月あかりの予感

藤子不二雄、ミュージカル、平原綾香・・・好きなこと、好きなものを気の向くままに綴ります

シンエイ版オバQ設定画

2012年07月29日 11時49分57秒 | 藤子不二雄
藤子・F全集「新オバケのQ太郎」第4巻の巻末「特別資料室」に、1985年よりテレビ朝日系で放送された、シンエイ動画制作のアニメ「オバケのQ太郎」の設定画が掲載されました。設定画といっても、アニメ用のキャラクターデザイン自体というより、制作に先立ち藤子先生ご自身が描き起こされた、デザインの叩き台ともいうべきものです。藤子作品がアニメ化される際には、アニメーターの方が描くキャラクターの設定画の他に、その土台とするための設定画を、原作者ご自身が描かれることがよくありました。そのポーズが、番宣用イラストやキャラクターグッズ等に流用されたりしています。

5年ほど前に「ゆっかりしゃ~ん♪」というタイトルの記事を書いたことがあります。P子が居候する家の女の子・ゆかりさんは、元々の原作「オバケのQ太郎」や「オバケのP子日記」ではA先生が描いておられましたが、その後の「新オバケのQ太郎」ではF先生が描いておられて、しかもアニメ版のデザインはFタッチ風のデザインだったので、ゆかりさんをF先生とA先生のどちらが描かれていたか混同してしまった…という話でした(^_^);

1985年のアニメ化にあたって、原作「新オバケのQ太郎」に登場した、伸ちゃん憧れのマドンナ・河伊伊奈子さんと、以前からP子の居候先として登場していたゆかりさんの設定が統合され、新たに「河井ゆかり」というキャラが作られたのでした。P子の居候先兼・伸ちゃんのマドンナという設定が作られたわけです。

で、そのキャラクターの設定画は、やはりというかF先生が描かれていました。

基本的に正ちゃんたちから見たらお姉さんの位置づけではありますが、年齢的にはおそらく魔美くらいではないかと思います。

原作「新オバケのQ太郎」は、F先生がストーリー構成や作画の大部分を担当され、現在では藤子プロ単独のコピーライトとなっているように、このシンエイ版アニメ「オバケのQ太郎」も、基本的にはF先生側が主導して作られたことが分かります。それではA先生が全くタッチしていないのかというと、原作「新オバケのQ太郎」でも一部キャラクターの作画を担当されていたように…

このアニメ化でも、正ちゃんと伸ちゃんの兄弟だけは、しっかりA先生が設定画を担当されています。「特別資料室」では特に(A先生が描かれた等の)注釈はありませんが、ペンタッチを見れば他のキャラクターと明らかに違います。

時期的にはコンビ解消の数年前ですから、このアニメ化に際しての共同作業が、実質的に最後の合作だったといえるのかもしれません。
※ちなみに映画「忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵」の原作漫画が描かれたのはこの前年ですが、パーマン側のキャラクターを含めてすべてA先生が描いておられますから、それは事実上の合作ではありません。

今回のF全集「オバケのQ太郎」第4巻に収録された作品は幼年誌掲載作品です。幼年誌版では、正ちゃん&伸ちゃんを含めて、すべてF先生が作画されています。正ちゃんは(普段よりも幼い造形なので)あまり違和感がありませんが、伸ちゃんは……なんか違います(^^); 伸ちゃんって、原作での壊れっぷりも含めて、やっぱりAキャラなんだなぁと感じました。失恋に狂った描写とかハンパないですからね(笑)。

藤子・F・不二雄大全集 新オバケのQ太郎 4 (藤子・F・不二雄大全集 第3期)
小学館

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「ある日……」「自分会議」etc

2012年07月27日 23時32分34秒 | 藤子不二雄
藤子・F全集の今月配本は「SF・異色短編」第4巻と「新オバケのQ太郎」第4巻でした。そのうち「SF・異色短編」に収録されている作品は、個人的に思い入れが強いものが多かったです。

思い入れというよりも、トラウマでしょうか(´д`);

高校受験を控えた頃、中央公論社から発売されていた「SF全短篇」全3巻を揃え、受験の合間に幾度となく読み返していたのですが、中でも特に怖かった作品は「ある日……」です。ラストページを開くたびに背筋が凍るような思いをしていました。ちょうど東西冷戦で、大量の核爆弾が一瞬にして地球を滅ぼしてしまうような事態が、いつ起きても不思議はないほどに切迫した時代に描かれた作品です。私が読んだ頃にはソ連崩壊も近く、既に実質的に冷戦は終結していたにもかかわらず、一瞬で世界が消え去る恐怖を中学生に植え付けるには十分な説得力を持った作品でした。

そして「自分会議」…これを最初に読んだのは、古書店で見つけたゴールデンコミックス版の「ミノタウロスの皿」で、タイムパラドックスものではあるんですが、見慣れた藤子タッチで、子どもの自殺シーンが描かれるというのは、当時の自分にはあまりに衝撃で…。また、今回の第4巻には掲載されていませんが、同じ「ミノタウロスの皿」に載っていた「間引き」(全集「SF・異色短編」第1巻所収)も、青酸カリ入りのおにぎりを食べさせて、なにくわぬ顔で夫を眺める奥さんにゾゾーッとしたものでした。

他にも名作と名高い「ヒョンヒョロ」、映画「ディープ・インパクト」を先取りしたような作品「箱舟はいっぱい」、「カイケツ小池さん」(全集「SF・異色短編」第1巻所収)の決定版「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」、何とも言えない余韻の残るショートショート「T・Mは絶対に」「大予言」、「流行」という現象に対する痛烈な風刺「オヤジ・ロック」、舞台劇にしたくなるほどに台詞の美しい「カンビュセスの籤」etc……。これだけ個人的思い入れの強い作品を一堂に集められると圧巻の一言です。

SF・異色短編の中では後期の「昨日のおれは今日の敵」「殺され屋」は、比較的コメディ色が強い作品ではありますが、当時から大好きでした。他にも老後の藤子両先生のような2人が登場する「光陰」、並平凡の親戚のような一家が主人公の(笑)「並平家の一日」、ここに挙げなかった作品も含めて、非常に何度も読み返したので、台詞の隅々まで頭に入っているような作品ばかりです。F先生のストーリーテラーとしての才能が輝く作品群を、まだ読んでいない方は、これから読めるのがうらやましいくらいです(´д`)

