月あかりの予感

藤子不二雄、ミュージカル、平原綾香・・・好きなこと、好きなものを気の向くままに綴ります

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巴里のアメリカ人

2012年05月17日 21時08分42秒 | 映画/テレビなど
今さらながら、ジーン・ケリー主演、ガーシュイン音楽のミュージカル映画「巴里のアメリカ人」(1951米) を観ました。

クライマックス18分間におよぶイメージ・シークエンスはもちろん、ケリーのダイナミックなダンスと、ガーシュインの名曲の数々がたっぷりと堪能できる傑作です。ヒロイン・リズ役を演じたレスリー・キャロンもまた、とてもチャーミングで良かったです。個人的にはアダムの演奏イメージのシーンもまた楽しかったです。

……が、ストーリー的には……
結局、リズは二股かけてたわけですよね(^-^);

ほろ苦い別れの後の、長時間にわたるイメージ・シークエンス。ダンスと音楽をしっかり楽しみつつも、この話をどうやって落とす気なんだと考えてたら、まさかのラストに呆然としてしまいました。

ミロはまだ分かるんです。パトロンの立場で、ジェリーを恋しくは思いつつも、ジェリーの方はミロを最初から恋愛対象としては見てませんでしたからね。

しかし、結婚まで本気で考えてリズと交際していたアンリの立場は一体(^_^);

まぁ、いまだに個人的な苦い経験を引きずっているらしく(笑)、こういう展開の話はあんまり素直には楽しめない私なのでした(´д`);

それはそれとして、往年のMGMミュージカル映画を、ここ数年ちょくちょく楽しんでいます。四季の「ウィキッド」を観る前には「オズの魔法使」を改めて観て、ハマってDVDを買ったりもしました。「踊る大紐育」「雨に唄えば」「イースター・パレード」など…。「ザッツ・エンターテインメント」シリーズをDVDで観た影響も大きいんですけどね。

しかし、フレッド・アステアにせよ、ジーン・ケリーにせよ、やっぱり尋常ではない程に美しいダンスシーンには惚れ惚れしてしまいます。映画本編はまだ観ていない作品も多いのですが、YouTubeなんかでダンスシーンを楽しんだりしています。

かつて向田邦子さんは、ジーン・ケリーのことを「体操の先生みたい」と言われたそうですが、今回「巴里のアメリカ人」を観て、分からないでもないなと思いました(笑)。アステアは気品にあふれる優雅なダンス、ケリーはダイナミックでパワフルなダンス、というようなイメージでしょうか。どちらも好きなんですけどね。「雨に唄えば」では、ドナルド・オコナーのコミカルなダンスも忘れられません。

こういうミュージカル映画は、今ではなかなか作られないのが、残念といえば残念ですが、やっぱり時代なのかなぁとも思います。

巴里のアメリカ人 [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ

ウッディ&バズ

2010年07月23日 22時24分49秒 | 映画/テレビなど
映画を観に行ったついでに、近くにあったガシャポンを相方に回してもらったところ…

1回目にウッディ、2回目にバズが見事に出てきました

ただし、今日観に行った映画は「トイ・ストーリー3」ではなく「踊る大捜査線3」だったんですが(^_^);

「トイ3」も「アリエッティ」ともども、近々行く予定ですけどね。

さて、その「踊る3」ですが……

やっぱり、私にとっての「踊る大捜査線」は、最初の「THE MOVIE」で終わってたなぁという印象でしたね。2の時も残念でしたが、3もまた残念な感じでした。あのドラマシリーズ~劇場版第1作は、まさしく「名作」だと思っていますが、あの頃は何か「神懸かってた」ような気さえします。2からはどうもしっくり来なくて…。

ちなみに「交渉人 真下正義」と「容疑者 室井慎次」は、いまだにもって観ていない私ですので、登場人物の何人かについては、それが誰なのか全く分からなかったり(^_^); どうしても観る気が起きないんですよ。室井さんファンなのにもかかわらず。。。

今となってはあまりに豪華すぎるキャストということもあってか、どうしても大作路線にせざるを得ない大人の事情は分かりますが、ドラマのこぢんまりとした空間で繰り広げられた作品だからこそ、面白かったのではないかなと思います。

