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月あかりの予感

藤子不二雄、ミュージカル、平原綾香・・・好きなこと、好きなものを気の向くままに綴ります

ゴダイゴ東大寺ライブ(前口上)

2006年09月30日 20時54分16秒 | 音楽(あーや以外)
それほど期待せずにDVDを買いました。(ごめんなさい)
そしたらこれが、意外なほどに良かったんですよ!(^^)

本当はご飯を食べながら&漫画を読みながら、なんとなく観るつもりだったんですが、気がつけばしっかり画面と音に釘付けになっていました。おかげで出社が遅れました(笑)

今夜~明日にかけて、ちょっと仕事が詰まってるので、感想は明日か月曜にでも書きます。この記事は、8/10以来の記事アップ皆勤賞(どんな賞だ)を逃さないようにするための姑息なものです(^^);;

魔美DVD-BOX下巻は次回予告収録!

2006年09月29日 22時06分17秒 | 藤子不二雄
DVD-BOX下巻 次回予告収録決定!!

すごい!やれば出来るんじゃないですか~(^^)

まぁ、これによって、上巻の収録内容が少し中途半端になってしまった感は否めませんが、とりあえず収録に向けて、フロンティアワークスさんも、シンエイさんも、最大限に努力してくれたことだけは、よくわかりました。そのことは素直に感謝したいと思います。

もう少し早く作業を始めてくれていれば、上巻にも・・・という点は惜しまれますが、今回のことで、ファンは放送当時に出来るだけ近い形で観たいんだ、ということに気がついてくれて、今後の「チンプイ」などのリリースに生かしてくれれば嬉しいと思います。

タケカワさんと漫画

2006年09月29日 05時28分24秒 | 映画/テレビなど
昨夜、何気なくテレビを観ていたら、BS-Hiで「熱中時間」って番組をやっていまして、突然、見覚えのある人が出てきました・・・タケカワユキヒデさんでした。

タケカワさんは、言わずとしれた Godiego(ゴダイゴ)のヴォーカル&作曲担当の人ですが、漫画収集家&評論家としても有名で、漫画についての文章や原作などを書いたりもされています。そのタケカワさんが漫画好きになったきっかけが、福井英一先生(連載第2回目以降は武内つなよし先生)の「赤胴鈴之助」だったそうで、その作品の原型になったと言われる「よわむし鈴之助」※という作品を広島の図書館で発掘し、それを紙芝居形式で紹介しつつ、テーマソングまで作って、声と音楽をつけて放送すると・・・その監督みたいなことを、タケカワさんがやっていたのでありました。録画していたわけではなく、ざっと観た印象だけで書いてるので、細かいところは違うかもしれませんが、まぁ、そんな感じの内容でした。

※2006.10.17訂正
すみません間違えて「なきむし鈴之助」と書いてましたが「よわむし鈴之助」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。

私は実はゴダイゴの大ファンでして、CD化されたものは、ほぼ全て持っていますし、あーやファンになる前には、本当によく聴いていました。何度かタケカワさんのコンサートにも行ったことがありますし、1999年頃の ゴダイゴ再結成ライブにも行きました。まぁ、実際のところ好きなのは 1970年代の曲(デビューから「西遊記」の少し後くらいまで)なので、ソロ活動や最近の再結成までフォローしているわけではないのですが、一応、最近発売された東大寺ライブのDVDも注文してありますし、今でも好きなアーティストであることには変わりありません。単にあーやへの比重の方が大きくなっただけで(^^);

まぁ、今回はゴダイゴのことは本題ではありません。「タケカワさんと漫画」の話でした(^^); アーティストとしてのタケカワさん&Godiegoについては、そのうち機会があれば書きたいと思います。

それで、そのタケカワさんが大の漫画好きで、ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオンの4大少年週刊誌を、ずーっと保存しているとか、いろんな漫画の解説を書いてるとか、漫画原作や小説も書いてるとか、学生時代に電車で「別マ」を読んでいたとか、そういう話は色々と耳にしていました。

しかし私にとって、いろんな意味で衝撃的だったのは、タケカワさんがゲスト出演された「BSマンガ夜話」でのエピソードです。

その回で取り上げられた作品は「ナニワ金融道」でした。私はこの作品は結構好きなんですが、「マンガ夜話」当時は未読でした。この番組で興味を持ち、後に読むことになるのですが、タケカワさんのコメントによって作品に興味を持ったわけでは、決してありません(笑)

