
今回の記事は、4/28に行われた「Ayaka Hirahara Concert Tour 2007 そら」福岡公演の模様をレポート風にお届けいたします。これは、私も九州支部員の立場(笑)である某平原綾香ファンサイトのBBSに書き込んだ内容を、ちょこちょこ修正しながら再掲したものです。内容的には完全に重複してますので、どうぞご了承くださいませ。また、いつもの冷静沈着な私と違って、かなり文章がキャピってますが、これもファンの宿命とご理解ください(^^);
…え?このブログ、いつもキャピってるって…?(汗)
なお、その某ファンサイト内では当たり前のような内容でも、このブログの読者様には分からない点もあると思いましたので、ところどころ書き換えや注釈を入れさせて頂きました。

この記事内容の性質上、壮絶なネタバレをしております。今後ライブに行かれる方で、演奏される曲目や演出を知りたくない方は、お読みにならないよう、あらかじめお願いいたします。










高速バスに揺られること約1時間半。16:30頃に会場となる福岡サンパレスに到着しました。まだ、昨年のキャナルシティ博多ミニライブでご一緒したヒロさんの姿もなく、周囲にはダフ屋の皆様が…。「チケット持ってない?」みたいなことを聞かれましたが「持ってません」と嘘ついて、その場から逃げました(笑)。ヒロさんにメールを書きつつ、サンパレス周りをぐるぐるしながら写真をいくつか撮りました。裏まで回るとツアートラックを発見し、もちろん激写いたしました。そしてその場で、このブログを更新(^o^); この日の記事は携帯からアップしたものです。
そうこうしているうち、ヒロさんと、長崎から来られた緑のハッパさんが到着されました。熱い握手をガッチリと交わし(笑)、ツアートラックを一緒にもう一度見に行ったりしましたが、開場時刻まで少しあるため会場内のレストランでコーヒータイム。プチあーや談義を交わし、開場時刻を少し過ぎて外へ出ると、すでに長蛇の列が…(汗)。列の最後が来るまで待って、3人は貫禄の入場を遂げたのでした。しかしここには初心者約2名…(笑)
ここらで、初心者組の私と緑のハッパさんの緊張と興奮は頂点へ(^^); 前日も既に大分で堪能されたヒロさんは余裕の顔で(笑)、お知り合いの方々に挨拶なんかしちゃってます。初めてお逢いした風の又郎さん、とるちんさんとご挨拶いたしました。みなさん、某ファンサイトでのお知り合いばかりなんですが、私は初対面でありました(^^);
続いて座席確認。最前列ということは事前に分かっていたので、前の方へズイズイと進みます。ミュージカルとかでもそうなんですが、こういうときって、なんだか気分が良いもんですね(^^); 実際に座ると、舞台面はまさに目の前! 既に気持ちはメロメロです。こんなにも目の前にあーや姫がぁ…(*o*)/
ご存じの方もおられることと思いますが、私があーやファンになったのは昨年7月なので、既に武道館公演も終わった後だったのです。その後、キャナルシティでのクリスマスミニライブを目の前で観られる幸運はあったものの、本格的なコンサートを生で観るのは全く初めての経験でありまして、それが最前列センターとあっては、いやが上にも気持ちは舞い上がるというものであります(^^)
程なくして開演を告げるメッセージ…。スクリーンにタイトルが映し出され……
大音量の「Voyagers」(アルバム「そら」収録)のメロディとともに、スタッフのクレジットが~! 私は本格的なコンサートを観に行った経験は少ないので、こういう演出は初めてでしたから、とても新鮮&カッコイイ!と思いました(^^) だけど最前列だと、ちょいと首がイタイっす(笑)
Vocal&Sax
Ayaka Hirahara
出たぁ~(>_<)/
この日をどれだけ待ち望んでいたことか…。
オープニングが終わって幕が上がると…麗しの女神様が降臨…(+▽+)
…って、ちょっと近すぎじゃないっスか~(@@)
えっ?えっ? こんなに近くで………えええっ?!(*▽*)
実際の距離は分かりませんが、感覚的には11月のキャナルシティミニライブのときより近かったのです。あれも一番前をヒロさんたちと陣取り、あーやの微笑みと歌声を間近に受けてトロけたのですが、今回は位置的にも「私のド真ん前」に立って、いつもテレビやCDで美声を聴き、ラジオで「はっちゃけトーク」を聴かせてくれるヴィーナスが、マイクに向かってくれているのです。これを恍惚と言わずしてどう呼ぶのでしょうかッ!(←おちつけw)生あーやライブ初参戦の私にとって、最前列というのは嬉しすぎるプレゼントでありました♪
