金魚cafe

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SWITCHインタビュー達人たち 佐々木蔵之介×藤原かんいち

2016-08-28 23:04:22 | 佐々木蔵之介さん
いきなり駐在さんからのスタートで182センチの長身、端正な容貌というのであれば~藤吉先生とか~~。

これもいろいろオトナの事情があるのでしょうか。

駐在さん好きなのでうれしかったです。

原付バイクで世界中を旅する旅行家藤原かんいちさん。

私はどのような方なのか知らずでした。

旅行が職業となさっている。

自分が旅したことをどこかで発表されたりしてそれで生計をたてておられるのでしょうか。

お写真を見ると私たちが旅では行かないところ観たことがないところを行かれているような。

原付バイクというとどうしても「水どう」の洋ちゃんを思いだしてしまうのですが、たった一人で世界を行かれるのはすごいなあと。

世界は広くてずっと直線の道が続いているところをずっと走っておられるとガソリンスタンドが見当たらないし大丈夫なのかしら?とかなんかクマとかトラとか野生の危険な動物と出会ったらどうするのかしらとか私も聞いてみたいなあと思う方です。

蔵之介さんといえば旅というのは私たちファンの間では有名で暇があればひょいと海外へ行ってしまわれるのです。

私もかんいちさんに興味深々になったのですから蔵之介さんはもっと聞きたいことがあるだろうなあと。

かんいちさんはしゃべりのプロではありませんので訥々と話されるのですがそれが普段はほんわかはんなりとした話し方をされる蔵之介さんとテンポとか間が合ったのではないでしょうか。

うなずきながら目を輝かせて聞いている蔵之介さん。

私は今まで蔵之介さんは質問をされる側では蔵之介さんの話を聞く方だったのですが、今回は聞き手に回った蔵之介さんを初めて観ました。

すごく新鮮な感じがしました。

先ほども書きましたが、かんいちさんは話のプロではいらっしゃいません。

蔵之介さんの質問に対してあちこちに飛んでいきます。

それはそれでかんいちさんのお人柄が出ていてとても良いです。

蔵之介さんは番組を観ている私たちにかんいちさんのお話を簡潔にまとめてくれていました。

聞き上手な人なんだ~~。

きっとお酒を皆で飲んでいてもにこやかに話を聞いて雰囲気をなごやか~にしてるんだろうなあ~と。

蔵之介さんは芝居を登山にたとえられています。

かんいちさんは旅の最後はゴールがあるとおっしゃっています。

だからやっぱり話合うんじゃないと思ったら蔵之介さんは芝居にゴールはないんです。
とおっしゃっていました。

前のSWITCHインタビューで女優の藤山直美さんが香川照之さんと対談されたときに、直美さんがお父様の藤山寛美さんに役者とはと聞いたら「毎日水に字を書くようなもの」と答えられたそうです。

やっぱりそうなんだ~板の上に立ち続けるかぎりそうなのだと。

だから止まってしまったらそこで終わりなのだと。

そういう気持ちで立ち続ける蔵之介さんが好きで私たちは舞台を観に行くのだろうと。

このときは頭は丸刈りだったのでたぶんカツラだったのかなと。

髪型がビミョーに違っていたので。(^▽^;)

「オードリー」と「風林火山」、「チャレンジド」の映像を流してくださって感謝、感謝です。





BENT 森ノ宮ピロティ(大千秋楽)続き

2016-08-25 23:57:37 | 佐々木蔵之介さん
続きです。

人はここまで冷酷になれるのか、どんな状況でも人を愛することができるのかと両極端な表現。

それはナチの親衛隊が何の表情変わることなく人の命を奪っていく。

毎日の業務のようにしていく怖さ。

最初は躊躇したのだろうか?

その限界を超えるとあとはもうエスカレートしていくのか?

登場したナチの親衛隊の皆様は何の感情も表さず銃も躊躇することなく人に向けました。

唯一感情らしきものを見せたのがホルストが大尉を殴ったところでした。

一瞬殴られたことにショックを受けているように見えました。

まさかピンクの▽に殴られたなんてと信じられない表情でした。

でもすぐなかったことのように振る舞うところはすごく印象に残っています。

このあとのマックスとホルストがもうすごすぎて人を愛するっていうのは素晴らしいなあと思うぐらい有起哉さんのホルストは素晴らしかったです。

収容所暮らしで食事も満足に取れていないからと体も絞って役作りをされていて、ストイックな方なのだなあと。

蔵之介さんのマックスは有起哉さんのホルストをとても信頼しているのだなあと。

有起哉さんが受け止めてくれるから蔵之介さんのマックスが素晴らしかったのだと思います。

終演後のお二人のやり切った~~と晴れやかな笑顔が素敵でした。

他のキャストの方々をどうぞ~~と紹介するときの弾けっぷりで蔵之介さんはまた一つ山を登ったのだと思いました。

ラストにずっとお世話になった石を大事に抱えてグラスで乾杯するように有起哉さんとカチン。^^

藤木さん、新納さん、中島さん、柳下さん、石井さん、三輪さん、駒井さんも皆さん石をもってご挨拶。^^

「やっと釈放されました~。」とご挨拶された蔵之介さん、解放やら退院やらここ数年大変だったのだなあと。

いつものきれいなお辞儀をされて舞台を下がっていかれました。

このあと超高速参勤交代やら破門やら三月のライオンやら花戦さなど映画多いですが、今度はどんな山を登って行かれるのか。

楽な道じゃなくてきっと険しい道を選ぶのでしょうね。

置いて行かれないように頑張ってついて行きます。( ̄▽ ̄)