ということで、タイトルにかかわらず「踊る3」のお話でした
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久しぶりに「耳をすませば」

2008年09月08日 01時22分48秒 | 映画/テレビなど


久しぶりに「耳をすませば」のDVDを観ました。

生き方に迷ったとき、生きることが辛いとき、何故だか無性にこの映画が観たくなってしまうのです。

もはや「生き方に迷った」…なんて青臭いことを言っていられるトシじゃないですし、自分の中に「宝石の原石が眠ってるかもしれない」なんて可能性を信じていないで、きっぱり「そんなもん眠ってない!」と認めなきゃならない時期すら、既に通り過ぎているんですけど、それでもやっぱり……耳をすましたくなってしまうことがあるんです。

もう13年も前の作品になるんですね…。大好きなアニメーター・近藤喜文さんの、劇場長編の監督作品としては、これが最初で最後になってしまったんですけど、この作品を遺してくれて良かったと、今となっては思います。スクリプトや構成、構図には宮崎駿さんテイストが溢れていますが、この作品の背後に流れる「空気」からは、近藤さんらしい優しさが伝わってくるなぁと、鍋焼きうどんを頬張る雫の表情や、エンディングで行き交う人々の姿を見るたび、いつも感じるのです。

さぁ、明日からも仕事ガンバロー
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ミラクル7号

2008年07月07日 13時36分25秒 | 映画/テレビなど


最近、会社で、ちょびっとだけ責任のある役職に就かされまして(笑)、それからは帰りが毎日21時頃になったりして、少々疲れ気味でございます。昨夜体重を量ると3キロも減っていたので、意外なプレッシャーを受けていたことに驚きました 責任だけは重いのに、給料は大して上がってないのが痛いです

しばらく連勤が続いた後、今日と明日は久しぶりの連休だったので、今日は唐突に何を思ったか(笑)、映画館で「ミラクル7号」を観てきました。

これは母の強いリクエストによるもので、私自身は別にそれほど期待もせず、予備知識もまるでなく(「少林サッカー」のチャウ・シンチーさんが監督だという程度)、観に行ったのですが、意外に楽しめました。途中、ドラえもんかよ!とツッコミを入れたくなるようなシーン(実は夢オチ)があるのですが、そこに思わず大爆笑してしまいました(^^);

まぁ、ストーリー的には予想通りの展開、予想通りのオチではあったんですけれど(笑)、子役のシュー・チャオくんの演技が非常に素晴らしく、とても良かったです。といっても、実際に観たのは吹替版なんですが(笑)。その吹替のディッキーくん。てっきり子役が演じているものと思いこんでいて、「この吹替の子役うまい!」と驚いていたのですが、その正体は矢島晶子さんでした…(^_^); 全くもって、あなどれない女優です、矢島さん…(笑)。

それで、ナナちゃんがまた可愛いのですよ(*^_^*) 引っ張ったり、ねじられたり、ゴミ箱に突っ込まれたり(笑)、とにかく散々な目に遭うナナちゃんですが、いじましいまでにディッキーくんに尽くそうとするあたり、なんだか妙な涙を誘います(笑)。

実は以前、ディズニー映画「おしゃれキャット」に登場するマリーのパペットが我が家にありまして、そいつがマリーにあまり似てなくて、マヌケな顔つきなのに目だけキラリンとしていて、妙にS心をくすぐられまして(笑)、マリーとは別の名前をつけて、当時の嫁と一緒にいじめて遊んでおりました(^_^); 離婚の時に嫁に持って行かれてしまったので、もう2年以上は会っていませんが、ヤツは元気に過ごしているだろうか…(笑)。そんなマヌケなネコパペットを彷彿とさせたのが、ナナちゃんなのでありました。

衝動買いその2 ピクサー作品じゃありません

2008年05月21日 23時09分17秒 | 映画/テレビなど


会社からタダ券を頂いたので、1月に同僚で親友のFさん&その娘きらりちゃん(当時9歳)と3人(まるで疑似親子状態)で観てきた作品です。お母さんの方は話について行けなかったらしく、気が付けば寝ちゃってましたけど(笑)、きらりちゃんの方は、目を名前の通り可愛くキラキラと輝かして、心から楽しんでくれていました。その姿を見て私も心が洗われるようでした

