徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

風情

2016-06-01 16:30:01 | Weblog
 10時から活性化センターで大前地区に伝わる「お念仏」を記録した。二十数人集まってくれたが、既に退会したOBも数名参加してくれた。多くの会員が80歳を超えている現状では、集まることも大変な気がする。全部唱えれば1時間半以上かかるということで、そのあたりは一任した。結局、練習時間や休憩時間を挟み終了は12時近くになったが、一応それなりにレコードすることができた。取りあえずCDに落としてもらう予定だ。

 昨日、前の家で母親が使っていた「大前念仏」という冊子を見つけ出した。50以上の念仏や和讃が記載されている。最後に、大前念仏発起人として当時編集に携わった人たちの名前が並んでいる。先日、知人から借りた資料の原本がこれという訳だ。せっかちな性格の故、知識も持たず飛び込み知人に迷惑をかけることなったが、「鎌原の念仏」については勉強になった。ついでに埃をかぶった書棚から「嬬恋村史」を引き出した。推察通り、下巻に嬬恋村のお堂についての記載があることを発見した。

 冊子に一通り目を通してみたが、先祖への供養の思いと素朴な田舎の生活風情が浮かび上がってきて、ホッとした気持ちになる。

 

 頑張ってくれました