団四季が定着していたとは言えない福岡に作ってしまったのか?という疑問を、特に観客動員が低迷し始めた頃からは持ち続けていました。

四季の福岡公演がそれまで全然なかったわけではありません。
百道(ももち)での「キャッツ」ロングランも成功していますし、全国公演などでも数日間規模の上演はありました。

福岡シティ劇場が出来た1996年当時、関西から東側では四季も幅広い観客を掴んでいましたが、関西から西側には専用劇場はもちろん、四季が継続的に公演を打つ劇場なんて一つもなかったのです。

四季やミュージカルに興味を持たない私の周りには、いまだに「劇団四季って九州の劇団だと思ってた~」なんて言う人がいる始末です(笑)。全国的にミュージカルや新劇で活動している老舗劇団だということすら知らない人がいるんです。

そんな土地にいきなり「専用劇場」ですよ。

まだ東京の「四季劇場」もない時代です。仮設の専用劇場なら東京や大阪、名古屋などにありましたが、常設専用劇場はまだ存在していなかった、そんな時代なのに、決して四季に馴染みがあると思えない福岡に専用劇場が建ってしまったわけです。

最初は好調でした。そりゃそうですよ。だって物珍しいから(^^);

私はちょうど大阪から福岡へ移住する頃だったので、単純に喜びましたけどね。福岡へ移住を決意した理由の一つは「福岡シティ劇場があるから」でもありましたし(笑)。

ところが、「オペラ座の怪人」「美女と野獣」「キャッツ」などのロングランは成功するのに、短期公演や小規模な公演、ストレートプレイに至ってはガラガラな日も多く、そういう公演でもチケットが取りづらかった大阪との大きな違いをまざまざと感じました。

四季の公演が福岡で成功しないとは私は思いません。

ただ、もっと地道な種まきが必要だったのではないでしょうか。

大阪でも名古屋でも、最初から今みたいな成功があったとは思えません。
地道にチケットを団員が売り歩き、企業を回り、次第に定着し、そうした下積みがあってこそ「キャッツ」が大成功し、今の四季があるのではないでしょうか。

結局は、大劇団だという「おごり」が、結局は今回のような事態を招いてしまったのではないかと思うのです。大劇団だから、他の土地で成功してるから、福岡にいきなり大劇場を建ててしまっても大丈夫、みたいな「おごり」が…。

現在、広島や仙台で1~2ヶ月の短期公演を実施していて、それはそれなりに成功を収めているようです。福岡も来年以降、四季はこのようなラインに乗せるつもりのようです。

むしろ最初からそうすべきだったんじゃないでしょうかね(^^);
「今さら」感が漂うのと、これまで四季を応援してきた福岡のファンが、今後も応援してくれるか?というと、やはり疑問に感じます。

「エビータ」千秋楽でも、俳優さんや浅利さんからの「ご挨拶」的なものは一切なかったし、「エビータ」千秋楽が終わってから四季のサイトを覗くと、劇場紹介ページの地図から福岡シティ劇場が忽然と消えていたのは、なんともいえない悲壮感と、見捨てられた感が漂いました。

一番痛かったのは、一度は公演すると公言しながら、土壇場で「春のめざめ」などの福岡公演を中止したことですね。やると言った以上は、赤字を出してでも絶対に実施するべきだったと思うのです。経営が苦しい中小規模の劇団ならともかく、一度は上場の噂すら流れた四季ですよ(^^); そりゃ赤字で多少は傷むかもしれませんが、「次」に繋げる投資だと考えて実施するべきでした。やはり「公約破り」は批判されますよね。

それから浅利さんが、福岡公演を存続させるため、無理してチケットを多く買おうとするファンに対して、こんなことを言っていました。

これまでに劇場に足を運ばれたことのない方を、ぜひお誘いいただきたい。(中略) 初めての方でも、一度ご覧いただければ、「掴んで離さない」という自信があります。(ラ・アルプ 2010年3月号)

えぇ、何度か連れて行きましたよ。
これまで劇場に足を運んだことのない人を。。。

……しっかり離れていきましたが(^^);

単に好みに合わないとか、そういうこともあるとは思います。
が、浅利さんが胸を張って言うほど、今の四季は、

すばらしくなんかない!!」(by シンバ)

私自身は好きな演目もあるし、好きな俳優さんもいるから、四季の舞台は今後も観に行きますが、それでも「学芸会」のような芝居に当たってしまうことはあります。ベテランで実力もある俳優さんたちが、この10年間だけ見てみても、一体どれだけ四季を離れて行ったか…。

それなのに劇場はさらに増える一方。福岡は撤退しても札幌に新劇場を作るつもりらしいですし、今後も上演演目はどんどん増えるんでしょうから、質が落ちて当たり前です。

浅利さんは都合のいいときだけ「四季は劇団だ」と言いますが、今の四季を見ていると劇団というより「エンターテインメント企業」です(^^); ショーをやるんならそれでも良いでしょう。海外のネームバリューのある作品を一手に引き受けて、ビジネスとしては信任の厚い四季ですから、廃れることはないと思います。

しかし、劇団としては……果たしてどうなんでしょうか??