この作品、CGアニメだからということで、ピクサー作品と誤解した方もいるかもしれませんが、ピクサーは一切タッチしていない、れっきとしたディズニー作品です。私は随分前に「ダイナソー」を劇場で観て、「かつてない映像」とかなんとか前フリが凄かった割に、映画本編が私には猛烈に退屈で、その年の「金返せ映画」ナンバー1に燦然と輝いて以来、ディズニーの作るCGアニメ映画(当然「ディズニー/ピクサー作品」は除きます)に、あんまり期待が持てなくなってしまっていました。

そういう過去があるため、今回の「ルイス」も、タダ券を貰ったから観に行っただけで、全く何の予備知識も持っていなかったのです。ところが映画がスタートしてから、「良い意味でのピクサーっぽさ」に見事に引き込まれ、最後まですごく楽しんで作品を観ることが出来ました。

繰り返しますが、何一つ予備知識がなかったもんだから、作品を堪能した後、エンドクレジットで「エグゼクティブ・プロデューサー: ジョン・ラセター」という名前を見たときは、少し頭がパニックになりました(笑)。「あれ!?これってピクサー作品ではなかったはずなのに…」と思いましたが、考えてみればラセターさんは、ディズニーによるピクサー買収の後、ピクサーだけではなく、ディズニーのアニメ部門の方も統括することになったのでした。この作品に、実際のラセターさんの意向がどの程度入っているかは分かりませんけど、とても良い刺激を与えてくれたことだけは確かだと思います。

ディズニーは、2Dアニメ部門もラセターさんの意向で復活したし、「魔法にかけられて」のような面白いアプローチの名作も生まれたし、今後も素晴らしい作品を生み出してくれそうなので、大いに期待しています。

さて、この「ルイス」は、もう一度観に行きたい!と思っていたのに、仕事のスケジュールが合わなくて行けませんでした。やっとDVDが出てくれたので、これからじっくり観たいと思っています

ルイスと未来泥棒
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
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魔法にかけられて

2008年03月18日 00時40分48秒 | 映画/テレビなど


ホワイトデーの夜、仕事帰りに同僚たちと吹替版を観に行ってきました。

「ルイスと未来泥棒」を観たときに予告が流れていて、ちょっと面白そうだなぁとは思っていたんですが、実際に観てみたら本当にめちゃめちゃ面白かったです

私としては、音楽を担当しているのがアラン・メンケンさんだというのがポイント高し! 「美女と野獣」「リトル・マーメイド」「ノートルダムの鐘」…彼が紡ぎ出す音楽の数々が大好きだったので、「ヘラクレス」以来、約10年ぶりにディズニー作品を手がけることになったと聞いたときは、懐かしさと嬉しさがこみ上げてきたものです。

観る前の断片的な情報では、ディズニー自身が過去の「おとぎ話」的ディズニー作品、あるいはミュージカルを「茶化す」ような内容にも思えたので、少々戸惑いもありました。だけど、実際にはそんな単純なものではありませんでした。道ばたで愛の歌を歌い始めるという、ミュージカルが現実世界で行われたらどうなるか?というギャグとしての面白さは随所に描かれてはいるものの、たとえば「想いを伝えて」のミュージカルシーンなど、虚構と現実が見事に織り交ぜられていくアイディアの素晴らしさには息を呑みました。ラスボスが「高いところから落ちる」というお約束もしっかり踏襲されていて(笑)、一風変わった感じはありながらも、しっかり素敵なディズニー映画として仕上がっていました。

現実主義者のロバートが徐々にジゼルに惹かれ、そして「エドワード王子と結婚するのが当然」と考えていたジゼルも、ロバートを好きになっていく、その戸惑いの心情が丁寧に描かれていて非常に良かったです。エドワード王子は、昔ながらのディズニー映画の「王子キャラ」で、それが「美女と野獣」のガストンのようなギャグ的な位置で描かれているのですけど(同じギャグでも、ガストンほど嫌なキャラではありません)、彼がジゼルの頼みでデートをするシーンの戸惑い、ジゼルにとって「真実の愛」の相手が自分ではなかったと悟ったときの表情など、いい味を出してくれていました。

