月あかりの予感

藤子不二雄、ミュージカル、平原綾香・・・好きなこと、好きなものを気の向くままに綴ります

恩田美栄さん銅メダル!!

2006年11月26日 16時47分20秒 | スポーツ
恩田が3位=マイヤーが初優勝-フィギュアGPロシア杯(時事通信) - goo ニュース

先程の記事を書いてる途中で、ニュースでフリーの結果を知りました。あくまでSPを観た時点での感想だったので、特に手を加えずそのままアップしたのですが・・・私の見る目のなさ露呈してしまいました(笑)。

なんと恩田美栄さん大逆転の3位ですよ!
「メダルを賭けた争いに届くことすら難しそうです」なんて書いちゃってごめんなさい(^^); どうやらフリーでは、なんと2位だったそうで、これは演技を観るのが楽しみですね。ようやく本領発揮し始めたのに、やっぱりここで引退はもったいない気もします。ご本人も引退の撤回を匂わす発言もされているようですが、私としてもぜひ続けて欲しいですね。

それにしてもスゴイなぁ・・・日本人選手、5大会連続メダルじゃないですか!

サラ・マイアーさんは見事に逆転優勝!中国杯優勝のシェベシュチェンさんが意外にもフリーが5位に転落・・・とは言ってもSP1位ですから、総合では銀メダル、合計28ポイントと美姫ちゃんに並び、GPファイナル進出確定です。

澤田亜紀さんは、なんと5位と大健闘!中国杯でSPが4位だったのに、結果8位に転落してしまったのとは対照的に、今回はSP7位から美栄さんともども勝ち上がってきました。とてもキュートな魅力がある選手だと思うので、今後の活躍に大いに期待したいです。

全くもってフィギュアは、最後まで何があるかわかりません。あーやの名曲「誓い」の「あきらめないから」というフレーズが頭に浮かびました。

ところで、マイアーさんのGPファイナル進出について、上のリンク先の記事には

マイヤーはスケートアメリカで4位に終わったのが響いて、グランプリファイナルへの出場権は獲得できなかった。

とあるんですが、こちらの別の記事(スポニチ)では、

優勝したサラ・マイアー(22)と2位のユリア・シェベシュチェン(25)が上位6人によるGPファイナル出場を決めた。

とあって、全く正反対なんですが、一体どっちが正しいんでしょう(^^);

スポニチの特集サイトには解説があって、

ポイントが並んだ場合は(1)出場試合の最高順位(2)出場試合の合計得点(3)試合数の少ない選手――で最終順位が決まる。ロシア杯を制しポイントを24としたマイアーが代表に決まった理由は(1)でマイズナーを(2)でロシェットを上回るため。NHK杯で日本選手2人に成績で抜かれても、6位以内を確保できる。

ということなので、こちらが正しいのだと思います。ダメじゃん時事通信(笑)。

ロシア大会SP雑感

2006年11月26日 16時20分32秒 | スポーツ
今大会は、ここ福岡では地上波での放送なし・・・おいKBC

まぁ、確かに今大会に関しては、報道する側も観る側も、少しテンションが下がり気味なのは分かります。今回出場の日本人3選手の中には、基本的にGPファイナルへの切符を持った人はいませんし、今季の恩田美栄さんは決して好調ではありませんから、メダルを賭けた争いに届くことすら難しそうです。

それ以前に、そこまでフィギュアに興味がない人なら、世界6大会を経てGPファイナルなんて、そんな長丁場をずーっと同じテンションで追い続けるというのも、結構一苦労ですからね(^^); それに以前の私なら、ここまで追いかけなかったでしょう。GPファイナルどころか、オリンピックだけで十分という程度でした。

でも今季から私は、フィギュアの魅力に完全に取りつかれました。村主章枝さんのような大好きな選手の応援はもちろん、若い選手の動向を今のうちからしっかり追いかけておけば、バンクーバーがますます楽しみになりますからね。それで、こうやってフィギュアブログを・・・(笑)。

ということで、昨日BS朝日で放送されたロシア大会・男女SPで、気になった選手について、簡単に書くことにします。

男子

柴田嶺(日本)12位
いきなり最下位発進は痛い(T_T) 柴田くんの持ち味はとにかく身体の柔らかさ。男子選手にしては珍しくビールマンスピンが出来るというのが特徴・・・なんですが、ジャンプが大きな課題です。3-3のコンビネーション、3ルッツと立て続けに失敗してしまいました。でもまだ19歳ですからね。ジャンプをどうにか克服してさえくれれば、持ち味のビールマンなどを生かして高得点に繋げると思うので、今後も頑張ってもらいたいです。
得点: 49.32点(T:24.62/P:25.70/減点1.00)

