創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

情報技術者のスタイル

2010-01-19 08:35:23 | ビジネス実用

おはようございます。

 私が憧れたのはゲイリークーパー。印象に残る作品は「誰が為に鐘は鳴る」と「モロッコ」と「真昼の決闘」です。映画の冒険家やカウボーイ姿のイメージが焼きついています。一番好きだった相方は、デートリヒやモンローではなく、イングリッドバーグマンでした。小学校時代、クーパーから程遠い風貌。豆タンクの突貫小僧でした。クーパーに憧れているなど、口が裂けても言えませんでした。小学校から高校までの成城学園時代、猪突猛進タイプで押し通しました。しかし、高校時代になって、密かにクーパーに似ていると自惚れていました。口に出して言えたのは定年後の今初めて。ご近所の商店の小母さんに、似せていると冗談を言えています。

 私が好きなスタイルは三つ揃えの背広。クーパーに憧れているなら、もっとラフな格好が好きなはずと洗濯屋さんから指摘され、我ながら不思議。頭の中にクーパーの過去の作品が浮かんできました。昨晩はたと気がつきました。私の原点は「打撃王」、鉄人ルーゲーリックの物語だと。私は野球が大好き。憧れたのはベーブルースでもなく、タイカップでもなく、ゲーリックだったのです。プレースタイルもゲーリックの真似。映画ニュースで見るゲーリックの私生活の姿は極めてオーソドックスな三つ揃えの背広。怪我をしても、試合に出場し、フォアボールもいやな顔を見せず淡々と一塁に歩く。チャンスにヒット。打率は4割。

 私はイチローのマニアックなファンですし、大好きです。彼の背広姿も大好きです。WBCは応援にサンディエゴやロス行けませんでしたが、代わりに、息子と従兄弟家族に応援に行ってもらいました。その私がイチローに物足りなさを感じるのが不思議でした。昨晩クーパーから繋がりました。ゲーリックやタイカップをイメージすれば、彼なら越えられる、少なくとも越えると宣言して欲しい。イチローがアメリカ人から不当に評価されていると日本のメディアは伝えますし、私も感じていますが、多くのアメリカ人の野球ファンがより高いレベルを期待しているのではないでしょうか。

 師のことを悪く言うつもりはまったくありませんが、中村さんは背が高くありません。むしろ背が低い人。美男子とも言えないかもしれません。しかし、昔、部下の立場から見て、また友人として今見ても男の色気を感じています。不思議でした。それも氷解しました。そうです。ルーゲーリックのように、きちんと三つ揃えを着こなし、ネーム入りの白いワイシャツ。腕にワイシャツをたくし上げるベルト。綺麗に磨いた、靴裏も革の黒い靴。姿勢良く胸を張り、顔を上げ、早足でカツカツ歩く、その姿に男が男の色気を感じていたのだと私は納得しました。

 納得してみて、逆に過去の上司や友人や部下のスタイルを思い出して見ました。中村さんと比較しました。もう結論は言わなくてもお分かりだと思います。スタイルとシステムエンジニアの業績は正比例している、と納得しました。私も遅まきながら、ルーゲーリックスタイルで仕事をしようと思っています。

今日はここまでにします。

コメント
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