徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

辞任

2010-06-02 16:37:45 | Weblog
 8日から6月定例会が始まるので、農作業に一区切りつけるつもりで、早朝から畑に出る。トマトに支柱をたてていると、農道を通りかかった知人が「鳩山総理」の辞任を教えてくれた。新聞報道や政治評論家のコメントを聞き、辞任は無いのかと考えていたので、チョッと驚いた。流石の「宇宙人」もパワーゲームに力尽きたということなのだろう。「団塊の世代」の一人としては、改めて変革の難しさを感じる。

昼に戻ると、テレビは「鳩山総理」辞任一色である。政治評論家も大変だ。昨日は「辞任の可能性は殆どない」とコメントしていたのに、今日はしたり顔で、もっともらしい解説をしなくてはならないのだから、気の毒といえば気の毒だ。小心者ではとてもやっていられない。結局、8ヶ月前の熱狂はうたかたの夢だったのだろうか。

午前中では終わらず、午後も作業に出る。キュウリ苗の活着が悪く元気がないので、精農家に電話を入れる。気温が上がらないので、根の張りが例年より悪い、という解説である。ついでに、寒冷紗の中のナスも見るように言われ、剥いでみると、こちらは虫にやられている。覚悟を決めて第1回目の防除を行う。気温が上がらなくても、虫と雑草は感心するほどたくましい。

政治家もこの位たくましくないと務まらないということか。

追記
  今、山本一太さんのブログを見たら、昨日「総理の辞任」を予想していた。