今朝ようやく到着しました。注文するのをすっかり忘れていて、発売日に近くのコンビニにダメ元で見に行ったけど案の定置いてなくて、慌ててアマゾンに注文したのでした(^^); ちょっと足を伸ばして本屋さんへ…とは考えない、
出不精なワタシ
藤子ファン的に嬉しいのは、左のドラ&Qちゃんが共演している方なのですが、世代的には右の方を現役で読んでいたので、こちらの方がコロコロとしては懐かしかったりします。
表紙はこんな感じ。左の方は、藤子作品を除いて微妙に覚えているのは…「
リトル巨人くん」くらい(^^); それもコロコロではなく、学年誌で読んだ記憶がかすかに残っている程度です。有名な「
いなかっぺ大将」がコロコロに載っていたのは知りませんでした(聞いたことくらいはある気もしますが…)。右の方は
全作品現役(笑)。しっかり覚えていました。本当に懐かしいです。
| 個人的に要注意なのはコレ。この種の「集めて応募する」とか「下巻の発売を待って応募する」という類いは、紛失するリスクが非常に大きいのです。だって私には前科が…(汗) あぁ…思い出すだけでも涙が 今回はしっかりファイルに挟んでロッカーに入れました。忘れないように、この記事が備忘録です(^^);
横にあるのは、伝説のコロコロ創刊号の表紙がデザインされたメタルキーホルダーです。なかなかズッシリとくる重量感が「大人のコロコロ」という雰囲気を出しているような気がします。 |
この先、お食事中の方は微妙に読まないことをお勧めします(笑)
さて、コロコロ読者=主に男子小学生が大好きなもの…それは
下ネタです(^^); 今回の「コロコロ伝説」では、Vol.1をパラパラした限り、まだおとなしい雰囲気です。代わりに「
ちょっぴりエッチ」系な描写があったりして、時代を感じます(後のコロコロでも結構ありましたけどね。子ども心に
ドキドキさせられた作品をいくつか覚えています
)。
ところが、私がコロコロを現役で読んでいた時代…Vol.6の頃は、
下ネタ&グロネタ全盛期でした(^^); その大きな理由は、とにかく「
おぼっちゃまくん」の存在が大きいでしょう。それまでのコロコロにも、やはり男子小学生が喜びますので(笑)、それなりに下ネタ系のギャグは多かったと思いますが、この「おぼっちゃまくん」が始まったときの印象は、それは強烈なものでした。この作品が始まった頃、コロコロのアンケートか何かで「
絵が嫌いな漫画」という項目があって、真っ先にこの作品を挙げた記憶があるんです(笑)
私は言うまでもなく藤子ファンで、藤子漫画を読むためにコロコロを買っていたわけですから、その当時、あんまり下ネタ満載の作品は好きではありませんでした。下品な漫画のオンパレード(笑)を経て、「ドラえもん」を読んだときは、何か心が落ち着く気さえしました。
きったね~道を歩き続けて、やっと家にたどり着いた感覚というのでしょうか(笑)。念のため断っておきますが、何も藤子作品以外が全て下ネタ&グロにまみれていたわけではありませんよ(^^); でも決して上品とはいえない作品が多かったのも確かでした。
だけど…そんなことを言っても、当時の私はまだ子どもですから、やっぱり下ネタは下ネタで楽しいわけです(笑)。そのうち、藤子漫画は藤子漫画、下品な漫画は下品な漫画で(笑)、それぞれを楽しむようになっていました。「おぼっちゃまくん」にも、それほどの抵抗を持たなくなっていました。慣れというのは恐ろしいものです(笑)。
その「おぼっちゃまくん」が始まってから数ヶ月後……
トラウマ級に強烈な印象の作品がスタートしました。「
魔界ゾンべえ」です。
単行本も全2巻で、連載は2年も続かなかったみたいですが、この作品の印象は本当に強烈でした。当時はスプラッターホラーが色々と流行っていたみたいで、ゾンビとかキョンシーとか、その種の映画がヒットしていました。そのブームを受けて描かれた作品だったようです。
グロシーンは他の漫画にもたくさんありますが、「ゾンべえ」というのは、
グロがそのまんま下ネタに直結していて、ものすごく下品な表現ですが、
バキュームカーの中身をぶちまけられたような臭いの漂う作品でした(笑)。
絶対に食事をしながら読める漫画ではありません!(^^);; 今でも、よく
児童漫画コード(そんなのあるのか?
)に引っかからなかったなと思います(笑)。
今回の「コロコロ伝説」Vol.6に掲載された作品も、単行本も持っていなかったのに、しっかり鮮明に覚えていましたよ…(汗)。ゾンべえが居候する家の少年・マン太のお母さんが、顔にクリームを塗ったら、
回虫とギョウ虫まみれになる話(^^);; ママさんの「
わ。」という表情が
悶絶級にトラウマで、20年以上を経た元少年の心に深く刻まれていましたが、予期せずその顔と再会してしまいました。あの当時の吐き気が蘇りそうでした(^^);
この作品の作者・玉井たけし先生は、それこそデビュー作の「
おじゃまロボットニンポーマン」から読み続けてきた漫画家さんの一人です。小学生の頃、この方の描く女の子の顔が結構好きで、ちょっとマネして描いた記憶もあります(笑)。「ゾンべえ」で強烈な印象を残してくれた後も、コロコロ誌上で合計13作品もの連載(いまだに破られていない最高記録だそうです)をされていて、その半分くらいは私も読んでいたはずです。残念ながら数年前に若くして他界されてしまいました。玉井先生のみならず、この「コロコロ伝説」Vol.6当時に連載していた漫画家さんは、「
のんきくん」の方倉陽二先生、「
ダッシュ!四駆郎」の徳田ザウルス先生など、早世された方が多くて哀しいです。
「コロコロ伝説」では、あとはVol.5とVol.7あたりが、おそらく現役で買って読んでいた頃の作品になるかと思います。ノスタルジーに浸りつつも、まだ知らなかった頃のコロコロ連載作品にも触れられるのは嬉しいです。次回が早くも楽しみです(^^)