今回、巻末に貴重なインタビューと、私も初めて読んだコマ漫画「宇宙開拓史」が掲載されているのも有り難いです。「ドラえもん」等の子ども向け作品と比べて、かなり「つっぱなしたような描き方」をしていると語るF先生。今回の第4巻に収録された作品は、その「つっぱなした」感が特に強い作品が多い気がします。F先生は、よく「子どもに夢と希望を与えた…」みたいな語られ方をします。それも間違いではありませんが、決してそれだけに留まる器ではなく、現実の厳しさ、人間の愚かさ、醜さ、儚さ、そして弱さも、しっかりと描ける作家だということを、この巻に掲載された作品を読み返して改めて感じさせられました。

藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 4 (藤子・F・不二雄大全集 第3期)
小学館

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「T・Pぼん」コンプリート

2012年03月24日 14時52分50秒 | 藤子不二雄
「藤子・F・不二雄大全集」で、待望の「T・Pぼん」第3巻が発売になりました。

なんと言っても目玉は、これまで単行本未収録だった「王妃ネフェルティティ」「ひすい珠の謎」の2本が収録されたこと。以前、潮出版社から発売された「スペシャル版」で、それまで未収録だった5作品のうち、「古代の大病院」「神の怒り」「ローマの軍道」が収録されていましたから、今回の大全集で、ようやく全作品が収録されたことになります。

初出は1986年ですから、26年の歳月を経ての初収録ということになります。「T・Pぼん」に未収録作品があると知ってから、かれこれ20年近くもの間、読みたくて仕方がなかったのですが、初出誌(コミックトム)の該当号は、古書店やヤフオクで稀に見つけても非常に高価だったこともあり、いずれは国会図書館で…などと思いながらも果たせなかったのでした。そのため正真正銘、私にとっては全く初めて触れる作品であり、いわばF先生の「新作」のような気分だったので、思わず正座して読了したのでありました(笑)。まさに感無量です。

「スペシャル版」に収録された3作品、中でも「ローマの軍道」には数ページにわたる加筆修正まであったということで、これらを読んだ時にも感動したものですが、それらの作品も含めて、こうして全集の1冊として、きちんとした形にまとまったのは本当にありがたいですね。

本巻解説での綿引勝美さん(メモリーバンク代表。「藤子不二雄ランド」等、藤子作品の編集では、まさに縁の下の力持ち的な存在。ご自身所蔵の貴重な書籍をバラしてまで、藤子不二雄ランドの版下作りなどに貢献してくださった素晴らしい方)のお話では、やはりF先生はあと1作品は描かれるご意志があったようで、それが希望コミックスの「第6巻」がずっと出なかった理由なのでしょうね。

「スペシャル版」と、今回の大全集まで未収録だった作品を読んでみて感じたのが、やっぱりF先生は、納得のいくまで加筆修正してから単行本に入れたかったんだろうな、ということです。

たとえば「神の怒り」は、ラストページが不自然な程あっさりしてるんですね。雑誌掲載時はページ数や他の仕事との兼ね合いなどの都合などもあるでしょうし、もっとダイナミックに加筆したかったのではないかと…。初出を見ても、前作「十字軍の少年騎士」から9ヶ月ものブランクがありますし、大長編ドラえもん(この時期なら「のび太と鉄人兵団」ですね)などの仕事が詰まっていたと推測されるので、F先生のお好きな古代ローマの話だし、もっと時間をかけてじっくりと描きたかったんじゃないかなと思います。

「古代の大病院」は、雑誌掲載順序としては「十字軍の少年騎士」の2ヶ月前に描かれた作品なのに、先に希望コミックス5巻に入らなかった理由は、やはり加筆修正を考えておられたんじゃないかなと思います。「ローマの軍道」は、前述の通り単行本化を前提に、きちんと加筆されて完成していました。いつ加筆されたのかは不明ですが、もしかすると、F先生が最後に直接手がけられた「T・Pぼん」の原稿だったのかもしれません。

そして今回、「スペシャル版」にさえ収録されなかった「王妃ネフェルティティ」がようやく陽の目を見ました。全集では印刷物からの復刻となっているのですが、その理由というのが「扉をのぞく画稿が修正途中で、収録が困難なため、印刷物より収録」とのこと。ファンの間では以前からこのような推測が出ていましたが、結局それを裏付ける結果となりました。はたして原稿を修復して収録するのが困難なほどの加筆修正って、どういう状態なんでしょうね。推測するに、F先生はほぼ全面的な改稿を考えておられたのではないかと…。トトメスのキャラが薄いと感じられたのかとか、ネフェルティティ像の創作部分をもっと深く描き込もうとされたのかとか…。勝手な推測にすぎませんが、なんとなくF先生は、この作品の完成度には納得されていなかったんじゃないかなと感じました。もし改稿されていたらどうなっていたか…それを読みかったです。

結果的に最終話となった「ひすい珠の謎」ですが、不思議な響きのタイトルから、どんなお話なんだろうと思っていましたが、全集2巻収録の「最初のアメリカ人」とのちょっとしたリンクもあり、とても面白く、興味深く読みました。実は私が初めて読んだ「T・Pぼん」は「最初のアメリカ人」だったんです。藤子不二雄特集号のような、1000ページ位ある本が1986年前後に小学館から発売されまして、当時それで読んだのです。子供心にものすごく不思議な印象を受け、後に書店で希望コミックスを見つけて購入し、ファンになったという経緯があります。そういう個人的な観点からも、「ひすい珠の謎」に出てくる少女ムワサが、最初のアメリカ人である彼(ぼんと、トーマス・F・ブラウン君の共通の先祖)の子孫かもしれないというのは、なんだか感慨深いです。ちょうど、ククルの子孫が春日エリかもしれない的なロマンといいますか(笑)。

しかし「ひすい珠の謎」がスペシャル版にも収録されなかった理由は…謎ですね。原稿はきちんと残されていて、加筆修正もされていないようだし…。「王妃ネフェルティティ」の未収録理由はハッキリしましたが「ひすい珠の謎」だけはよく分かりません。まぁ、結果的に収録されたんだから良いんですけどね(^_^);

藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 3 (藤子・F・不二雄大全集 第3期)
小学館

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あらためて「チンプイ」

2011年03月01日 02時18分08秒 | 藤子不二雄
藤子・F・不二雄大全集」第2期のラインナップとして「チンプイ」が刊行されました。
1997年の「完全版」発売から数えて14年ぶり!待望の復刊です。



もう数え切れないほど読み返してきた作品とはいえ、初出「藤子不二雄ランド」のB6判か、「F・Fランドスペシャル」の新書判サイズで読むことに慣れていましたから、コロコロコミックと同じA5判、しかも小学館特有の句読点つき写植(笑)。なんだか新鮮な気持ちで作品を楽しむことができました。