残念ながら当時のビデオが手元にないので、詳しい内容は書けないのですが、とにかく「言うことなすこと全て的はずれ」なんてコメンテーターは初めて観た、という印象でした(^^);

夏目房之介さんが「ナニ金」の作画面や演出的な魅力について「夏目の目」のコーナーで語っていたときの話です。あるシーンで、ある男が悲惨な状況に追い込まれて、その妻が泣き伏したとき、テーブルにあったポットが倒れたと・・・その後、やっさんギャグで眼鏡を探したその妻が部屋を出て行くんですが、そのときにはポットが立ってると・・・つまり、これはこの奥さんが几帳面な性格で、ポットが倒れたのを、そのまま放って部屋から出て行ったりはしないだろうと・・・この人なら必ずポットを元に戻してから出ていくだろう、という、作者の青木雄二先生による人物描写の妙を語っていたのです。話を聞いていた私と元妻は、なるほどと感心していました。

そのとき、突然カン高い笑い声が聞こえてきました。タケカワさんでした。

だっははは!それ違うよ!勝手に言ってるだけじゃん!!

一瞬、場は凍り付きました。夏目さんの額にくっきりと怒りのアオスジが現れたのを見たような気がします(笑)

実はこれだけではなく、ことごとく的はずれな発言が続きました。この回のもう一人のゲスト・北野誠さんは、大阪人ならではの絶妙のノリだったし、他のレギュラーの方々も、ノリノリで作品について語ってるんですが、タケカワさんが話すと一瞬静かになってしまうんです(笑)。その後は反論の嵐です。いしかわじゅんさんが、どうにかタケカワさんをフォローしようとする姿が痛々しかったです(^^);

タケカワさんって、結構「いいとこのボンボン」だから、どことなく浮世離れしているというか、少なくともお金を「借りた返した」みたいなこととは無縁な人なので、この「ナニ金」のドギツイ魅力を語るのに、必ずしも適任だったとは思えないのですよ。「別マ」読んでた人ですし(笑)。そういう意味では、明らかに人選ミスだった気がしてなりません(^^);

ただ、そういう面とは別に、この回の「マンガ夜話」で指摘していた話は、コマとコマの間に隠れた部分の演出という、少なくとも漫画を評論する上では必ずわかっていなければならないことというか、必須単位みたいなものなので、それを「勝手に言ってるだけ」と爆笑してしまうタケカワさんの姿をこの放送で見てからというもの、彼が本当に「漫画を語れる人なのかな」という疑問は、その後ずっと現在に至るまで、頭の片隅に持ち続けることになるのでした(^^);

同時に、私も漫画やアニメをこうしてブログで語ったり、レビューしたりしているわけですけど、自分の意見や見解を書くことは大切ではあるものの、それが的はずれには決してならないように注意しようという、ある種自戒のようなものを、タケカワさんのおかげで常に念頭に置くようになったのでありました。

繰り返しますが、私はゴダイゴファンで、タケカワさんのこんなイタい姿について書くのは、忍びないことではあります(^^); でもしょうがありませんよね。昨夜の「熱中時間」を観ていて、思い出しちゃったんだもん(笑)

なおりました

2006年09月28日 15時42分29秒 | 近況雑記
BSのブロックノイズの件ですが、アンテナレベルを確認したら、40以下に低下していました(汗)。角度を調整して50前後に上げたら治りました。この前の台風のせいかなぁ・・・だとしたら、なんで昨日になって突然・・・

それに、なんでNHKだけが?という疑問は残りますが、とりあえず私の大ボケだった可能性が濃厚です(^^);;

赤っ恥~♪(;>_<;)

ほんとに降雨減衰?

