私の誕生日は5月20日だ。平成27年は手術の翌日が誕生日となった。一晩集中治療室で過ごし、翌朝一般病棟に戻った。歩いて戻れるかと聞かれたが、流石に無理だった。それでも2日目からは点滴のスタンドを押しながら廊下を歩き出した。
3日目には知人が見舞いに来てくれたが、私が廊下を歩いていることに驚いた様子だった。そして言われたことが「もう周りのことは気にするな。生き方を変えろ」である。有難たかったがそうはいかないだろう、と思って聞いていた。
術後は順調に回復し、5月31日に無事退院となったが、帰宅する車の中では6月議会をどう乗り切るか、考えていた。幸い、私の家は役場の庁舎から歩いて数分である。昼食は家でとることにした。4日間家で静養して、開会日に臨んだ。
誰もが私の様子を伺っていることを感じたが、私自身は空元気も元気の内という気持ちだった。昼食は家に戻り家内が準備してくれたものを食べて、再び議会に戻った。流石に昼食が外となる行政施設の視察だけは欠席した。休んだのはこの日だけだ。
6月議会は無事終了したが、次の問題は初当選以来続けてきた、議会報告をどうするかだった。
私が朝歩いている道端の風景です。コスモスにキクイモモドキ、マルバアサガオです。