F先生の最高傑作は?という質問をすれば、多くの人が「ドラえもん」を挙げるだろうことは想像に難くないですが、私は一時期「チンプイ」を「ドラえもん」以上の傑作だと考えていたことがありました。もちろん「ドラえもん」が名作であり、F先生の最高傑作なのは言うまでもありませんが、F先生の児童向け作品のうち、「本流」としての最高傑作が「ドラえもん」だとすれば、「傍流」としての最高傑作は「チンプイ」だというような捉え方を現在はしています。

「傍流」というのは、一連の「ドラえもん」以外…すなわち「キテレツ大百科」「バウバウ大臣」「バケルくん」「みきおとミキオ」など、一般の知名度がそれほど高くなく(※)、連載期間が比較的短く、純粋に小学校中学年以下の「児童向け」に描かれた作品(そういう意味で「少年向け」であるSF短篇、「エスパー魔美」などは除外しています)の、いわば集大成的な位置づけを「チンプイ」は持っていると考えているためです。結果的に「チンプイ」は、「ドラえもん」を除く児童向けとしては最後の新作となり、そして足かけ6年という長期連載ともなりました。F先生がご病気をされてからは、「T・Pぼん」や「エスパー魔美」の連載を再開することがなかったのに、「チンプイ」だけは「大長編ドラえもん」と並行して連載を継続されていた点も、F先生の「チンプイ」に対する意気込みを窺い知れます。

※「キテレツ大百科」はアニメで有名になりましたが、アニメ化される以前、原作は決して知名度が高い作品ではありませんでした。

さて、私は以前「チンプイ」の最終回について考察した記事を書きました。

「チンプイ」未完結の理由を考察 (2006年10月17日)
「チンプイ」未完結の理由を考察 の補足 (2006年10月18日)

これらの記事には、今も多くのアクセスを頂いているのですが、今回の大全集の解説で、これらの考察を裏付けるような証言を、嶋中行雄さんがされているのです。

嶋中さんは「藤子不二雄ランド」編集長の肩書きで登場されていますが、当時の中央公論社では副社長も務め、のちに社長になり、退任されてからは新たに嶋中書店を立ち上げ、「T・Pぼん」コンビニ版の発刊にも携われた方です。「藤子不二雄ランド」発刊にあたって最大の功労者でもあり、「藤子不二雄Aランド」復刊の際にも協力してくださったと聞いております。藤子両先生とのパイプも深く、藤子ファンから見れば、隠れた名作の数々を世に出してくださり、さらにそれが復刊される手助けまでしてくれた、まさに恩人のような方です。

その嶋中さんが、F先生に「チンプイ」の結末について尋ねたところ、F先生は映画「エリさま活動大写真」の中で「結論じみたことは出している」と答えられたそうです。

映画「エリさま活動大写真」は、アニメオリジナルの作品で、桶谷顕さんの脚本ですから、これまでF先生はほとんどタッチしていないと、私はそう思っていたのですが、嶋中さんの証言によれば、シノプシスを提示したのはF先生ご本人だったそうです。そして最終回のポイントは、おそらく「もう一人のエリちゃん」だろうと推測されています。

そうなるとやっぱりクローン……?

今となっては、実際にどのような最終回をF先生が考えておられたかは、もはや知る由もありませんが、あの映画にヒントが隠されていると判明しただけでも大きな収穫です。

ちなみに私が初めて買ったアニメのセルビデオは、この「チンプイ エリさま活動大写真」と「ドラミちゃん ミニドラSOS!!!」がカップリングになって発売されていたもので、当時11,000円だったと記憶しています。お年玉をはたいて買いました(笑)。そしてこの映画は繰り返し何度も、本当にテープが擦り切れそうなほど観たものです。今ではDVDも2種類所有していますが(小学館から発売されたものと、「チンプイ」DVD-BOXに特典として収録されたもの)、F先生のシノプシスによるものとは全く知らずに観ていましたから、次に観るときは新たな気持ちで楽しめそうです。


さて、大全集版「チンプイ」ですが、改めて大きなサイズで読み返すと、第1話なんか、本当に絵が生き生きしているんですよね。1985年6月というと、ちょうど「のび太の宇宙小戦争」の映画公開が終了し、ちょうど今年リメイクされる「のび太と鉄人兵団」の構想を考えておられる頃だと思いますが、「チンプイ」開始当時のF先生は絶好調で、脂も乗り切っていた時期なんだなぁと、改めて感じました。私は当時、小学4年生でしたが、F先生の新作「チンプイ」が始まったことが心底嬉しくて、何度も何度も読み返した記憶があります。だから初出のF・Fランド版「ドラえもん」13巻はボロボロなんです(笑)

今の子どもたちは、当然「ドラえもん」しか知らないと思いますが、「ドラえもん」が大好きな子は、今回の復刊を機に、ぜひとも「チンプイ」も読んでみてほしいなぁと、かつて小4だったおじさんは思ったりするわけです。

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「T・Pぼん」スペシャル版発売決定!!!

2008年08月11日 19時36分52秒 | 藤子不二雄
所用で博多に来ています。

高速バスが大渋滞に巻き込まれ、どうにかホテルに到着してメールをチェックすると…。復刊ドットコムから、単行本未収録分も収録した「T・Pぼん スペシャル版」が、9~11月にかけて潮出版社から発売されるとのビッグニュースが!!!

http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68310526

だけど、収録される単行本未収録作品は「3話」とのこと。
未収録作品は5作あったはず…。まさかまた小出し…?

ともあれ未収録の「T・Pぼん」が読めるのは嬉しいニュースです。まさに20年越しの悲願でしたからね。掲載誌を買おうかと思ったこともありますが、価格が高騰しまくっていて手が出ませんでした。

まだ第3巻の収録内容が出ていませんので、続報に期待です。

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藤子・F・不二雄のパラレル・スペース

2008年08月08日 20時56分06秒 | 藤子不二雄
昨日から所用で博多へ行ってたんですけど、もうちょっとで帰るというときに、突然土砂降りの雷雨に襲われて参りました

どうにか帰りつき、いつも読んでるブログをチェックしたところ、パンポロリン!さんにてビッグニュースを知りました

なんとWOWOWにて、藤子・F・不二雄先生のSF短篇がドラマ化されるそうです!

