昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

仏歯寺に参る②(№24)

2012-09-10 | 海外旅行
スリランカの仏教の聖地キャンデイの街は、ペラヘラ祭りで賑わいます。

山門を入って数百mの突き当りの白い閉囲まれた寺の境内に入ります。ここからは全員が靴を脱ぎます。

入った所で、ハスの花のような豪華な花を貰っていきます。




豪華な大きな花を持つ女性もいます。






入口から階段を上がって通路を通って本堂まで、人が一杯で前に進むのに時間が掛かります。妖気の漂う女性がいる。





花柄の天井もさりながら側面にはペラヘラ祭りの行列の絵がある。







左:足元の石板の彫り物は擦り切れている。  右:石段の彫り物は、地球を支える神様だ。






さらなる通路の先には、仏歯が納まっている廟が見えている。





本廟の隣の廟である。この太鼓がバンバンと鳴り響く。大きな象牙が何本もある。






供花を受け取る着飾った女性たち。






この扉の中に仏歯がある。予告も無く突然開くので、前にいる人で混雑する。開く時に巡り合わすでしょうか。




写真が出ていた。金色に輝く仏塔である。かなり大きいようだ。

右:開扉に出会ったが、望遠をかけて、混雑の中でそれは光の姿だけがカメラに収まった。


仏歯寺(古都キャンデイ)(№23)

2012-09-09 | 海外旅行
約半月ぶりにスリランカのペラヘラ祭りの街(キャンデイ)をアップします。

ぬるぬるのマッサージから一夜明けて、仏歯寺(仏陀の歯を祀る)へ向かう。

マハウエル・リーチHに向かう道にペラヘラ祭りの看板が出ている。




仏歯寺の境内を、参詣する人が続々と進む。小学校の子どもだろうか。





この人たちの足元は、全員裸足である。手には供え物の花を持つ。





これは女子の列である。勿論裸足である。




金色の屋根が本堂である。マメ球の電飾で飾られている道路沿いは、夜も人で一杯になりそうだ。




参道に不思議な木を見つけた。




ツバキの仲間かな。参詣する人が赤い花を持っているので、それかなあと眺めていると、現地の背の高い男が採ってくれた。
 





少し年長の生徒たち





正面と寺院に向かって手を挙げている彫像。その足下で保護者だろうか。





ジャカランダを見つけた。





寺院の境内では靴を脱いで、白い門から正面の八角形の屋根の下にはいる。


和歌山たま電車②

2012-09-08 | 旅の風物
和歌山電鉄貴志川線運賃表。




鄙びた里の終点の駅「貴志」




プラットホームには、「ねこ」神社と「いちご」神社が祀ってある。電鉄の起死回生の神様かも。
 
「ネコ」の先代は「イチゴ」電車だったようだ。






マニヤは入場券を購入するのだろう。





駅舎の中に喫茶店がある。椅子の背もたれまでネコである。






ネコもここまで演技をすると、化けてきそうな…。





たま駅長の公式写真。






たま駅長のポートレート2葉。
 





カウンターの上の空間にもネコネコ。





駅長「たま」の百面相。






電車もネコになった。(電鉄の写真より)


「イチゴ」電車

和歌山たま電車①

2012-09-07 | 旅の風物
 和歌山鉄道が昭和8年に開通し、その後伊太祁曽駅・貴志間が延伸した。そして南海電鉄に合併し、2005年再び和歌山電鉄として独立した。
 モータリゼーションの影響もあって、延伸した部分の廃線反対の運動もあったが、合理化と工夫で存続し、今では「たま電車」として有名になった。「たま」=ネコの名

伊太祁曽駅-貴志駅が特にネコ電車観光の見どころと言う。

「いだきそ駅」から終点の「貴志駅」に行く。

駐車場から200m以上離れた駅前である。駅の構内のような線路を渡って行ったが乗り遅れた。ままよと車で先回り。
 




終点「貴志駅」




駅舎の中は猫だらけ、と言うよりも「たまだらけ」
 





30分に1本の電車だというのに、この賑わいはどうだ。





今日は日曜日で「たま駅長」は休日で、この「にたま駅長」が勤めると言う。pm4:00まで勤務と言うのに残業する気。




眼を開けて睨んでいる。





カメラ目線になった。





2006年新発足で駅長に就任。あと30秒で勤務時間終了。
 




駅構内には作業車が停まっている。





終着駅の線路の終点が見える。


城灯りの景

2012-09-06 | 話題
電車の中だったか、ポスターが出ていたので、ふと思いついて大阪城の灯りの風景を見に行く。

夕景で浮かび上がるお濠のある風景。





人が続々と集まっている感じである。

右はNHK大阪放送局と、手前が大阪歴史博物館。放送局の地下には、古代の遺跡が保存されており、一般公開をしている。
 




西の城門の裏側に、灯りが整然と並んでいる。




会場には数千の灯りがすでについていた。




雲にも見える灯りの列に大阪城が浮かびあがる。軍勢に取り囲まれた淀殿もこうだったか







角度を変えて…。






天守閣がライトアップされた。






折しも、天空には半月が輝く。クレーターまで見えるとは感動ですね。






灯りが付くと言うだけで、人が大勢やってきます。暗い部分は人がいることが多い。






レーザー光線が走り始めた。綺麗ですね。





頭上一杯に拡がります。それにしても、どうしてこんなにせわしく動くのだろうか、





天守閣の正面にも灯りが点いている。こちらはカメラを持った背の高い外人がよく目立った。




夜の濠の風景は、賑わいとはかけ離れた静けさがある。


加茂岩倉遺跡③end

2012-09-05 | 歴史・文化遺産
岩倉遺跡のガイダンス館から発掘現場まで空中回廊遊歩道が付いている。


はや秋の気配が来ている野山であった。

秋の七草:クズ、ヤマノイモ(ヤマドコロ)の花も見える。
どうも違和感があったのですが、ヤマノイモでなくて、ウリハダカエデの花のようです。(9/7追記)