2006年09月28日 13時29分52秒 | 近況雑記
昨日の記事で、BSが降雨減衰で映りがひどいという件を書きましたが、本日も全く同じ状況が続いています。

天気予報でしか確認のしようがありませんが、関東の方も別に今日は大雨ではないらしく、なによりNHK以外の全BSチャンネル(民放)、CS-110度は、全て正常に映ってるんですよ(^^); これは一体・・・

NHKのBS-1/BS-2/BS-Hiの3チャンネルだけが、激しいブロックノイズで、とても観られたものじゃない状態です(T_T)。今日の「赤毛のアン」は、ブローチをなくす話で特に面白かったのに~(;>_<;)

アンテナの向きでも調整すれば治るものなのか、NHKに問い合わせるべきなのか、うちだけなのか、他の家でも同じ状況なのか、福岡だけなのか、全国なのか・・・判断がつけられず困っております(T_T) とりあえずアンテナを調整してみますか・・・やだなぁデジタルって(笑)

降雨減衰

2006年09月27日 12時53分31秒 | 近況雑記
今日~明日にかけて、関東~北日本では大雨だそうで、その地域にお住まいの皆様、どうか十分お気を付けくださいませ。

実はここ福岡でも、この雨の影響らしきものが確実に出ております・・・そう、BSの降雨減衰です。ただいまの時間「赤毛のアン」を放送中なのですが・・・とてもエアチェックに耐えられない状況となっております

もともとBSでの放送って、そのまま放送してくれれば良いものを、主題歌の後ろをカットしたり、まったく余計なことばっかりNHKはやってくれるので、録画して残すには不向きだと思ってたんですけど、これじゃ観ることすら耐えられません(汗)。やっぱりDVD買うしかないか・・・よ、予算が(T_T)

あ、私は好きな作品は手元に残したいタイプで、観てみたい程度のはCSでの放送を待てば良いって人なので、もともとレンタルは選択肢にありません(^^);

BSって画質や音質は良いんだけど、雨には弱いんですよね・・・地デジでも何でも技術革新が進むのは構いませんが、降雨減衰なんてアナログな問題こそ、どうにかならないものかなぁと思います。・・・どうにもならないんでしょうね

大地の子

2006年09月26日 22時59分08秒 | 映画/テレビなど
日本映画専門チャンネルで放送が始まったので、毎日録画しながら観ています。

「功名が辻」で山内一豊を演じている上川隆也さんを、私はこのドラマで知りました。主役の陸一心を演じています。最初、中国人俳優かと思いました(笑)。だって物語の大半を中国語で芝居してるんだもん(^^); それも発音がすごくうまい!・・・と私は思うんだけど、中国語わかんないし

この一心役で知ったもんだから、私にとって上川さんは、ものすごく誠実なイメージがつきまとってます。どんな汚れ役をやろうと、実は誠実な人なんじゃないの?と思ってしまうから困ったもんです(^^); キャベジンのCMで揚げ物してる姿すら、誠実に揚げてるように・・・(それは言い過ぎ

もう、観るたび泣けて泣けてしょうがないドラマです。とくに一心の育ての親、陸徳志役の朱旭さんの顔を見てるだけで泣けてきます(T_T)

顔を見るだけで泣けてくるキャラクターは、私の場合はこの陸徳志と、「赤毛のアン」のマリラです。涙腺が刺激されまくりです。我慢出来ません

朱旭さんは、この後「變臉(へんめん) この櫂に手をそえて」という中国映画でも主演していますが、これもとても良い映画で・・・最初に観たときは、気分がささくれだっていたので(謎)、良さが完全には理解出来てなかったのですが、思い返せば返すほど、良い映画だったなぁと・・・

私は、あまり積極的にドラマを観るタチじゃないので、好きなドラマというのは、たいてい元妻が教えてくれたものばかりです。ご多分に漏れず、この「大地の子」もそうだし、私は「踊る大捜査線」「彼女たちの時代」「ロケット・ボーイ」「振り返れば奴がいる」あたりが特に好きなんですが、全て彼女が見せてくれたのでした。(織田裕二さんと深津絵里さんのが多いのは、彼女の趣味です

映画は、WOWOWなどで月3~4本は観るようにしてるんですが、この先、良いドラマに巡り会えるか心配ですね。教えてくれる人がいないから(T_T) ←自分で探せ~(笑)

スランプ中(^^);

2006年09月25日 19時18分01秒 | このブログのこと
なんだか最近、記事を書いては消し、書いては消しで、うまく書けない状態が続いています

ちょっと先月からはりきりすぎたので、一時的にモチベーションが低下してるんだと思います(^^); まぁ、よくあることです。

えぇ・・・よくある異常なことなのよ、もうしょっちゅう
(by カルロッタ・ジュディチェルリ in オペラ座の怪人

とはいっても、実は書きたいことは色々とあるんですが、いま頭の大半が仕事上の問題で占めていますし、その気晴らしにはミクシっちゃってるし(笑)