ミッドナイト☆ドラマ 藤子・F・不二雄のパラレル・スペース (WOWOW ONLINE)

SF/異色短篇のドラマ化といえば、かつての「夢カメラ」を思い出します。あの作品は、数年前にCSで放送されたとき久しぶりに観ましたが、アイドルドラマっていうか、なんていうか…(^^); 個人的にはあんまり良い印象はないんですけど、ドラマの出来はともかくとして(笑)、藤子SF短篇がこうした形で注目を浴びるというのが何より嬉しいのです。

今回のドラマも、あらすじを読む限り、結構原作から改変が加えられているみたいではありますが、6話もあれば1本くらいは傑作があるだろう程度には期待して…(笑)。

あーや目当てですが(笑)、WOWOWに加入しておいて良かった~


さて、ここから話は脱線いたしますが、藤子SF短篇については「こんなこといいな、あったらいいな」と勝手に夢想していたことがあります。それは深夜枠などを使っての、全112作品のテレビアニメ化です。

112作品といっても、「カイケツ小池さん」と「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」のように、内容的に後から描き変えられたものや、藤子先生ご自身が封印したと思われるもの(「アチタが見える」「ボノム=底ぬけさん=」など)もありますし、長いものも短いものもありますから、短いもの3本立てで1回とか、そういうものも交えての全4クール(52話)くらいで良いと思います。

もちろん制作はシンエイ動画。演出は、かつて藤子作品を手がけた人たち…たとえば芝山努さん、楠葉宏三さんなどの重鎮から、原恵一さん、本郷みつるさんなど「ドラえもん」以外の監督を務めた中堅の方々、そして藤子作品で育った世代の若き演出家なども担当します。キャラクターは作品内容によって、富永貞義さんなどの重鎮から、これまた若手ホープまで幅広く担当!

そんな感じで、はっきり言ってあり得ない企画ではありますが(笑)、かつてOVAシリーズとして一部作品が作られた他、「週刊ストーリーランド」の一部エピソードとして作られたことはあるものの、一般の知名度が残念ながら今ひとつでしたから、再び陽の目の当たる「何か」が起きることを心待ちにしていました。

藤子SF短篇は、けだし名作です!
しかしながら、藤子ファンや漫画が好きな人以外には、ほとんど知られていない…。F先生は「ドラえもん」や「パーマン」の人、というのは決して間違っていませんが、優れたSF作家でもあるんだということを声高に叫びたいファンとしては、もっと多くの人に作品を知って欲しいんです。

今回のドラマは、そういう意味でもうってつけかなぁと期待しています。
へ~、あの藤子不二雄がこんな話も描いてるんだ~」とでも思ってもらえたら嬉しいです。

だけど……なんとなく世間には「子ども向け=藤子・F・不二雄/大人向け=藤子不二雄A」みたいな、間違った図式が定着してしまっている感もあるので、今回もA作品と誤解されたりしたら悲しいですが(^^); ぜひF先生の写真をバッチリ使って、「ドラえもん」の作者のもう一つの顔であることをアピールして欲しいですね。

関連番組として「S、F。(少し、藤子。)」(仮題)というものも作られるそうで、こちらもドラマ本編以上に(笑)、期待しています
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新・のび太の宇宙開拓史

2008年07月23日 00時33分04秒 | 藤子不二雄
来年の映画「ドラえもん」が「新・のび太の宇宙開拓史」に正式に決まりましたね。幼い頃から大好きだった作品だけに、リメイクはとっても嬉しいです。脚本は「新・魔界大冒険」と同じく、「ホワイトアウト」などで知られる人気作家の真保裕一さん。監督は、「あらいぐまラスカル」等、数々の名劇に携わってこられた腰繁男さん。腰監督は、どうやらNTV版「ドラえもん」でも担当演出を手がけておられた方だと思われます。「ドラえもん」という作品に携わったスタッフとしては最古参ともいえる存在(実際に関わっていた「年数」としてはまだ短いですが)なので、そんな彼が、劇場版「ドラえもん」の監督を初めて手がけるというのは興味深いところです。

今回のリメイクに関しては、期待の方がとっても大きく、あんまり不安はないです。強いていえば「今回の芸能人声優は誰を起用する気なんだろう」ということくらいで…(^_^); もう、チョイ役くらいなら大目に見るから、重要な役柄に声優経験の乏しい人を使うのは勘弁して欲しいものです…。

予告ムービーを観る限り、まずチャミーが原作風なデザインになっていた点が嬉しいです。1981年版では、可愛らしいアニメ風デザインになっていて、原作の黒目がちというか、切人みたいな目をしたチャミーとは違うキャラクターになってしまっていたのが少し残念でしたから…。そして、これも1981年版では随分改変されてしまっていた、ギラーミンとの決闘シーンを思わせる部分もありました。原作ではF先生の思い入れを強く感じるシーンだけに、今回の映画でどこまで描いてくれるのか期待したいところです。ぜひ「ニヤリ」と笑うギラーミンが観たい…!

ところで今回、主題歌は誰が歌うんでしょうね。スキマスイッチ、Mihimaru GT、絢香さんと、いわゆる「売れ線」アーティストが続いていますが、どの曲も結構映画に合っていて良かったので、今年もその路線で行くとは思うんですが……。そろそろミリオンを達成したこともある、あの方を起用して欲しいなぁと思ってしまう今日この頃…(^^); 宇宙デビューも果たしたことだし(笑)。「ドラえもん」の音楽を担当しているのは、彼女との仕事も多い沢田完さんですし、宇宙って点でもピッタリ合うと思うんですけどね……ファンの欲目でしょうか(笑)

余談ですが、最近ニンテンドーDS版「ドラクエ5」を購入しました。PS2版でもそうだったんですが……今回も息子と娘の名前は、ロップルクレムです(笑)

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舞台「のび太とアニマル惑星」断念…

2008年05月19日 12時31分37秒 | 藤子不二雄
ドラえもん のび太とアニマル惑星」が、鴻上尚史さんの演出により舞台化され、しかも北九州芸術劇場で上演されることになっていて、すっかり行くつもりで楽しみにしていたんですけど……8/2~3の上演時間中は、ものの見事に大学の単位認定試験と重なっていることが判明しました

せめて夜公演が、もう少し後の時間なら行けたんですが…。作品が「ドラえもん」という性質上、あまり夜遅くというわけにはいかないんでしょうね。

せっかくの機会だったので残念ですけど、大学の方も来春3月卒業が、ようやく現実として見えてきたので、ここで単位を落とすわけにはいかないのです

余談ですが、鴻上尚史さんといえば…。大昔「ドラクエ3」が発売されたとき、その音楽に合わせて歌ったCD/カセット「そして伝説へ…」を出したことがあります。私はそのカセットを持っていて、繰り返し聴いていました… そっち方面で懐かしいお名前です(笑)

