徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

存続

2015-12-07 16:52:55 | Weblog
 12月定例会2日目が午前中に終わった。一般会計補正予算案などが議決された。午後から私の所属する総務文教の常任委員会があった。意見書として「吾妻地区県立高等学校再編整備計画の見直しに対する要望」の提出が決まった。中之条高等学校と吾妻高等学校の統合の問題で来年度からの農業科教育の1学級化や平成30年の統合時における普通科の1学級削減計画を見直して欲しいという要望だ。

 意見書の提出については全員が賛成したが、村の大きな課題は、生徒数が減少する中で県立嬬恋高等学校をどう存続させるかだ。私は首長を含めて当局がこの問題をどう認識し、どのように対応しようと考えているのか尋ねた。県外からスケートの選手を勧誘しているというような回答があったが、昨年、全国募集しても1人も応募がなかったのが現実だ。

 JICAと協力し、農業研修を希望する海外留学生の受け入れを要請したらどうか、というような提案もでたが、それくらい思い切ったことをやらないと状況をかえることはできないかも知れないな。嬬恋高等学校の存続は地方創生のキーワードの1つだ。