特筆すべきは、シマリスのピップの可愛らしさ もちろんCGなんですけど、あまりに演技派な彼に笑い転げてしまいました。ハンガーに挟まれた彼の切ない表情は必見です(笑)。

今回は吹替版を観ましたけど、今度は字幕版も観に行くつもりです。なんとジュリー・アンドリュースさんがナレーションを担当しているとのことです。「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンズ」が懐かしい…

最後に……昔ながらの音楽座ファンには、絶対に吹替版を観ることをお勧めします。「あの方」が出演しています あぁ、あの頃の「アイ・ラブ・坊っちゃん」が懐かしい……(≧∀≦)

レミー&胡桃、そして…

2007年08月16日 15時01分15秒 | 映画/テレビなど


今日は仕事がお休みなので、先程ようやく「レミーのおいしいレストラン」を観てきました。夏休み&お盆シーズンの合わせ技一本で、なかなかのお子さま率ではありましたが、朝一の回に行ったおかげで、そこまで混み混みの状態は避けることができました。だけど劇場を出ると「レミー」や「ハリーポッター」を観るらしき長蛇の列が…早起きして良かった(汗)

ピクサーの劇場用長編は、今まで日本公開時にタイトルを変更されることが基本的になかったのですが、今回は「ラタトゥーユ」という原題が、なんだかへっぽこな印象の邦題に変えられちゃったな~と、ちょっと気にはなっていました。でも日本で「ラタトゥーユ」と言ってもピンと来ない人が多そうだし、興行成績にも影響を与えてしまうかもしれないので、仕方ないのかな(^^);

それは別としてこの作品、文句なしの五つ星でした

とにかく音楽と映像の一体感が素晴らしく、まるで「歌のないミュージカル映画」のようでした。最初の方でネズミの大群を殺そうと銃を乱射するお婆さんなど、マッドなテイストも漂っていて、実にブラッド・バード監督らしくてステキ(笑)。テンポも良いし、全く飽きの来ない展開と美しい映像、小気味よい音楽に魅せられて、決して短くはない上映時間があっという間に感じました。

クライマックスの、大量のネズミたちが料理をするという、現実では絶対にあり得ないシチュエーションが、あまりにも見事な映像に仕上がっていて、不覚にも涙がこぼれそうになりました。不意に涙で視界がぼやけたのです。全く「泣き」のシーンではないのに、涙が出てしまった自分にビックリ。

ところで、最後までへっぽこぶりが目立っていたリングイニ君ですが、彼はシェフではなく、ウェイター&ローラースケートの才能があると思います

今までのピクサー路線とは少し違う雰囲気の作品ではありましたが(そういう意味では同じバード監督の「Mr.インクレディブル」もそうでした)、今後のますますの可能性を感じさせてくれる作品だったと思います。今回予告を観ることの出来た、来年夏公開予定の次回作「ウォーリー」も本当に楽しみです。


映画から帰って来てから、昨日録画しておいたアニメ・戦争童話「ふたつの胡桃」を観ました。近年の関修一さんの作品はあまり知らないのですが(「ドラえもん」ミニシアターや劇場版で原画を担当されていることは知っていましたが)、この方って本当に絵柄が変わってきたなぁ~と思います。「ペリーヌ物語」や「南の虹のルーシー」の頃と、「私のあしながおじさん」「トラップ一家物語」の頃とでも、随分タッチが変わったなぁと思いましたが、今回観た「ふたつの胡桃」も、また全く違うタッチになっていて、これはこれで魅力的でした。考えてみれば関さんがデザインした「日本人」って、私自身はあまり見たことがありませんでしたので意外でした。

内容については、戦争を扱う作品は、どうしても「人の死」ということを避けては通れないこともあって、ある程度は覚悟(?)しながら観ていたものの、やはり不覚にも涙が…。最近涙腺がゆるすぎて困ります…トシを取ったのかなぁ ラストシーンへの展開は、ある程度は予想できていたのですが、素直に感動しました。