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「のび太と緑の巨人伝」

2008年04月04日 16時56分02秒 | 藤子不二雄


3月は何かとバタバタしていて、なかなか観に行けなかったんですが、早く観ないと上映が終わっちゃう!ってことで、ようやく今日の朝イチで観に行ってきました。

ストーリーなどの核心に触れたブログ記事などは、出来るだけ観る前に読まないようにしていたんですけど、映画の印象などをざっと拾い読みしたところ、わりとネガティブな感想が多い気がして、観る前は少し不安だったんですけど、実際に観てみたら、結構楽しめる映画になっていました。とはいっても、ネガティブな面が完全に払拭されたとは言い難い面もありましたが…。

作中では、特にキー坊とのび太の触れ合いのシーン等がとても良く描けていて、私の渡辺歩アレルギー(笑)も、ようやく少しはその悪印象を拭えるようになってきたかなと思います(^^);

ちょっとここで余談を入れます。渡辺監督については、知り合いの藤子ファンの中でも好きな人がかなり多いし、あまり表立って悪口を書きたくはないんですが(笑)、私にとってはこの人の作品を正面から観ることが出来るようになったのは、リニューアルドラのキャラデザイン、そして「のび太の恐竜2006」から後なんです。しずかちゃんの萌えキャラ化とか(笑)、テレビシリーズの演出の暴走(大山ドラ時代)で、相当キライになっていたところに、映画「パーマン」の2本で「大嫌い」になってしまいましたから(^^); とくに映画「タコDEポン!アシHAポン!」は、私が小学生時代から大好きだった原作「鉄の棺おけ突破せよ」がベースと聞いて、あの名作の何をどうすれば、こんなワケクチャワカラン映画になるんじゃー!!と怒り心頭でした(笑)。そうなると「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の喩え通り、一連の感動シリーズの短篇映画も、過剰な感動演出が鼻につくようになってしまったのでした。

今回の「緑の巨人伝」では、確かに多少くどい点もあったものの、以前ほどは気にならなくなってきました。むしろキー坊との触れ合いは心地よくも感じられました。

ただ、今回の映画を観て……渡辺監督は、ジブリ作品に何かコンプレックスでもあるの?と思ってしまいました。

キー坊と一緒に空を飛ぶシーン(というより、バズ・ライトイヤーに言わせれば「落ちてるだけ」なんですが)は、明らかに「千と千尋の神隠し」だし、物語全体を通して「もののけ姫」と「風の谷のナウシカ」の雰囲気が漂いまくってるし…。後半は、のび太か誰かが「あのドロドロに触ると死ぬぞ!」なんて叫びやしないかとハラハラしましたよ(^^);

私は「ドラえもん」もジブリ作品も好きですけど、別に「ドラえもん」がジブリ化する必要は全くないと思うんですよね。ストーリーの中盤までは非常に素晴らしい出来だったのに、後半、一気に難解になってしまったのは、ちょっと「ドラえもん」としてはどうかな?と思いました。映画などを観て「考えさせられる」のと「考えなきゃ分からない」のとは、似て非なるものです。近年のジブリ作品は、ちょっと後者になっているきらいがありますが、何も難解な映画がダメと言っているのではなく、観客の層の問題なんです。ジブリ映画は子どもも観ますが、大人もたくさん観る一般向け映画です。ところが「ドラえもん」は、観客の中心はまだ幼い子どもなんですから、一部の賢い子は分かったとしても、それ以外の子どもたちがストーリーから取り残されるなんてことは、決してあってはならないと思うんです。自分自身も子ども向け作品の執筆に挑戦している一人だから、子どもに楽しんでもらえる作品づくりの難しさは分かります。だから自戒の意味もこめて、そのことを強く意識せざるを得ませんでした。

たとえば、藤子先生が晩年に描いた映画原作「のび太の創世日記」は、仮に「行き過ぎて」しまったとすれば、今回の「緑の巨人伝」のようになっていた可能性があったのではないかと思います。ストーリーの類似という意味ではなく、あくまで構成上の問題です。行き過ぎそうなところを踏みとどまって、その結果として、あまり面白くはない作品になってしまった(と、私個人は思っている)のですが、少なくとも子どもが内容を理解できない領域にまでは行ってしまわずに済んだのではないかと…。「緑の巨人伝」は、大人が観ても、後半で「??」となる部分がたくさんありましたから、そういう意味でちょっと「行き過ぎて」しまったように感じました。

思い返してみると、藤子先生が原作を描いた映画「ドラえもん」シリーズは、どれだけ世界が破滅の危機に陥ろうと、ストーリー自体は非常に分かりやすいんです。SF的なメカニズムも、しっかりドラえもんの口を借りて、科学的に子どもにも分かりやすく説明してくれます。だから子どもが作品を観る上であれこれ悩む必要はなく理解できるけど、後から自らに置き換えて考えさせられる部分もしっかり描かれている…。藤子先生はそういう物語作りを心がけておられたのではないかと思います。

来年は「のび太の宇宙開拓史」のリメイクのようですが、トカイトカイとコーヤコーヤという二つの星を巡る「大人の世界の抗争」、そしてタタミの下と宇宙が繋がるという、突拍子もないほどに不思議なSF設定を、いかに子どもにも分かりやすく描いているのか、スタッフの方々には今一度原作をしっかり読み返して頂きたいものです。

それでは、その他の気付いた点を列記してみます。

ドラえもん、影薄し!!(^^); まぁ、映画の主役はのび太だし、ドラえもんがひみつ道具を使えば、物事が簡単に解決してしまう面も多いから、毎年「道具封じ」が重要なファクターになるのは理解できるんですが、今回はほとんどの道具を使えなかったこともあって、かなり影が薄い印象でした。それに、そのこともあって、今回の映画は別に「ドラえもん」じゃなくても話が成り立つんじゃないか?とさえ思いました。それって実はかなり致命的なことなのでは…(汗)。「恐竜」も「魔界大冒険」も、ドラえもんの道具があって初めて成り立つ作品世界ですけど、今回はキー坊の誕生に「植物自動化液」が必須だった、それだけのことなんですよね(^^); それって「木の妖精」とかに置き換えても、極端な話、ドラクエか何かであっても成立してしまうのでは…。ドラえもんの存在意義を考えてしまいました。