私が「四季の会」に入って、かれこれ16年になります。

あの当時はまだ専用劇場もありませんでしたし、今ほど「儲かって」はいなかったのかもしれませんが、いい舞台、いい俳優も多かったです。

今は……好きで観に行く作品も当然ありますが、なんとなく惰性で観に行っていた演目も多いのは事実です。そして、俳優の演技力などに満足できなかったことも決して少なくはありません。

福岡シティ劇場からの四季撤退については、こんなことを色々と考えさせられてしまいました。

言いたい放題に、そして若干厳しく書いてしまった点もありますが、長年応援してきた身だからこそとご理解頂ければと思います。

シャボン玉とんだ宇宙までとんだ

2010年05月01日 23時46分37秒 | ミュージカル/演劇
広島ALSOKホールへ、音楽座ミュージカル「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」を観に行ってきました。昨年大阪で観てから約1年ぶりになります。

本当に何度観ても素晴らしい作品です。今日は主演の高野菜々さんが広島出身ということもあって、まさに「故郷に錦を飾った」主演女優に対して、ご当地の人々は温かく惜しみない拍手を送ってくれていました。

このブログでは書けませんでしたが、私にとっての「シャボン玉」は、映像、生舞台を通じて、全編を通して観たのは、昨年の大阪公演が初めてでした。それまでもビデオ等で、断片的に土居裕子さん、今津朋子さん、矢口容子さんなどの佳代を観てきましたが、リアルタイムでその時間を共有した佳代は菜々ちゃんが初めてだったんです。

今日も菜々ちゃんの佳代は、本当に輝いていましたよ。透き通るピュアな歌声が心に染み渡りました。昨年に比べて芝居にもますます磨きがかかったように感じました。残念ながら私は観に行けませんでしたが、昨年「泣かないで」で難役ミツ役なども演じたことで、より深みのある芝居が出来るようになったんじゃないかと思います。佳代の表情や歌声で思わずウルッときてしまうのです。実に末恐ろしい平成生まれな女優さんです(^^);

あの「音楽座的な歌い方」というと、分かる人には分かってもらえるでしょうか。訴えるように前のめりで自分の気持ちを切々と歌う……このスタイルから、四季などでは味わえない感動が心にストレートに響いてくるのです。そしてそれがたまらなく心地よい。菜々ちゃんもかつての土居裕子さんのような存在に、いつかはなれる女優だと思いますし、そうなって欲しいと願っています。

他のキャストの皆さんも、本当に素晴らしかったです。以前このブログにもコメントを頂いたことのあるゆうきさんは、今回は藤さんだけでなく和子役も演じておられましたが、これが意外なほどにハマリ役でした。今回こそご挨拶したかったんですが、残念ながら終演後のロビーのすごい人だかりに見つけることができませんでした(^^);

安中さんの悠あんちゃんは、本当に優しくて、佳代を包み込む温かさが伝わってきて、すごく良かったです。イメージ的には(ビデオ「ジャストクライマックス」の影響もあって)、畠中洋さんの悠あんちゃんが私にとってはベストだったのですが、初めて全編とおして観た悠あんちゃんが安中さんで本当に良かったと思います。

それにしても、この作品そのものの持つ素晴らしさはただごとではないです。初演から20年経っても全く古びることのない輝き。音楽座の原点といえるスピリッツがこの作品には溢れているんだなと…。日本のオリジナルミュージカルとしては、20世紀最高の傑作だといっても決して過言ではないでしょう。

あんまり書くとストーリーのネタバレになりますから避けますが……

10年待ったんですよ!

佳代も、悠介も…。

これを「愛」と呼ばずして何でありましょうか。

私に久しぶりにブログを書かせただけのパワーがこの作品には詰まっているのです(笑)

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ということで、大学を卒業した記事を書いてから、もうかれこれ1年以上も放置してしまいまして、その間にもこんな放置ブログへアクセスして頂いていた皆様もたくさんおられたみたいで、本当に申し訳ない限りでございます。

ええ、実は失踪していたのでございますよ。
いや、もちろんネットの世界だけの話ですが(^^);

日々の生活で……主に仕事で溜まるストレス、フラストレーションの数々。

趣味の世界を楽しく生き、楽しく語るために始めたこのブログですが、趣味を以前のように楽しむ余裕のない自分には、次第に駄文でも書くことが苦しくなり、そのたびに「もっと気楽にやろうよ」と思いはするものの、なかなか前へ踏み出せない心理状態が続いておりました。

そのうち、次第にネットで知り合った皆様とも少し距離を置くような格好になってしまい、不義理なことこの上ない状態になってしまったことは、この場でお詫びいたします。

そういえば以前、彼女ができた云々、こっ恥ずかしいことをここで書きましたが(笑)、その彼女とは現在進行形で続いております。事ある毎に私の過去のブログを引っ張り出しては色々とツッコミを入れてくれるので、恥ずかしいことこの上ないです(^^); まぁ、私にとっては、かけがえのないパートナーであります。「シャボン玉」を観てると、なんだか私ら2人と悠あんちゃん&佳代を重ねてしまうのですよ(^^); それで余計にウルッとしてしまったり…。なんにせよ、大切な人がいるというのは心強いものです。別に破局して傷心したからブログから消えたとか、そんな理由ではないことだけ一応ご報告をば(笑)。

とりあえず、今回は「シャボン玉」を観て、何か書きたくなったので、思いっきり久しぶりに書いてみました。次にいつ書くことになるか分かりませんが…またいつの日か(^^);

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