ジョニー・ウィアー(アメリカ)2位
全米選手権ではずっと優勝してるんですが、世界大会では2004年のNHK杯とフランス杯でそれぞれ優勝して以降、メダルを逃すことが多かったようです。カナダ大会では3位に入りました。今回も持ち前の優雅さと同時に力強さを打ち出してきました。3アクセル、3ルッツ-3トゥループのコンビネーションと立て続けに決めたものの、3フリップで両足着氷の可能性がありましたが、レベル4のスピンなど華麗に決め、SPは堂々の2位。フリーで逆転を目指します。GPファイナル進出を確実にするためには、優勝するしかありませんからね。(2位でも可能性は残ります)
得点: 75.10点(T:39.40/P:35.70)

ブライアン・ジュベール(フランス)1位
前回のフランス大会に続き、やっぱり007(^^); 背中にも「007」の文字・・・よほど、ジェームズ・ボンドがお好き?(笑)。相変わらず「バキューン」のポーズや、ボクサーのような動きをするシーンなど、笑わせてくれました(^^); この選手って、私としては笑えてしょうがないんですが、技術はすごいのです。今回はフランス大会と比べ、少し4-3ジャンプがスッキリとはいかず、3アクセルは乱れてしまうなど、やや精彩を欠いてはいたものの、高さ十分な3フリップも見事に決め、スピンやステップなども華麗にこなし、堂々の1位。GPファイナル進出どころか、連続優勝に王手をかけてきました。
得点: 77.70点(T:41.50/P:36.20)

女子

恩田美栄(日本)6位
カナダ大会の時も思ったのですが「春の海」という選曲が・・・やっぱりフィギュア向けではない気がします。最初のコンビネーション、3ルッツ-2トゥループから、転倒こそしなかったものの、かなり乱れてしまい、少し危なっかしく見えてしまいました。ただ、その後の3フリップ、スパイラルから入った2アクセルは見事に成功。ここでは拍手も起きました。コンビネーションスピンも決めて、前回のカナダより高い得点を出してきましたが結果は6位。非常に実力のある選手だけに、このままの状態で引退してしまうのは、とてももったいない気がするんですが、まずはフリーに全力投球して欲しいです。
得点: 45.56点(T:23.68/P:21.88)

澤田亜紀(日本)7位
3ルッツ-2トゥループのコンビネーション、3フリップと難なく決め、中国杯と比べて今回は、全体的に伸び伸びと滑っている印象を受けました。スパイラルのときの指の動きが可愛らしいです。残念なことにラスト近くの2アクセルで失敗(転倒はなし)、レイバックスピンでバランスを崩すなど、最後の最後で惜しいミスが続きましたが、美栄さんと全く同じ得点をマーク。技術点優先のため順位は一つ下になりましたが、なかなかの健闘だったと思います。インタビューで先輩の美栄さんを「よっちゃん」と呼んでいたのが印象的でした(笑)。
得点: 45.56点(T:22.96/P:22.60)

ユリア・シェベシュチェン(ハンガリー)1位
中国杯で優勝した彼女は、最初の3フリップを華麗に成功するも、次のコンビネーション3-2ジャンプで手をついてしまいました。ところがその後のスピン、スパイラル、2アクセルと見事に決め、後半はパワフルな動きでステップからレベル4のレイバックスピンまで、息もつかせぬ華麗な動き。見事1位を勝ち取りました。これは連続優勝も夢ではないかも!?
得点: 54.36点(T:29.80/P:24.56)

エレーナ・ソコロワ(ロシア)2位
佐野稔さんがファンだと語っていたソコロワさん(笑)。中国杯では7位とふるわなかったものの、今回は最初のコンビネーションで、あえて難度を下げて3トゥループ-2トゥループのコンビネーションを着実に成功。3ループからスパイラル、2アクセル、そしてステップ、スピンと、大きなミスをすることなく決めてきました。結果は2位。シェベシュチェンさんに一歩及ばなかったとはいえ、十分に逆転のチャンスは残っています。
得点: 52.08点(T:26.44/P:25.64)

サラ・マイアー(スイス)3位
アメリカ大会では惜しくもメダルを逃し4位でしたが、今回はメダルを賭けて奮闘しています。最初のコンビネーションの3ルッツ-2トゥループは鮮やかに成功。ところが次の3フリップは、回転不足でルッツになってるんじゃないかと、解説の伊藤みどりさんが指摘。こんな微妙なところは私のような素人にはわかりません(^^); その後は得意の華麗なスピンなどを確実に決めて、3位に入り込みました。フリーで逆転を目指します。
得点: 50.92点(T:25.88/P:25.04)

アリッサ・シズニー(アメリカ)8位
カナダ大会で4位だった彼女は、私は個人的に注目していた一人でした。ビールマンスピンがものすごくキレイなのです。ところが今大会ではジャンプで大失敗・・・得意のスピンからスタートし、ステップから3ルッツに入ったのですが、ここで突然失敗。次の2アクセルは成功させ、続いて伊藤みどりさんいわく「お手本のような」スパイラルを華麗に決めるも、次のコンビネーションで転倒・・・その後のレイバック~ビールマンのスピンは完璧だっただけに、ジャンプで2度もミスしてしまったのは本当に惜しい・・・フリーは頑張って欲しいです。
得点: 44.98点(T:21.90/P:24.08/減点1.00)

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