昨年に続き、金子志津江さんの作画はかなり良いです(^^) 大山ドラ時代はあまり好きではなかった作監さんなんですが(笑)、わさドラでは良い仕事をしてくれていると思います。原画スタッフに「わたしのアンネット」を手がけた竹松一生さんのお名前を発見♪ 結構当時の名劇スタッフが関わっているのも、わさドラの特徴ですね。ついでに言うとキー坊のデザインは、パンフレットに載ってる初期デザインの少年っぽいキャラにならなくて正解だったと思います。デザインはアレンジされていても、原作のキー坊らしさが残っていて、しかも可愛くなってて素晴らしいです(^^)

リーレの台詞回しに「もののけ姫」のサンを感じたのは私だけではないと思います(^^); さらに登場シーンでは、一瞬キャスティングまで、サン役と同じような過ちを犯したのでは…と思いました(笑)。登場シーンではコミカルな演技が要求されていたのですが、その辺が堀北真希さんには少し難しかったようで…。だけど、そんな不安を感じたのは最初だけで、意外に堀北さんの声はリーレに合っていたし、全体を通せば演技も堂々としていて良かったと思います。後半はほとんど違和感もなかったし、昨年の美夜子役と比べると、相武さんには悪いけど、かなり上手だと思いました。

シラー役が大好きなピルーカス監督……じゃなかった、大塚周夫さんで嬉しかったです(^^)

長老ジィ役の三宅裕司さん……第一声から顔が浮かんで仕方なかったです(^^); といっても別に演技が悪かったわけではなく、声が独特な方ですからねぇ。「愛」うんぬんの台詞はくど過ぎだと思ったけど、それは脚本の問題であって三宅さんに罪はないです(笑)。

今回の映画は子役が多かったですね。私はアニメキャラを子役が演じることには、基本的には反対の立場なんですけど、メインキャラとしての出演ではなく、あの程度のアクセントならアリかなと思いました。メインでも、キー坊役の吉越拓矢くんは普通に上手でした。コゼット(松元環季さん)も出てたし(笑)。

音楽がまた泣かせてくれました(T◇T) 沢田完さんのメロディアレンジって本当に素敵♪ ここぞ!というところに主題歌「手をつなごう」のアレンジ曲が流れるんですが、思わずウルッとしてしまいました。それ以外の劇伴も素晴らしくて、ぜひサントラを出して欲しいです。あまりにも長年にわたって手がけていた菊池俊輔さんの印象が強すぎて、わさドラ初期の頃はあまりピンと来なかった沢田さんの音楽ですけど、今ではかなりのファンになっていたりします。あーやの曲もぜひまた手がけてください(^^)

絢香さんは、今では結構好きなアーティストの一人なんですけど、この主題歌も良い曲ですね♪ 先月ダウンロード購入して、よく聴いています。ここ3年間の映画「ドラえもん」主題歌は、作品にマッチした良い曲ばかりで嬉しいです。今後、お願いだから「ホットミルク」のようなだけは繰り返さないで欲しいものです…(笑)。そして来年はぜひ、宇宙デビューを果たした平原綾香さまの起用をっ

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「緑の巨人伝」前売り券購入

2008年02月18日 22時23分39秒 | 藤子不二雄


間もなく公開される映画「のび太と緑の巨人伝」の前売り券を買ってきました。残念ながら「光る!キー坊&ドラ」は間に合いませんでしたが(^^);

実はこれ、よく見ると親子ペア券だったりします。

えっ!?いつの間に子どもが!?

もちろん独身貴族の私に子どもはおりません

同僚Fさんの娘・きらりちゃん(小4)の誕生日プレゼントとして買ってきました。

先月、Fさん&きらりちゃん母娘、そして私という、はた目から見たら親子3人状態で、ディズニー映画「ルイスと未来泥棒」を観に行ってきたのですが、彼女はわずか9歳にして、お母さんに似てハキハキした性格のお嬢ちゃんです。あまりにもしっかりし過ぎていて、こっちがタジタジになりました(^^);

普段、子どもと接する機会のない私にとっては、小学生の、しかも女の子というのは全く未知の世界で、Fさんが娘を連れてくる!と言ったときは大いに怯んだものです(笑)。だけど彼女は「ドラえもん」が大好きだということが判明し、そういう面では大いに意気投合いたしまして(笑)、ちょくちょくDVDを貸したりしております。

Fさんは「ドラえもん」の映画は観に行きたくないそうで(ドラえもんが嫌いというよりも、大山さん以外のドラえもんは許せないらしい)、もしかすると私がきらりちゃんをパパ代理として連れて行くことになりそうです(笑)。以前はお母さんがいたからどうにかなりましたが、果たして私一人で大丈夫なのだろうかと激しく不安…

だけど、今も「ドラえもん」を好きでいてくれる子どもが、わりと身近にいることは本当に嬉しいことです。「緑の巨人伝」は、決して渡辺歩ファンではない(むしろ苦手意識が強い)私の中では、期待と不安が渦巻いている作品ですが、きらりちゃんたち子どもが、素直に楽しめる作品に仕上がっていることを祈っています。

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きれいなジャイアンが…

2008年01月30日 23時48分38秒 | 藤子不二雄
なんと「きれいなジャイアン」がフィギュア化されて販売決定 (GIGAZINE)

メディコム・トイさん、やってくれました(´∀`)笑

私自身は立体物にあまり興味が沸かないし、置く場所もないので、こういうフィギュア等はほとんど持っておりませんし、これもきっと買わないでしょうけど(笑)、こういうものを真面目に作ってくれる人や企業の心意気は大好きなのですo(^-^)o

折しも先般届いた「Neo Utopia」第45号には、メディコム・トイ赤司社長のインタビューが掲載されています。同社が初めて商品化した、藤子・F作品のフィギュアは納戸理人なんですから、最初から目の付け所が違いますね(笑)。一般的にはマイナー作品である「未来の想い出」の主人公・納戸理人を最初に出したのも、藤子・Fフィギュアの第1弾は、藤子・F先生そのものを作りたかったからなのだそうです。そのあたりからして、売れれば良い的な発想とは全く違っていて、キャラクターや作者への愛を感じます。そうでなければ、一体誰がヒョンヒョロをフィギュア化するでしょうか(^_^);

きれいなジャイアンは、あまりのインパクトの強さで、今ではすっかり有名になってしまいましたが、常識的な発想ではとても思いつかないようなスゴいオチで(笑)、これこそ藤子ギャグの真骨頂の一つだと思います。
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おめでとうございま~す!!!