ということで、もうしばらくの間、まったり雑談程度の記事にとどめさせて頂きます。私の長~い記事を期待して頂いてる皆様(そんな奇特な人いるのかいな)、いずれ復活しますので、もう数日お待ちくださいませ~

この記事、読まなくて良いです(笑)

2006年09月24日 23時52分48秒 | このブログのこと
なんだかバタバタしてたら、9/24は記事が書けませんでした(^^);

ちょっとミクシィにハマっちゃってたりもして(笑)

この記事は、8/10から休まずに続けてきたブログを、こんなところでストップするのが嫌だから、という訳のわからない理由で書きました。ごめんなさい(笑)

明日から頑張ります~(^^);

1996年9月23日から10年

2006年09月23日 23時22分10秒 | 藤子不二雄
今日9月23日は、藤子・F・不二雄先生のご命日です。十年一昔といいますが、過ぎてしまえば10年など、あっという間のような、長かったような・・・

あの日の夜、後に妻になり、そして妻でなくなる女性から受けた1本の電話は、忘れようにも忘れられません。それが最初に受けたF先生の訃報でした。

実は10年目となる今年 9月23日午前2:10 には、「十年目の追悼」と題した文章を掲載しようと、もう1ヶ月近く前から準備を進めていたのですが、なかなかうまくまとめることができませんでした。ご命日には間に合いませんでしたが、いずれ書きたいと思っています。今日はF先生のSF短篇を数本読み返し、恐竜が大好きだったF先生に思いを馳せつつ、恐竜映画の傑作「ジュラシック・パーク」を久しぶりに観ました。

自分の精神構造にまで深い影響を与える存在というのは、なかなか巡り会えるものではありません。そういう意味では、自分にとってのF先生は、まさしく「父」のような存在でした。自分が漫画を描いていたこともあり、影響を受けたといえばF先生の「作風」ないし「画風」からと思われるかもしれませんが、その程度のものではなく、知識はもちろん、物事を多角的、巨視的にとらえるといった「考え方」なども含めて、自分の人格形成の上で与えられた影響は計り知れないと思っています。もちろん自分がF先生のような人間になれたわけでは全くありません。しかし今でも、そしてこれからも、理想とする存在はF先生だということを改めて確認しました。

私はやはりF先生の、大きく温かい手のひらの中にいるのです。これからもずっと・・・

「カーズ」と「恐竜2006」

2006年09月22日 19時31分55秒 | 近況雑記
本日のわさドラ、「デビルカード」を観るときは、スモール/ビッグライトって有効時間がなかったっけ?っていうことは忘れましょう♪(笑)。なんか「メフィスト惨歌」を思わせるオチでしたね(^^);

さてと、今日アマゾンで購入可能になっていたタイトルの2作品、速攻予約完了
どっちも特別版・・・どっちもまだ観てない作品なのに(^^);

カーズ」に関しては、ピクサー作品にハズレなしを信じて・・・(笑)

しかしプレミアム・ボックス(5000セット限定)って高いっす(T_T)。ちなみにセット内容は下記の通り。
  • カーズDVD(単品商品と同仕様)
  • 「ジ・アート・オブ・カーズ」(豪華装丁アートブック)
  • シリアルナンバー付き特製プリントアート(額入り)
  • ダイキャストカー 10台:マックイーン/メーター/サリー(日本未発売)/ドック/グイド/ルイジ/キング/フィルモア(日本未発売)/シェリフ/サージ(日本未発売)

立体物には、あまり興味のない私としては「ダイキャストカー10台」ってのが・・・ちょっと迷ったんですが、まぁ「ジ・アート」は欲しかったし、たまにはプリントアートなどを飾るのもオサレだし、ラセター監督は大好きだし♪(笑)。ダイキャストカーはテレビの上のラックにでも並べるか、ピクサー大好きな元妻にでも送りつけるか・・・(笑)

カーズ DVD
プレミアム・ボックス

ブエナ・ビスタ・
ホーム・エンターテイメント
詳細


のび太の恐竜2006」に関しては、いずれにしても、発売されたら買うつもりでしたからね(^^); わさドラ関係のDVD(本編/映画)はコンプリしたいと思ってますし(笑)

こちらの「スペシャル版」の特典は下記の通りです。
  • 封入特典: えほん のび太の恐竜(渡辺歩監督描き下ろし)
  • 映像特典: うごくえほん のび太の恐竜

