金魚cafe

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42~世界を変えた男~

2013-11-04 23:38:58 | 映画
昨日の楽天日本一、レッドソックスの上原選手がワールドシリーズの胴上げ投手にとなんか嬉しくなる野球関連のニュース。

昨日の今日でメジャー初の黒人選手となったジャッキー・ロビンソンの映画を観に行って来ました。

休日でもあり、昨日の楽天の試合の影響でしょうかかなりの人でした。

男性の方が多かったですが、年齢は幅広かったですね。

あと野球部らしき学生さんも多しでした。

メジャーで毎年4月15日になると選手は背番号42をつけて試合にでるのはメジャー初の黒人選手であるジャッキー・ロビンソンに対する敬意からだそうですね。

ジャッキー・ロビンソンは名前だけは知っていました。

彼がメジャーリーガーとなったとき白人社会は黒人を自分たちのところに入れさせませんでした。

ベースボールも黒人は黒人だけでリーグを編成して観客も黒人だけの試合をしていました。

その時代は人種差別があったのです。

同じ乗り物に乗ることはもちろん、ホテルも宿泊を断られたり、レストランも同席はダメ、トイレ、シャワーまで別にされていたのでした。

1945年8月第二次世界大戦が終わると戦地からメジャーリーガーたちが復員してきてすぐ開幕となったのです。

そのときまだ日本は終戦直後で野球どころではなかった時代です。

ブルックリン・ドジャース(当時ドジャースはNYに本拠地がありました。)のGMリッキー・ブランチがメジャーリーグに黒人選手を入れようとします。

周囲には大反対されますが、これからはそんな時代ではないと押し切って有力選手を探します。

リッキーの目に留まったのがまだ若いジャッキー・ロビンソンでした。

ずば抜けた身体能力、特に走塁は目を見張るものがあります、そして強い精神力。

彼がメジャープレーヤーとして生きていくためにリッキーは「やられてもやり返すな、相手の低いレベルに自分を落とすな、やり返さない勇気を持て」と言います。

この前まで「やられたらやり返す」が流行っていたのでこういう生き方もあるのかとすごく印象に残りました。

ジャッキーがメジャーでプレーして成功したら後に黒人選手が続くわけですから失敗はできないのです。

そんな重荷を背負い、理不尽な差別で傷ついた心を励まし、慰めてくれる妻、自分も黒人だからと差別されているから頑張れというスポーツ記者ウイルス、そしてあるときは厳しく、ピンチのときは彼のために楯となってくれるリッキー。

そして最初は一緒にプレーするのが嫌がっていたチームメイトたちに彼の真摯な気持ちが通じて本当のチームとなります。

厳しいけれど能力のある人に対しては平等に評価する観客。

周りの人たちに助けられそれに応えるようにグランドで素晴らしいプレーをするジャッキー。

今のメジャーはもっといろんな国の選手が所属しています。

そうなったのもその先駆けが彼だったからなのだなあと思いました。

リッキー役のハリソン・フォードかなり特殊メークで彼だと言われなかったらわからないです。

私のなかでは海外の俳優さんで殿堂入りしているハリソン・フォードがこんな役をされるようになったんだなあと。

野球が好きな方にはオススメいたしますです。^^



猫侍(5)

2013-11-04 22:53:57 | ドラマ


仕官を目指しつつも傘貼り内職に精を出す久太郎。

一つのことに集中するというのも剣の達人なら得意なもので傘貼りもなかなかスジがいいみたいです。

仕事は順調なはずが、玉さまがマイペースなためせっかく貼った傘も台無しになります。

きっとかまってくれないからアピールしたんですね。

困り果てた久太郎は猫見屋に相談に行きます。

そんなところに大店の主に猫を斬った下手人探しを依頼された同心たち。

感じは悪いけど意外に頭が切れる同心に目をつけれられた久太郎。

玉さまの安全のため一時玉さまをお寺に預けに行きます。

これで仕事もはかどり再仕官の活動もできるとうれしいはずなのになぜかさみしさを感じる久太郎。

田舎に残してきた家族のことを思い出します。

剣術指南役をなぜ罷免されたのか?

それものちのちわかってくると思います。

思いなおして玉さまを迎えにいきます。

そこで玉さまがご飯も食べず元気がなかったと聞かされます。

お寺の住職が「縁というのは一度結びついたら切ることはできない、人も猫も一緒。あとはずっと付き合っていくだけ。」

と諭されます。

もうお互い離れられなくなった久太郎と玉さま。

本当の家族になった日でした。