2007年12月06日 22時22分11秒 | 藤子不二雄
長らく更新休止中のこのブログですが、月あかりの予感的には外せない大イベントが起きたため、ちょいと臨時更新いたします(^^);

そう……ついにやって来たのです


単行本の表紙を元に、アニメタッチで描きおろされた各巻パッケージという心ニクイ演出


予約特典のどんぶりはコレ。もちろん科法ならぬ家宝ですから使えません


フタをあけると……またツボをついてくださる


コレがブックレット。本郷みつる監督、堀絢子さん、林原めぐみさん、佐々木望さんのコメントと、各種設定資料が満載


今日は仕事だったのですが、母から「届いたよ♪」というメールをもらった私は、業務終了と同時に会社を飛び出して、猛スピードで帰宅したのでありました。

まずはパッケージなどの写真を撮りまくり(それが↑の写真群)、とりあえず特典のサントラCDをiTunesにインポート。半分ほど聴いたところで、「チンプイ」のあの話、この話の情景が頭の中を駆けめぐり、目頭が熱くなってしまった私は、たまらなくなって本編を観ることにしたのでした。

でもその前に……。まずは特典映像を立て続けに観ました。収録内容が、ファンからは非常に評判の悪かった「魔美」のときとは違い、今回は本当にスゴイです。

・番宣映像集(第1話予告、映画TV放映時の予告映像など/8巻)
・アイキャッチコレクション(9巻)
・ノンテロップOP/ED(10巻)
・劇場版TV放映時に作成されたブリッジアニメ(11巻)
・各巻に林原めぐみさんの新録コーションメッセージ

もう、フロンティアワークスさんに足を向けて寝られません(笑)。発売が決まった時点では想像も出来なかったような、あまりにも素晴らしい収録内容に放心状態です。

ひとしきり特典映像を満喫した後は、とりあえず第1回から第3回までを続けて観ました。まずは「はるか宇宙…」で始まらないオープニングに超感動 ちゃんとシャボン玉を飛ばすシーンもあって、やっぱりこっちのオープニングの方が絶対にイイです。(「はるか宇宙…」のナレーション入りオープニングは、なんか視聴率対策のためのテコ入れだったのだそうです)

そしてエンディングの名曲「シンデレラなんかになりたくない」の後は、待ちに待った次回予告 やっぱり、コレがなくちゃいけませんよ。

ほいでもってチンプイ!
いいことあるよ!」(後に「あるわよ!」に変わる)

このチンプイ&エリちゃんの掛け合いを聞くために、○万円はたいたのでありました(笑)。

今回、私は本編&劇場版を「作品が発表された順」に観ていきたいと思っています。つまり、第1回から始まって第7回まで観たところで、スペシャル回「宇宙的超一流デザイナー」「エリさまはキョーボー?」を観ます。その後は第8回~第16回を観たら、劇場版「エリさま活動大写真」を観ます。そして第17回~を順番に観ていくという趣向です。だから、テレ朝チャンネルで放送されず、10年以上ぶりとなるスペシャル回は、早く観たくてたまらないのですが、グッと我慢しております。

明日は「チンプイ」DVD-BOX発売だからという理由で(笑)、会社は休みにしてありますので、朝からじっくり堪能したいと思っています


さて……このブログですが、年末年始頃には本格的に再スタートできるように頑張りたいと思っています。長い間ほったらかしで、読んでくださっている皆様、コメントを頂いた皆様には、本当に申し訳ありませんが、まぁ私にも色々とございまして…(^^); 着々と再開プランを考えているところです

これからもお付き合い頂ければ幸いでございます
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藤子アニメのDVD-BOXについて

2007年08月13日 00時35分03秒 | 藤子不二雄
12月発売の「チンプイ」DVD-BOXですが、公式サイトによりますと、幻となっていたSP回「宇宙的超一流デザイナー」「エリさまはキョーボー?」の2本が、無事に収録されることが正式に決定した模様です。(指摘マンさん、情報ありがとうございました)

また、以前フロンティア・ワークスさんから頂いたメールでは、OP/EDは可能な限り放送当時の内容に合わせる(著作権上の権利表記のみ差し替え)との回答を得ております。次回予告は最初から収録が発表されていましたし、SP回、オリジナルOP/ED、劇場版、そして特製のサントラCDまで付いてくるとなれば、ほぼ「完全版」と呼ぶにふさわしい内容でリリースされると見て良いかと思います。これで私はようやく一安心です。

もっとも、何をもって「完全版」と言えるのかは、判断の難しいところです。もっと細かいことを言えば、ドラえもんたちとの共演シーンも入れて欲しいとか、色々な意見はあるかと思います。ただ、その辺りは本当にフィルムが現存していない可能性もありますし、現存していたとしても、「ドラえもん」の方の権利絡みで難しいのかもしれません。ただ、これらは収録されれば嬉しいけど、入ってないからと言って、私にとっては購入NGになるほどの要素ではありません。

私がアニメの「DVD-BOX」なるものを購入するのは「魔美」と、そしておそらくこの「チンプイ」で、当面は打ち止めになることでしょう。とてもお金が続きません(^^); 逆に、乏しいお小遣いをはたいても、この両作品のDVD-BOXを買ったのは、この2つの作品が私にとって特に大切な作品だったからでもあります。

振り返ると、本当に「エスパー魔美」のDVD-BOXの収録状況は残念でした。まず上巻は次回予告が入っていないし、DVD化されていない劇場版もありません。テレ朝チャンネルと変わらない収録内容で、とても「完全版」などの呼べるシロモノではありませんでした。特典として付けられたCDも、ハッキリ申し上げて、その意味が全く見いだせない内容のものでした。それらの点に不満を抱き、長年DVD-BOXの発売を願っていながら、抗議の意味で購入を断念されたという話さえ聞きます。きっとその方は断腸の思いだったことと思います。

だけど「魔美」でファンからの要望などが寄せられたからこそ、今度の「チンプイ」は、出来る限り完全なものを作ろうと、フロンティア・ワークスさんも努力してくれたような気がします。仮に「チンプイ」が先に出ていたら…。「魔美」当時に次回予告を収録して欲しいという要望が出てなかったら……。あるいは、もっと悲惨な収録内容になっていた可能性は高いです。

シンエイ藤子アニメは、現在CSの「テレ朝チャンネル」で、大部分を放送しています。「魔美」も「チンプイ」も何度か全話放送していて、私もその録画を押さえてあります。にも関わらずDVD-BOXを購入するのは、もちろん作品が大好きなので、製品を手元に置きたい思いもありますが、それに加えて、テレ朝チャンネルでの放送が「完全ではないから」というのも大きな理由です。