さて、まずは軽く「Wall」(アルバム「そら」収録)を披露してくれました。
………いい……(ウットリ♪)
やっぱり平原綾香はナマで聴くべきです。絶対に。
続けて名曲「誓い」(アルバム「4つのL」収録)が…ここらで頭の中は早くもトランス状態です。あまりにも素晴らしすぎて夢見心地になってしまいました。だって私が「あ、『Jupiter』の人が歌ってる…」と、ファンになる数ヶ月前に改めて意識した曲が、この「誓い」だったのです。この時点では私生活がゴタゴタしてたこともあって、残念ながらファン化にまでは至りませんでしたが、ファンになってから改めて聴くと、なんて良い曲だろうと…。しみじみ聴き惚れてしまうほど好きな曲で、それを目の前で歌ってらっしゃる…(ポーッ) ニヤけ顔を我慢するのに必死でした(笑)。
この後ですが、さすがに全部の曲名・曲順は覚えてないので、印象に残った曲についてのみ、順不同で書いていきたいと思います。全部の曲について書くと、とんでもなく長くなってしまいそうなので、10曲程度に留めることにします(^^);
「Smile」と「歌う風」(どちらもアルバム「The Voice」収録)は、まさか今回のライブで歌ってくれるとは思っていなかったので大感激でした(T▽T)
「Smile」は、舞台上のテーブル(?)に「ちょこん」と腰掛けて歌うあーやが、もう可愛すぎて涙が出そうでした(笑)。「歌う風」は、アルバム「The Voice」に収録された通常版も良いんですが、シングル「Eternally」に収録されたライブ版は、なんか本当に「歌う風~♪」って感じの爽やかさがあって大好きなんです。それを目の前で~…爽やかな歌声の風に乗って飛んで行ってしまいそうな気分でした。
この辺で婚約者紹介です。これは、こちらのような素敵な企画がありまして、各会場に新郎新婦となる予定のご婚約カップル+それぞれのご両親の合計6名様が招待されることになっています。もちろん会場によっては婚約者がいないこともあるみたいですが、福岡公演ではしっかり紹介がありました。
しかし、あーやから直接祝って貰えるなんて…良いっスね~!(^^); 羨ましいっスよ! 幸せになって欲しいっスね!あーやの「っス」口調が印象的だったので真似してみました(笑)。発売前にキャナルで聴かせてもらった「感謝」、これ本当に素敵な曲ですね。歌詞もメロディも…本当に結婚式で広く使われるようになって欲しいものです。そういえば、新郎新婦の名前などが書かれたメニューを持ってきた人に、あーやが「スタイル良いッスね!」なんて言ってたお茶目さんが印象的でした☆
さて今回のツアーでは、各公演ごとに、その地方にちなんだ名前の「ご当地バンド」というものが結成され(笑)、あーやが衣裳替えしている間に素敵な演奏を聴かせてくれるのですが、福岡公演は……「もつ鍋バンド」でした~♪ あーやは福岡で食べられたもつ鍋が非常にお気に入りだったそうで、これまでテレビ、ラジオなどで何度となくもつ鍋の美味しさを語っておられます。福岡県民として嬉しい限りです(^^)
そしてお待ちかねの「I Love Your Smile」です。歌う姿だけでもカッコイイのに、サックス演奏まで披露してくださるなんて、もうハートはメロメロです。以前テレビで少し演奏する姿が映ったので、ご覧になった方もいるかもしれません。しかし、やはり生で、しかも真正面の至近距離から聴くサックスは、最高に素敵でした♪ 正直なところ、もっとサックスを長く聴いていたかったのですが、歌メインのコンサートで、その合間の演奏としては限界かも知れませんね(^^); 楽器のことは詳しくありませんが、サックスって演奏するのに、ものすごく体力が要りそうな気がしますので…。あれだけ小柄(156センチらしい)で、ほっそりしたあーやから、ダイナミックな演奏や歌声が飛び出すなんて、本当に惚れ惚れしてしまいます(*o*)