扱われたテーマには、少し前に「ドラえもん」で放送された「ぞうとおじさん」同様、戦争という狂気の中、理不尽な大義名分で犠牲となってしまう動物たちのエピソードも含まれていました。ペットとして飼っている犬や猫の供出を国民に強要し(兵隊さんのための「毛皮を取る」という名目で)、それに逆らう者には「非国民」というレッテルを貼るという、とても信じたくないような愚行があったというのですから、戦争というものが人を狂わせることの恐ろしさを改めて感じました。


さて、今日はこれから、同じく戦争を扱った作品「夕凪の街 桜の国」を観に行ってきます。さっき「レミー」を観たシネコンでは上映していないので、先日「河童のクゥと夏休み」を観に行った別のシネコンへ…。映画館のハシゴなんて何年ぶりでしょうか(^^);

レミー♪

2007年08月01日 21時24分03秒 | 映画/テレビなど


勤務先から頂いてしまいました~

先月の成績が優秀だったチームに、たまたま所属していたおかげで褒賞として貰えたのであって、決して私個人の成績が良かったからではありません

ピクサー大好きな私は、もちろんこの映画を観に行くことは決めていたのですが、金欠病なので1,000円の日に行こうと思って(笑)、前売り券は買わずにおりました。今回、予期せずチケットを頂いてしまったおかげで、いつでも好きな日に行けることになって、メデタシメデタシでありますっ♪

その前に、今週の金曜には先に「河童のクゥと夏休み」を観に行く予定になっています。しかし九州には台風が近づいているようで、どうなることやら
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映画を2本…

2007年07月05日 23時19分53秒 | 映画/テレビなど
観て過ごしました。

サンセット大通り」と「スチームボーイ」です。

ということで、ちょっと書く時間がないので後ほど追記します。



……ということで×2、追記です。
後でちょこちょこっと追加するつもりだったのですが、眠くて寝てしまったもので遅くなりました(^^); せっかくなのでプチ感想をば…。

サンセット大通り

この映画、私てっきりミュージカル映画だと勘違いしておりました(^^); そのため、いきなり副主人公の男・ジョーがプールに死体となって浮かんでいるというシリアスなスタート(でもちょっと笑える)だというのに、一体いつになったら歌い出すんだろうなんて、的はずれも甚だしい期待をしてしまいました

勘違いの理由は、アンドリュー・ロイド=ウェバー氏によるミュージカル版(日本では未上演)が、別に存在していることと、DVDのケースに貼ってあったこのシールのせいです(^^); TSUTA○Aの嘘つき~(笑)


映画についてですが、これがなかなか楽しめる作品でした。豪邸に奇妙な執事とともに暮らす往年の名女優・ノーマと、たまたま自動車のパンクで彼女の家に立ち寄ったばかりに、数奇な運命に翻弄されてしまうジョーのやり取りが、時にはユーモラスに、時には緊張をもって展開され、一種のサスペンス的な面白さがありました。

何といっても見どころなのは、グロリア・スワンソンの演技です。節々に感じるジョーに対する狂気混じりの感情、そしてラストシーンでのゾクゾクするほどに鬼気迫る演技に魅了されてしまいました。メイキングなどによると、無声映画時代に大活躍していたスワンソンは、まさに作品の撮影当時ノーマと似た境遇にあったこと、そして執事のマックスを演じたエリッヒ・フォン・シュトロハイムは、その当時の彼女の出演作「Queen Kelly」を監督していたものの、彼女と衝突したことで撮影が中止となっており、これが彼の最後の監督作品となったことなど、どこまでが現実で、どこまでが虚構か分からなくなってしまうようなバックグラウンドが語られ、非常に興味深かったです。

作品の根底では、当時のハリウッドでの問題点などが浮き彫りとなっていたと言いますが、このテーマは現代にも大いに通じるところがあるなぁという印象を受けました。一躍有名となり、周りからチヤホヤされつつも、いずれブームが去り、人々から忘れ去られてしまう…しかし本人はあの頃の栄光が忘れられない…。芸能界でもスポーツ界でも、よく見られる光景ではないかと思います。ある意味では人間の哀しい性(さが)というものを浮き彫りにした傑作です。