そもそも、テレ朝チャンネルの藤子アニメ(「つるピカハゲ丸くん」「おぼっちゃまくん」なども含む)の放送内容はヒドすぎます。「パーマン」「忍者ハットリくん」などに至っては、OP/EDは使い回しで、各話のスタッフ・キャストなど調べようもありませんし、「パーマン」の音楽担当者テロップも間違ったままです。次回予告なんぞ、当然のごとくバッサリカット。最近はようやく完結したものの、「パーマン」や「ハットリくん」など、放送回数の多いものは、突然第1話からリピート放送を始めてしまい、最終回まで録画するのに何年もかかるという、信じられないような事態を繰り返していたようです。

あれほどヒドい内容で放送をしているCS局って、テレ朝チャンネルくらいじゃないでしょうか。「パーマン」「オバQ」が完結してからは、もう観ることもなくなったチャンネルではありますが、いい加減もう少しマトモな編成をして欲しいものだと思います。それがテレ朝チャンネル側の方針か、シンエイ動画の方針なのかは分かりませんが…。

それだけにDVD-BOXの収録内容は重要です。「忍者ハットリくん」もDVD-BOXが発売されていますが、私は見向きもしませんでした。何故なら最低限必要な条件と思われる「全話収録」が果たされていなかったからです。藤子アニメは確かに子ども向け作品が多いので、ある種の「消耗品」のように扱われてしまう面はあると思います。テレ朝チャンネルの放送形態は、まさしくそれを如実に表しています。しかし、子どもが高価なDVD-BOXを、しかも自分が生まれる前に放送していた作品のものを購入するケースなんて多くありません。当然、当時の作品に思い入れを持つ大人が購入するのですから、あまり適当な収録内容のものは発売して欲しくありません。今後も「パーマン」や「怪物くん」「21エモン」など、発売される可能性は十分に考えられると思いますが、私自身が購入できるかどうかは別として、ぜひ我々マニアの心情を理解したものを製作して頂きたいと心から願っています。

(追伸)
「チンプイ」DVD-BOXの公式サイトでは、コミケで配布されるとの「チンプイうちわ」の写真が載っていますが、このイラストはどうも描きおろしに見えます。DVD-BOXのジャケットなどに使用されるのかもしれません。ただ、この手のイラストは、「ハットリくん」や「魔美」では富永貞義さんが担当していましたが、「チンプイ」に関しては違うようにも見えなくはありませんが……これは誰が描かれたのでしょう(^^); いま公開されている写真が小さいから分からないだけで、実は富永さんなのかもしれませんが(笑)。いずれにしても、当時のアニメーターによる「チンプイ」の描きおろしイラストが見られるみたいなので、本当に楽しみです。「チンプイ」放送終了後、新たに描かれたチンプイやエリちゃんを見られる日が来るとは思ってもいませんでしたから、まさに感無量であります
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有名人さま、いらっしゃい(?)

2007年07月06日 22時31分46秒 | 藤子不二雄
俊輔がドラえもんとアジア杯“出場”(日刊スポーツ) - goo ニュース

なんか、またまた このようなことになっているようで(^^);

原作は、芸能人などの「人がた」を取るお話「人気スターがまっ黒け」のようですね。あの作品に出てきた「真田広之」ならぬ「真田ヒモ行」という名前が、もうシッチャカメッチャカにツボでありまして、真田広之さんが出演していた、たとえば「ラストサムライ」などを観ましても、思わず「ヒモ行」という名前が頭にフラッシュバックして笑ってしまうほど、強烈なインパクトがありました(^^);

どうやらアニメでは、これに登場する有名人を、実在の人物でやってしまうというわけですか…。次回予告を観る限り、あまりに微妙な造形の、アニメ化された中村選手や、有野課長…じゃなかった有野さん、猪木さんに苦笑するしかありませんでしたが、わざわざご本人に声でもご登場頂くわけですね~(´~`)フーン

Yahoo!やgooのニュースで、見出しに「ドラえもん」という文字が躍ると、以前は何かワクワクしながらクリックしたものですが、最近ではロクなことがないというのが定着してしまった感があります(笑)。
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チンプイDVD-BOX発売日など決定!!

2007年07月04日 21時33分06秒 | 藤子不二雄

チンプイ メモリアルDVD-BOX SPECIAL SITE
が更新されました!
指摘マンさんに教えて頂きました。ありがとうございます♪

今回の更新で、DVD-BOXのアウトラインが見えてきました。

・発売は2007年12月7日
・価格は60,900円(税込)
・全56回(112話)+劇場版収録
・全話の次回予告も収録
・特典にはサントラCDと特製ブックレット
・予約特典は「チンプイ ラーメンセット」(笑)

サントラCDの付属を知ったときには、狂喜乱舞いたしました(≧▽≦)

「チンプイ」のBGMは田中公平さんが手がけており、心に残る曲がとても多いのですが、CDとしてリリースされたことはなかったのです。放送当時から欲しくてたまらなかったのに、とうとうCDが発売されることがなかった、音楽集のCDまで作って頂けるということで、この粋な計らいには心から感謝・感激・雨あられでございます!

しかし1つだけ不安が……

全56回/112話」収録ということが強調されていて、スペシャル枠で1989年12月29日に放送された「宇宙的超一流デザイナー」と「エリさまはキョーボー?」の2本については、全く言及されていない点です。これを含めると「全57回/114話」となるハズなのです。

「エスパー魔美」のときは、同じようにスペシャル枠で放送された「マイエンジェル魔美ちゃん」の収録が明記されていたのに、今回はまたも「コンプリート」を謳いつつ、まさか収録しないのでは…という不安が頭をよぎっています。

「魔美」のときもそうでしたが、このお話は「スペシャル扱い」というだけであって、お話そのものは通常のものと何ら変わりありません。それどころか、その後の劇場版などにも何度か登場するマール星のデザイナー、デブラ・ムー氏の初登場回でもあり、このお話がないと「このパンダ誰?」ってなことになってしまいます。

この2つのお話は、単に「ドラえもん」と一緒に放送されたから「スペシャル枠」だったというだけのことなのに、どういうわけか、テレ朝チャンネルでは今まで一度も放送されたことがない「幻の回」となってしまっています。(「マイエンジェル魔美ちゃん」はテレ朝チャンネルでも放送されたことがあります)

まだ発売まで時間がありますし、このお話も収録した本当の意味での「完全版」としてリリースしてくれることを、心から祈っております。
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