こっちの特典は、あんまり魅力がないなぁ(^^);
どっちも「えほん」っていうのが・・・(笑)
マニアとしては絵コンテくらい同梱してもらいたいものです(^^);

映画ドラえもん
のび太恐竜 2006
スペシャル版 (初回限定生産)

ポニーキャニオン
詳細

エリさまファッション♪

2006年09月22日 17時31分24秒 | 藤子不二雄
パンポロリン!さまにて、ついにスタートしました(^^)

チンプイ★エリさまファッションチェック★(Introduction)
エリさまベストコーディネイト ★秋冬ファッション編(1)

先日の「チンプイ」作画研究 (2) のコメント欄で、「パンポロリン!」のオーナー・あるさんと随分盛り上がってしまったのですが(笑)、待ちに待っていた企画が、満を持してついにスタートしました♪

チンプイ」の主人公・エリちゃんのファッションは、あるさんも触れておられるように、それまでの「着たきりスズメ」が当たり前だった藤子アニメに一石を投じ、路線をガラリと変えた画期的なものでした。

「着たきりスズメ」は、何も藤子アニメに限ったことではなく、最近「アルプス物語 わたしのアンネット」を観ていて気がついたのですが、あれだけ生活描写丁寧に描いている名劇でさえ、アンネットたちは(ごく一部のおでかけなどを除いて)毎回同じ服を着ているのです(^^); 今の時代のように、何パターンも洋服を持っている時代とは背景が異なるとはいえ、色も柄も全く同じ服だけ(もしかすると1着だけ?)しか持っていないというのは、やはり不自然です。でも、テレビアニメではそれが普通でした。つまり、毎回の衣裳を変えるというのは、実に面倒な作業でもあるのです。セルの使い回しができませんから(^^);

そもそも、藤子先生の原作においては「ドラえもん」の早い段階で、既にヒロインは「着たきりスズメ」ではありませんでした。しずちゃんは、いろんなタイプのファッションを最初のうちから着こなしています。昔のアニメのしずかちゃんのように、ピンクのワンピースばかり着てはいません(笑)。まぁ、のび太などの男キャラの衣裳はテキトーでしたけど(^^);

藤子アニメで、主人公の衣裳を毎回変えるということ自体は、前作「エスパー魔美」から既に始まっていたのですが、「魔美」はわりとリアルな描写で、視聴者の年齢層も高めだという特殊な事情がありました。いわゆる子ども向けの藤子アニメで、主人公のコスチュームを毎回変えるという偉業をなしとげたのは、「チンプイ」が最初と見て間違いないと思います。その後、「ドラえもん」の衣裳も変化するようになります。

やはりこれは、本郷監督の発案なのでしょうか。スタッフの中のデブラ・ムー氏デザイナーは、作画監督の方々だったのでしょうか。「チンプイ」の制作に関する、名劇やジブリ作品みたいな資料本など、全く出ていませんので、どうしても推測になってしまいますが、やはり発案は本郷さんのような気がしてなりません。藤子アニメとしては、珍しい女の子向けといえる作品ですし、「魔美」と同じ路線の踏襲を主張されたのではないでしょうか。

そして、IGタツノコ以外の担当回に関しては、総作監の堤さんまたは富永さんあたりのデザインだったのではないかと思います。これは完璧に推測です(^^); IGタツノコ担当回を除いては、作監をまたいで同じコスチュームが使用されているケースも多いためです。

特殊なのがIGタツノコ担当回、川崎逸朗さんが作監を務めた回のコスチュームです。通称「IG服」(笑)。これは他と一線を画しています。おそらくデザインは川崎さんか、または演出・原画の荒川真嗣さんあたりだと推測されます。たった1回、黄瀬和哉さんが担当した回も、他とは異なり、やはりIG服といえる衣裳を着ていました。カラーコーディネートにしても、IG服は明らかに色合いが異なっていて、これはIGタツノコ担当回で色指定を担当した甲田暁美さんの仕事だと見て間違いはないでしょう。

「チンプイ」の衣裳については、前々から気になっていまして、いずれまとめたものを作りたいと漠然と考えてはいましたが、私はおしゃれファッションセンスなどというものとは無縁の男でございまして(笑)、うまくまとめる自信は全くありませんでした(^^);