そういえば「ブラック・ジャック」で、往年の名女優が久しぶりに映画出演のオファーを受けたものの、かつての美貌を失ってしまったことに落胆し、ブラック・ジャックに若返りの整形手術を依頼する……という話がありましたが、あのお話って、この映画がお話の下敷きになっていたような気がします。登場する女優の名前も「スワンソン」に似た響きの名前だったような……今は手元に本がないので、もし間違ってたらごめんなさい。

スチームボーイ

以前から気にはなりつつも、なかなか観る機会がなかった作品です。私は大友監督の映画「AKIRA」が大変好きなのですが、だからといって「大友ファン」というほどでもなく、大友さんの漫画作品は読んだことがありません(ものすごく緻密に描かれたカットを断片的に見て、驚愕したことはあります)。でも漫画作品にも興味はあり、いずれは読んでみたいと思っています。そういう立ち位置とご理解ください(^^);

結論から申しますと、結構楽しめる作品ではありました。物語も「AKIRA」に比べれば分かりやすく、「力」というものの扱い方を誤ると、それがどうしても「兵器」と化してしまう危険性を描いた……この辺は「AKIRA」とカブるところでもありますが(笑)、もしも蒸気機関が発明されたばかりの19世紀に「スチームボール」というものが存在したら…?という、パラレルワールド的な歴史世界のお話としては、楽しめるものであったと思います。

ただ、映像は確かにスゴイものの、少々退屈さを感じてしまった部分も多かった気がします。CGで処理した映像には、それほど驚かなくなってしまっているのですね(^^); 今回、音楽をハリウッド映画でおなじみの、スティーブ・ジャブロンスキーさんが手がけておられるのですが、彼の壮大なBGMの力がないと、ちょっと映像だけでは、あまり引き込まれなかったかもしれません。どうしても「AKIRA」と比較してしまいますからね(^^); あの作品は、確かに芸能山城組のBGMも強いインパクトを持っていましたが、映像の力も相当なもので、視覚と聴覚の両方にフルで訴えかけてくるものがありました。

声の出演に関しては、鈴木杏さんのことは全く存じませんが、なかなか演技も上手で、主人公のレイにはマッチしていたのではないかと思います。スカーレットの小西真奈美さんも、それほど悪くはありませんでした。中村嘉葎雄さんの声は少し聞き取りにくかったような…。「あかんたれ」の秀吉(ひできち)さんは大好きなのですが(^^); 津嘉山正種さんは相変わらず素敵な声でいらっしゃいました

「アニメ夜話」録画中

2007年06月28日 00時24分08秒 | 映画/テレビなど
現在放送中の「アニメ夜話」で、私にとってはタイムリーにも「時をかける少女」が取り上げられています。

といっても、明日も仕事で朝が早いし、今ちょっと色々やることがあるので、録画して後で観るつもりなんですが……録画中のテレビ画面(音声はミュート)に、見覚えのある人物が……。何故か知りませんが江川達也さんでした。

「時かけ」は大好きな作品なのですが、個人的に江川さんは……あんまり……好きじゃない……ぼそっ

江川さんとこの作品って、何か関わりがあるんですかね? 「時かけ」は最近観て好きになった作品なので、細田さんが監督で、貞本さんがキャラデザで、制作は角川で……という程度の知識でして、あんまり詳しいバックグラウンドを知らないんですよね(^^);

まぁ、ともかく「アニメ夜話」は、また休みの日に観るつもりです。
(小田部さんがゲストだった「母をたずねて三千里」の回も録画してあったり)
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湾岸署誕生!

