月あかりの予感

藤子不二雄、ミュージカル、平原綾香・・・好きなこと、好きなものを気の向くままに綴ります

おわびとお願い

2011年01月16日 00時48分15秒 | このブログのこと
昨年から何件かコメントを頂いていたみたいなのですが、膨大な量のスパムコメントに埋もれてしまっていて、気づかないままになってしまっていて、申し訳ありませんでした。

久しぶりに管理画面にログインしたもので、スパムコメント以外はすべて公開処理させていただきましたが、コメントをくださった皆様からは「いまさら」感がぬぐえないかもしれません。たいへん申し訳ありません。

******

最近、以前は積極的にやらせて頂いていたような、コメント欄での交流的なもの(というよりも、mixiやメールや掲示板など、ネットを媒介としたやり取りそのもの)が、気持ち的に全くできなくなってしまいました。

リアルの世界では、全くいたって普通に元気に健康に生きている私ですが、キーボードを使って「特定の誰かに向けてものを書く」という行為そのものに、自分でも不思議なほどに恐怖や不安や焦燥や倦怠を感じてしまうとでも申しましょうか。。。

昔は積極的に、メールも掲示板もチャットもmixiも楽しんでいたはずなのに、それが全く手につかないという、困った状況です。mixiは単なるニュースリーダーに化してます。

メールやコメントを頂いても、その「お返事」が全く書けないのです。
書くことが浮かばず、書かなければと焦るほど、全く書けないのです。

※もちろん仕事上のやり取りとか、日常的に会う人との携帯メールのやり取りなんかは、全く問題ありません。そこまでできなくなったら生活できません(汗)

別に具体的に何か嫌がらせを受けたとか、そういうことは一切ありません。
スパムコメント…と冒頭で書きましたが、そんなのはメールでも何でも日常茶飯事だし、読んでさえいないので全く気になりません。

こういう症状を「病んでる」とでも呼ぶのであれば、もしかしたらそうなのかもしれません。

このブログは、基本的に「特定の誰か」に向けて書いているものではないので、適当に書き散らかしたいと思っています。私と趣味趣向が合う方がたまたま見つけて、ひまなときに読んでくだされば…と思って書いていますので、これからも気が向けば書きますし、気が向かなければ何ヶ月、何年でも止まってしまうかもしれませんが、気が向いたときにちょくちょく読んでやって頂けるとうれしく思います。

ただ、上のような状況なので、コメントにはお返事ができません
勝手を言いまして申し訳ありませんが、その点だけはご了承いただければと思います。

完成したパズル(1)

2011年01月16日 00時17分44秒 | ミュージカル/演劇
音楽座ミュージカル「ホーム」。

かれこれ15年越しで観たいと思い続けてきたこの作品を観るために、1/15に日帰りで大阪まで行ってきました。

実はこの作品をやっぱり観に行こう!と決意したのは、ごく最近なんです。

だから、チケットもあまり良い席が残っていなくて、かろうじて2階席の最前列、下手側の一番端っこ…ちょっと見づらい席でした。

決心がつかなかった理由は、まず金がないこと(笑)

それに2月に相方と、マイホームタウン・ハウステンボスへ帰国(笑)する予定がありまして、今の私にはミュージカルよりも、そっちの方が重要でしたから。(ハウテンの魅力については、いつか語ります・笑)

さらに相方はミュージカルが大の苦手ですので、一人でミュージカルを観るためだけに大阪まで行くのも、お金があればともかく、工面してまでそれは馬鹿らしいし…と、そんな思いがあったのも事実です。

しかし、「ホーム」は私にとって、非常に非常に特別な作品でした。

特別と言っておきながらアレですが、通して観たことがなかったんです。

その昔、1994年頃に、音楽座を特集する番組がWOWOWで放送されました。

「こころを照らす星たち」…そんなタイトルだったかと思いますが、ちょうど当時新作として作られていた「ホーム」を特集していたのです。

それは、「ホーム」の名シーンがいくつか紹介された、言うなれば「ホーム」という作品のパズルピースが、断片的に散りばめられたようなものだったのです。

「ホーム」だけでなく、様々な音楽座作品の映像、当時の所属俳優のインタビューなど、見ごたえたっぷりの2時間番組で、ビデオが擦り切れるほど、当時のヨメと、繰り返し繰り返し観ていたものです。

「ホーム」は、ストーリーはあまりよく分からないものの、畠中洋さん、今は劇団四季にも客演されている土居裕子さんたち、いわば当時の黄金メンバーの歌う名シーン、それから佐藤伸行さんの結婚式でのスピーチのシーンが非常に印象的で、物語も分からないのに、目頭が熱くなるような思いにさせられていました。

結果的に、当時の音楽座カンパニー(現在のRカンパニーの前身)としては、この「ホーム」が最後の「新作」だったのです。それ以降、「アイ・ラブ・坊っちゃん」「星の王子さま」「マドモアゼル・モーツァルト」などが上演され、それらは観劇できたものの、すべて再演でしたし(「星の王子さま」は一応新作でしたが、「リトル・プリンス」のリメイク的な作品でしたから)、それからまもなく惜しまれつつ1996年に解散してしまいましたから、「ホーム」は初演以来、一度も上演されることがなかったのです。

Rカンパニーとして、音楽座が事実上の「復活」を遂げたとき、そのときは未見だった「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」も当然観たかったのですが、前述の番組を観まくっていた経緯もあって、「ホーム」の再演を心から待ち望んでいたのです。

そんなにも思い入れのある作品が再演されるというのに、貧乏という病は私の心を蝕んでしまいまして(笑)、なかなか行く決心がつかずにいました。

※個人的には、地元・福岡とは言わないまでも、せめて広島で公演してくれれば、もう少し行きやすかったのですが(^^);

しかし年末、元旦から仕事ということもあり、まったく年末年始的な気分を味わえずにいた厭世的な気持ちも手伝って、ようやく観る決心がついたのでありました。

…この項、つづく(笑)

Twitter