このサックス演奏の後あたりから始まったアップテンポなナンバー「虹の予感」(アルバム「The Voice」収録)「Circle Game」(アルバム「4つのL」収録)「Re:Pepper」(アルバム「ODYSSEY」収録)の3曲は、「虹の予感」の冒頭であーやが「良かったら立ってくださいね~」って言ってくれたので、ドキドキしながら起立すると、あーやのご尊顔が真正面(*o*) 私の「虹の予感」好きは、このブログのタイトルをこの曲から一部頂いたことでもお分かり頂けることと思いますが、初めて生の「虹の予感」を、まさしく「手を伸ばせば届きそうな距離」で聴ける幸せに、またもや脳味噌がトロけました(笑)。ここまでで一体何度トロけたことか(^^);
そういえばヒロさんは、開演前に周囲の方々に「虹の予感」では立ってね~♪みたいなことを呼びかけていらっしゃいました。自分の席の左の方をチラッと見ると、「4つのL」Tシャツまで着込んで、あーやが呼びかける前に率先して立ち上がり、手拍子を送るヒロさんの勇姿が目に映りました。あーやの微笑みにクラクラして膝が震えてしまう程シャイな私には、とっても務まりません(笑)。
「Re:Pepper」では、あの!振付を初体験することが出来ました(^^) でもサンパレスって座席間が狭くて(ほかの会場は分かりませんが)、隣の人にぶつかったりしないよう、細心の注意が必要でした(笑)。
この3曲の後は、「夢暦」(アルバム「そら」収録)「Jupiter」「明日」(いずれもアルバム「ODYSSEY」収録)など、しっとりした曲が続きました。1つ1つ語りたいところですが、あんまり長くなりすぎるのもアレなので割愛させて頂きまして、今回のツアーでのクライマックスとも言うべき「シチリアーナ」(アルバム「そら」収録)を…。
何か演出があるということは小耳に挟んでいたものの、あまりネタバレは読まないようにしていたので、何が起こるか全く分かりませんでした。舞台上の薄い幕(なんて呼ぶのか忘れちゃいました…)に雲が流れる薄暗い空の映像が映り、その向こう側で、黒い衣裳に身を包んだあーやが登場し、「シチリアーナ」を歌い上げたのです。この想像もしなかった荘厳な空気に、演出大好きな私は超感動(☆o☆)まるでクラシック映画を観るような切ない雰囲気が、この曲の持つ哀しさとマッチしていて、本当に素敵な舞台でした。「シチリアーナ」は「我が子を失った母」というイメージで書かれた歌詞なのです。その「母」の姿をイメージしたのだと思いますが、このシーンなどを観ていると、一瞬あーやが22歳というピチピチギャル(死語)であることを忘れてしまいそうになります(^^); しかし今回は最前列ですから、その演技を目に焼き付けつつも、あーやの若さもしっかりと感じることが出来ました(^^) それらを総合して得た結論は…あーやって、「オンディーヌ」などを演じると(もちろんジロドゥの戯曲そのままというより、歌をつけてミュージカル化したものや、似た雰囲気の役柄など)、かなりピッタリなんじゃないかと思ったのでありました。力強さも儚さも、歌のみならず立ち居振る舞いでもしっかり表現できるあーやなら、素敵な舞台が生まれそうな気がします。
そしてアルバム「そら」のラストを飾った、しっとりしたアルバム同名曲「そら」に続いて、最後の最後、アンコール曲では「ありがとう」を披露してくれました。この「ありがとう」という曲は、シングル「明日」にしか収録されてないので、アルバムから入った私には、少々地味な印象があったのですが(もちろん配信で買いましたが)…えー、ごめんなさい(T_T) とっても素敵な曲だということに改めて気がつきました。同時にアルバム「そら」に収録されていても違和感がないような印象を受けました。タイトルだけは「感謝」とかぶるものの、同じ感情をテーマにしていても、方向は違うわけなので、今では収録して欲しかったなという気さえいたします。「スタート・ライン」に続き、結構隠れた名曲のように思います。あーやは「言葉を大切に届けたい」という気持ちで、今回のツアー構成などを考えられたみたいですが、最後の最後に、かけがえのない「ありがとう」という、あーやの大好きな言葉を主軸においた曲を持ってきたのは、とても印象に残る素晴らしいセレクトだったと思います。
以上、感動のあまり途中では少々冷静さを失ってしまったものの(笑)、最後は真面目にまとめてみました(^^);
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