2007年06月27日 20時32分45秒 | 映画/テレビなど
「東京湾岸署」新設へ 「踊る大捜査線」意識せず(共同通信) - goo ニュース

マジっすか

意識したわけじゃないって……あれだけの大人気ドラマを意識しないわけがないじゃないですか(笑)。まぁ、面白いから良いんですけど(^^);

東京湾岸署から青島みたいな刑事が生まれたら良いなぁ~♪
だけど、鏡恭一(稲垣吾郎さん)の猟銃立てこもり事件みたいなのは勘弁(^^);
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谷幹一さん死去

2007年06月26日 00時16分37秒 | 映画/テレビなど
訃報が続きます……

俳優・谷幹一さん死去 (スポーツ報知 - Yahoo! JAPAN)

世代的に「月光仮面」とか「スリーポケッツ」については、全然分からないのですが、谷さんといえば、なんといってもドラマ「あかんたれ」に登場した、うどん屋出身の作造さんでした。福岡では、このドラマ「あかんたれ」が何度も再放送されていまして、私は大ファンなのです。

古いドラマだけに、このドラマで重要な役を演じられた方のうち、石井均さん、小澤栄太郎さん、内田朝雄さんなど、既に物故された方は多かったのですが、ついに谷さんまで旅立たれてしまいました…。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
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「時をかける少女」プチ感想

2007年06月23日 03時43分42秒 | 映画/テレビなど
借りてきた4本のDVDのうち、今日は「時をかける少女」を観ました。単に「時間が一番短いから」というアバウトすぎる理由です。今日は3時には寝ないとマズかったもので…。つまり、ほとんど期待せずに見始めたわけです。

これが……なんとクリティカルヒットでした

もう、自分でも信じられないほどに面白かったのです。どのくらい良かったかというと、声優の演技力という点ではマイナスと思わざるを得ない部分も多少ありましたが、それを割り引いて考えたって十分に5つ星です。演出、作画などのレベルがただ事ではありません。劇場へ観に行かなかったことを後悔してしまうほどの素晴らしさでした。

もしかすると演出のテンポなどに「ついていけない」人もいるんじゃないかと思います。誰もが私と同じように「面白い」と感じる映画かどうかは分かりません。しかし、とても難しい思春期の感情の機微、あるいは青春という要素を、このような形で、こんなに爽やかに、こんなに自然体で、こんなに美しく描けてしまうのかという、監督などスタッフの皆様の手腕に心底から驚嘆、驚愕させられました。

私も観たばかりで、今は非常にショックが大きいです。この作品を冷静に語るためには、少し時間が必要なようです。とりあえずDVDをレンタルで済ませるわけにはいかなくなってしまいましたので、絵コンテともども購入し、作品の魅力を今後じっくり研究してみるつもりです。

それにしても、この名作が興収たったの2.6億円とは…。同じ年に公開された「ゲド戦記」は76.5億円だったといいます。「時かけ」が仮に同じスタッフで、しかしジブリによって製作・公開されていたら…。最低でも20倍は行っていただろうと思うと、本当に良い映画って何だろうと考えてしまいます。

必ずしも、たくさんの賞を取っていること=名作だとは思いませんが、この二つの作品の受賞歴を見比べると、すさまじいものがあります。参考までに一覧を挙げておきます。

※「ゲド戦記」が面白い作品なのかどうかは、私自身がまだ観ていないため、今の段階では言及を避けます。

時をかける少女
  • 第39回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門(Gertie Award)最優秀長編作品賞
  • 第11回アニメーション神戸賞 作品賞・劇場部門
  • 第31回報知映画賞特別賞
  • 第49回朝日ベストテン映画祭 日本映画 第3位
  • 第28回ヨコハマ映画祭ベストテン 日本映画 第10位
  • 第10回 文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞
  • 第30回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞
  • 第1回Invitation AWARDS アニメーション賞
  • 第61回毎日映画コンクールアニメーション映画賞
  • デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー06/第12回AMDAward 「大賞(総務大臣賞)」「BestDirector」
  • 第21回デジタルコンテンツグランプリ優秀賞
  • 第6回東京アニメアワード「アニメーション・オブ・ザ・イヤー」監督賞/原作賞/脚本賞/美術賞/キャラクターデザイン賞
  • 第31回アヌシー国際アニメーション映画祭 長編部門特別賞「feature films: Special distinction」

ゲド戦記
  • 第30回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞
  • 第3回文春きいちご賞
  • 映画芸術 2006年ワーストテン 第一位

※興行収入、受賞歴等のデータは、ウィキペディアを参考にさせて頂きました。

あぁ…3時には寝なきゃいけなかったのに、興奮で眠れそうにありません

時をかける少女 通常版

角川エンタテインメント

詳細
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映画ざんまい?