そんな中、藤子系でも随一おしゃれなブログを運営されていて、お持ちの携帯のセンスなども大変素晴らしいあるさんにより、記事の連載がスタートしたのは大変喜ばしいことでした(^^)

あるさんの中に眠っていた、エリさまファッションに対する熱い思いを、実際に燃え上がられるための火花程度にでも、私の書いた記事がなれたとすれば、たいへん幸せなことです(^^)

これからの連載も楽しみにしております
「チンプイ」の次は、ぜひ「魔美」全話のコスチュームでも網羅してください(めちゃめちゃや~

ドラえもんDVD到着

2006年09月21日 21時15分48秒 | 藤子不二雄
わさドラDVD「秋のおはなし 2005」が到着しました。
同時に「みきおとミキオ」も、ようやく到着・・・これは後日、別記事にて・・・

収録内容を確認したところ、昨年8~9月放送の話から収録ということで・・・それって秋じゃないと思うんですが(^^);

まあ、9月は確かに「秋」かもしれませんが、秋のお話っていえば 9~11月頃のイメージがあります。「ペコペコバッタ」とか「昔はよかった」とか「宝星」とか「あやうし!ライオン仮面」あたりが入らなかったのは少し残念ですね。

※2006.11.23追記
「昔はよかった」と「あやうし!ライオン仮面」は、冬の方に収録されました。

だからセレクションじゃなくて、全話収録して欲しいんですけどねぇ(T_T)

TV版 NEW ドラえもん
秋のおはなし 2005

ポニーキャニオン
詳細


わさドラDVDの購入を検討されてる皆様のために、収録話とスタッフをリストにしておきました。いそいで作ったので、もし何か間違ってたらコメント欄でお知らせください(^^);

サブタイトル放送日脚本演出絵コンテ作画監督
春のおはなし2005
勉強べやの釣り堀2005/04/15早川正寺本幸代米たにヨシトモ嶋津郁雄
どくさいスイッチ2005/04/29高橋ナツコ釘宮洋釘宮洋乙幡忠志
驚音波発振機2005/05/06大野木寛宮本幸裕前田康成管野智之
のろのろ、じたばた2005/04/22早川正鈴木卓夫鈴木卓夫吉田優二郎
のび太のおよめさん2005/04/22大野木寛鈴木卓夫鈴木卓夫吉田優二郎
ミニシアター2005/04/22楠葉宏三楠葉宏三関修一
夏のおはなし2005
天井うらの宇宙戦争2005/07/01高橋ナツコ鈴木卓夫安藤敏彦金子志津江
ドラえもんだらけ2005/06/10早川正宮本幸裕前田康成西本真弓
きこりの泉2005/07/29大野木寛寺本幸代寺本幸代嶋津郁雄
入れかえロープ物語2005/06/03大野木寛古屋勝悟古屋勝悟富永貞義
白ゆりのような女の子2005/08/05高橋ナツコ塚田庄英塚田庄英原勝徳
ミニシアター2005/06/03やすみ哲夫やすみ哲夫武内大三
秋のおはなし2005
きせかえカメラ2005/08/26高橋ナツコ安藤敏彦安藤敏彦中村英一
ゆめふうりん2005/08/26早川正安藤敏彦安藤敏彦間々田益男
ミチビキエンゼル2005/09/16高橋ナツコ塚田庄英塚田庄英中村英一
家がだんだん遠くなる2005/09/16与口奈津江塚田庄英塚田庄英中村英一
ご先祖さまがんばれ2005/09/02大野木寛腰繁男腰繁男富永貞義
ミニシアター2005/06/10やすみ哲夫やすみ哲夫木村陽子

※参考資料: NEO UTOPIA 第40~41号

アンソニー・ブーン・・・

2006年09月21日 00時38分06秒 | 近況雑記
曽我部和恭氏=声優 (読売新聞)

有名なのはバンコラン(「パタリロ」)なんだけど、私は個人的に「愛の若草物語」のアンソニー・ブーン役が印象的でした。原作には登場しない、アニメオリジナルキャラなんですけどね。

先日の鈴置洋孝さんや、随分前の話ではありますが塩沢兼人さん、鈴木富子さん、宮内幸平さん、富山敬さん、つかせのりこさんなど・・・幼い頃から慣れ親しんできた声の持ち主が亡くなってしまうのは、本当に辛いものがありますね。

心からご冥福をお祈りいたします・・・

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