秋の実りのシバグリ






この里山から、銅鐸が出るとは驚き。






発見当時は、人が数千人連日押しかけたと言う。



行きつく先は発掘現場、今は崩れないように固められている。






出土した時の姿で、固められている。






特定の範囲であるが、多量の銅鐸が、出土したことは、謎に包まれている。



発掘を再現している。




発掘を進める中に、洞窟のようになった中からも発見された。







これはアブですね。他の蜂を捕まえています。シオヤアブ




左:道沿いのブッシュの中にウリハダカエデを見つけた。枝が瓜の様に緑色であって、羽根つきの種子はカエデである。
右:現地見学に最も近い所にある高速道路の橋脚のモチーフが、銅鐸の模様であった。



加茂岩倉遺跡②

2012-09-04 | 歴史・文化遺産
出雲地方には違いないが、その何処にあるのかと地図で探します。

宍道湖の西の端、「出雲縁結び空港」の南、宍道ジャンクションから10㎞ほど南にありました。





山の堀切に架かる橋のような案内所の中には「ガイダンス」と呼ばれる資料室になっていて学芸員が常駐している。





発掘されたすべての銅鐸の写真。











銅鐸の中には更に小さな銅鐸が、入っているのが多かったと言う。土に埋めるときに、凹みを失くす為かもしれない。
 





数多くの銅鐸を調査するにつれて、当時の人が銅鐸の個別識別をしたことがうかがえる。

銅鐸の胴体の部分にはトンボやシカの絵が描いてあるのが見えるでしょうか。




よく見ると、銅鐸の上の円弧の内径に丸い円盤状の絵がある。カメだと言う。飛鳥で最近発見されたカメと似ている。




これは人の顔。




これは×印がある。2段目の円弧のやや右に刻まれている。





平成20年3/22付の新聞。





前方に樹木のない土地が見れる。そこが、多数の銅鐸を発見した場所である。

この後、発掘現場に向かいます。

加茂岩倉遺跡(銅鐸の里)

2012-09-03 | 歴史・文化遺産
 今から26年前に島根県の宍道湖の南の山中で、多数の銅鐸が発見された。

これまでは滋賀県野洲で銅鐸博物館があるが、そこよりも多数が発見されたと新聞を賑わした。

里山の裾に車を置いて、発見地までの道に、車止めに銅鐸のモデルが置かれている。





39個が発見された。(滋賀県野洲市では24個)





現地の説明板。





図の左方から進む。遺跡ガイダンスの建物まで進む。この案内図の銅鐸の絵がある場所で発見された。





この谷の奥が出土地である。夏の太陽は遠慮なく照りつけてきた。





季節はずれのベニウツギが咲いていて、和ませてくれる。





崖から湧いている清水は、こんなにも茶色の沈殿物を含んでいる。鉄の成分が酸化して錆びになった色である。

この地方は鉄の生産地である。





ここで発見された銅鐸の様子が写真で並んでいる





左:大きな岩の中に、穴を掘って、埋め込まれていたらしい。
 






青いのはショベルカーで掘り出されてしまったので、レプリカで埋まって状態を再現している。
 





発見された銅鐸のレプリカや、当時の模様の記録が、整理されて、保管展示されているガイダンス館。


鬼の舌震い峡谷

2012-09-02 | 歴史・文化遺産
「奥出雲おろち号」のポスターから。一日に一・二往復している「おろち号」です。 



オロチループを下った所の駅が「出雲坂根駅」でまさに坂の根元の駅である。




スイッチバックがある。勾配をジグザグで通過するときに使います。







左:線路が交差している。           右:ホームに出てみる。
  



待避線に作業車が停まっている。頼もしそうだ。






駅構内はもちろん、周辺の至る所から湧水が出る。人呼んで「延命水」。







少し出雲に近付くと「鬼の舌振い」という景勝地がある。10年以上前に来た時よりも整備が進んでいる。由来が書いてある。
 




渓谷の散策地である。





大きな吊り橋は間もなく完成する。






奥出雲にあった道の駅は食堂が2時で閉店する。売店で寿司を買う。これは美味い。
 
次は、銅鐸出土日本一の加茂岩倉遺跡を訪ねます。

オロチループ(JR木次(=きすぎ)線)

2012-09-01 | 旅の風物
これがループ橋だ!





上空から見る。上にアップした写真はどの位置から撮ったのでしょうか。




ここにも平家の落人の伝説が残っている。深い谷を見はるかす山の頂上付近に、平家の村がある。





道の駅がある平家平展望台でラッキーなことに「奥出雲おろち号」に出会う。





勾配があるからか、スローな走り。




 

ポスターから。







樹木がよく茂ってしまって、地面が見えない。昔見た景観は望めない。





よく見れば、展望台の手すりには「雲州そろばん」がデザインされている。この付近はそろばんの生産で有名。





ヤマタノオロチが、鎌首を持ち上げているモチーフです。
また、右には胴体が、地面から出てまた地下に潜っているモニュメントがある。

                  (この項つづく)