2007年06月22日 23時24分31秒 | 映画/テレビなど
えー、唐突ですが今週から「週4本映画を観るぞキャンペーン」を始めました(笑)。近所のTSUTAYAは旧作4本でレンタル料が1,000円になるということで、それで4本なわけですが(^^);

個人的に、ちょっと最近は何かと行き詰まっておりまして(笑)、そういう状況を打開するためにも、前から観たかった映画とか、ずっと前に観たけど再度観たくなった映画とか、そういうのを借りてきて順番に観ていきたいと思っています。なんで映画を観て打開できるんだ?とか、細かい事情はさて置きまして

本日借りたのは次の4作です。年代も内容も見事にバラバラです(笑)

「宇宙戦争」
スピルバーグ監督作品です。映画館でも観たのですが、久しぶりに…。

「セブン」
和久刑事を「日本のモーガン・フリーマン」と呼んだ青島刑事。その青島は、すみれさんから「ブラッド・ピット君♪」なんて呼ばれておりました。そういう関係で観たかった映画です。なんのこっちゃ(^^);

「市民ケーン」
オーソン・ウェルズといえば、個人的に上島竜兵さんが浮かんでしょうがなかった「第三の男」と……あとは中学時代に購読しつつも続かなかった「家出のドリッピー」くらいしか知らないのですが(笑)、この作品は興行的には失敗したものの、かの新聞王ハースト(今の日本で言えばナベツネさんあたり?)を敵に回した問題作だったと「メディア論」の授業で習いまして、前から観てみたいと思っていました。今日たまたま目に止まったから借りました。

「時をかける少女」
「ハウルの動く城」を監督するハズだった細田守さんの監督作品ですが、随分評判が良いので観てみようかなっと(^^); 某マイミクさんにも勧められましたし(笑)

映画を観て、何か書きたいことがあれば、このブログに書いていこうと思っています。何も書かなかったからといって、その映画がつまらなかったとは限りません。同時に何か書いたからといって、その映画が面白かったとも限りません(笑)。

さてと…いつまで続くかな?
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ピクサー3つの新作発表

2007年06月13日 23時43分45秒 | 映画/テレビなど
ピクサー・アニメーションの今後3作品の全容が明らかに! (eiga.com)
http://eiga.com/buzz/show/7631

チャップリンの「街の灯」をリメイクしたという「WALLE/ウォーリー」が個人的に気になってしょうがないんですが、続く「アップ」という作品は、70歳の老人の成長物語悪と戦うというシチュエーションから、「ハウルの動く城」と「Mr.インクレディブル」の合わせ技一本!みたいな世界が目に浮かんでしまうのは私だけでしょうか(^^); 別の意味で気になります(笑)。

トイ・ストーリー3」は、前も書いたけど…どうなんでしょう。前2作が名作なだけに心配もあります。ウッディもバズも、やはり登場するみたいですが、あのままディヴィス家(アンディ一家)の話を続けるのか、もし続けるとしたら、あれ以上どうストーリーを作る気なのか非常に気がかりです。リー・アンクリッチ監督の手腕に期待したいところです。

今年公開の「レミーのおいしいレストラン」は、主人公がネズミということで、ディズニーへの訣別の意味かと一時は言われていましたが、結局ピクサーはディズニー傘下に入っちゃいましたからねぇ。これは劇場へ観に行くつもりですけど、どういう作品になってるのか楽しみです。

気になるのは、ラセター監督作品が今回のラインナップに入っていないこと…。ラセターさんも、今やディズニー本体のアニメ部門の責任者も兼ねる立場ですから、監督までは出来ないのかもしれませんけど、そうだとすれば少し残念…。だけど、ディズニーの2D作品復活をいち早く打ち立てたのもラセターさんですから、もしかして3Dアニメの基礎を築いた彼が、 今度は逆に2D作品に挑戦するのでは?みたいな淡い期待も抱きつつ、動向を見守りたいと思います。
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