BENT 森ノ宮ピロティ(大千秋楽)

2016-08-25 00:11:43 | 佐々木蔵之介さん
今PCの前に座っておりますと先週より少し涼しい感じがします。

暑いとは言っても秋が来ているのですね。

BENTとともに夏が終わったような気がします。

ここ数年夏の真っ盛りに大阪で公演。

夏といえば蔵之介さんと私の中では夏の風物詩になりそうです。

くらのすけと五文字だし~~夏の季語でもいいんじゃあないでしょうか。^^

私は俳句はわかりませんが、五・七・五で「ピロティで 汗がまぶしい 蔵之介」な~~んておそまつでした。(^▽^;)

大千秋楽も暑かったです~~。

チケットは手元のあるのでゆっくり涼んでから中に入ればいいと思うのですが、ロビーでこういう機会しかお会いできない蔵ファンの皆様にご挨拶もしたいし、グッズは気になるし~(たま~~にとんでもない特典がついてくる場合がありますので~)ちなみに大阪は出演者の過去に講演されはDVD、パンフレット、まだあったのね「動く森」サイン入りです。

超高速参勤交代の前売り券、京都はポスターを販売されていたのですが大阪はありませんでしたので売切れたのかなあと。

これが最後だと思うと寂しいですね~~。

グレタの艶やかで弾圧前のこれが最後だからと「ベルリンの~~」と歌声が切ないです。

新納さん本当に素敵なグレタで9cmぐらいのヒールを履いて颯爽としてらっしゃいました。

男性ばかりの中で咲く一輪の大輪のバラって感じです。

そしてマックスの家族で唯一の理解者フレディおじさん、あんなにエレガントに新聞を読まれる方初めてみました。^^

マックスの同性愛はフレディおじさんの影響を受けたのではないかなあと思うのですがそこまで説明されてなかったのでどうなのでしょうね。

そしてホルスト、同性愛者が弾圧されている中でみんな必死で隠して生きているのに堂々とピンクの▽を掲げている。

強く、そして優しくて、最悪の環境でも誇りを失わずにいる。


どんなことをしても生き延びてやるという逞しさと世渡り上手さのマックス、好きな人と無理矢理別れさせられてから愛すること愛されることを怖がっている。

ホルストのまっすぐな愛がマックスを変えていったような気がします。

だんだんとマックスの表情が優しくなっていったから。

ルディといるときも優しかったけれどそれは恋人というよりなにか愛おしいものを見つめるような対等ではなかったと思います。

お互い見つめ合えず、触れもせずでただ言葉で愛を感じるシーンは自由のない中での純愛だと思ったのでこれは恥ずかしがったりして観てはいけない真剣に観ないといけないと思いました。


マックスの一番優しい表情が一番悲しい場面であったのがつらかったです。

人間というのはどれだけ冷酷になれるか、どんなにつらくても人を愛せることができるのだ。

この両極端を描いた素晴らしい舞台でした。

まだ書きたいことがありますのでまた続きます。

BENT 森ノ宮ピロティ(2)

2016-08-22 00:27:35 | 佐々木蔵之介さん
私は初日と大千秋楽を観に行ったのですが、前に観客もパワフル、演者も負けじとパワフルと書きましたが、京都のときは重い雰囲気であまり笑いが起こらず、静かに観てらっしゃったような気がしました。

大阪では前半の戦争の足音が近づいてくる前、世の中の動きに気づかずにマックスとルディは、マックスがグレタのクラブで気に入った男性がいると、お持ち帰りをしてルディがヤキモキするというハチャメチャな暮らしぶりが京都よりコメディタッチになっていて笑いが起こっていました。

この観客が芝居にグイグイと入ってくるパワフルさは大阪ならではなのではないかと。

せっかく大阪で公演があるのだから芝居を楽しまないとという雰囲気。

それにこたえるように演じる方々からもすっごくパワーを私は感じました。

大阪でBENTは終わりだからというのもあるのでしょうか蔵之介さんのマックス弾けてました。^^

ルディはより純粋でピュアな感じが増してマックスがルディには自分がそばにいてあげなければと思うのもそれはそうだと。

中島さんは蔵之介さんよりも背が高い方なのですが、ひたすらマックスを思うピュアさが愛らしくてこの後にルディに起こることを観るのはつらかったです。

収容所でのマックスとホルストの蔵之介さん、有起哉さんの息がピッタリすぎて重苦しい収容所の石運びがちょっとやすらぎになりました。

前回は本物だとわからなくてよくできた石だなあと思ったらカチンという音が聞こえて本物だったのでうわ~~っこれはハードだわ~~と。

石一個、一個漬物石ぐらいの大きさありますので重いと思います。

うっかり落っことしたら大変。

有起哉さんは汗をあまりかかれない方みたいなのですが、蔵之介さんは汗びっしょり。

う~~んこの差はなんなのだろうなあ。

新陳代謝が良いのだろうか。

最初から最後まで蔵之介さんだけが出ずっぱりなのでやっぱり体力消費するからだろうなあと。

そんなことを考えながら観ておりました。

厳しい収容所の中で逞しく生きるマックスと誇り高く生きるホルスト、初めて観た時より二人の愛がずっと深くなっていてとても素敵だと思いました。