昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

チベット自治区02(青蔵鐵道)

2007-08-31 | 海外旅行
標高が4500mを下らないというのに、緑豊かな自然が広がる。

西蔵に向かった旅人たちは、この景色を見れば、険しかった道中の苦労がけし飛んだに違いない。湖岸に沿って、ヤクと羊が草を食む大草原である。


標高4650mの湖は400平方kmの淡水湖という。名は錯那(ツォナク)湖、またの名を「神湖」とも言われる。

水量の豊かな湖を縫うように草地が広がり、そこに放牧されている。牧童を発見。


鴨の仲間だろうか、水鳥が遊んでいる。なぜか懐かしい。


左:国家級の自然保護区、錯那(ツォナク)保護区域の標識があった。
右:白いヤクと黒いヤク。


標高4586mまで下がってきた。


この標高で外気温度18℃というから驚きだ。


列車は走り、アムド駅から更に130kmほど来て、那曲(ナクチュ)駅で停車した。車外に出られるというので、皆さんもぞろぞろとホームに出てきた。
 「那曲駅歓迎」の電光掲示板が出ているだけで、普段から誰も居ないのだろう。
 寂寥とした駅。それは宇宙を走るスリーナインの列車だ。


ここで、いつもなら急いで列車の最前列に行って、先頭車両の写真を撮るのだが、それが出来なかった。
 少し身体を動かすと息切れがして、頭がくらくらする。さっさと歩けないので、うろうろと徘徊せずにいた。

ホームで記念写真を撮ったり、標高4500mの空気の薄いことを体感したり。


まもなく発車すると誰が言ったのか、ホームに人はいなくなった。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めて見るショットばかり (siawasekun)
2007-09-01 03:54:50
今日も、チベット自治区、青蔵鐵道関係のショットを見て、楽しませていただきました。

初めて見るショットばかり、ありがとうございました。

嬉しかったです。
ありがとうございました。

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siawasekunさんへ (tetu)
2007-09-01 04:55:46
いつもお越し下さって有難うございます。

 青蔵鐵道もまもなく終わりです。それからは、ラサの街を散策していきます。
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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2007-09-01 05:23:33
自然豊かで良い所ですね
私もこういう所で写真を撮ってみたいです
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白いヤク (地理佐渡..)
2007-09-01 07:52:52
おはようございます。

ヤクというと黒とばかり思っていました。
白いものもいるのですねぇ。
今朝はなによりこのことを知ったのが一
番でした。
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アガリさんへ (tetu)
2007-09-01 10:15:56
 アガリさんおはよー 

 今回初めて空気の薄いのを実感しました。

 以前に飛行機を降りると海抜4000mと言うので、高山病に少しやられました。
 
 今回は覚悟はしていましたが、薄い空気の中で、犬のように、鼻をくんくん言わせました。
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標高4500m (Yuki)
2007-09-01 10:16:47
そんな高地にも、広い湖があるのですね。
毎日tetuさんのチベットの旅を訪れていると、標高3000m以上なんて当たり前~、という感覚になっていました。
でも、身体を動かすと息切れがするという、空気の薄さ。
やはり、”すごーいところ” なんですね。
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地理佐渡..さんへ (tetu)
2007-09-01 10:19:05
 おはようございます。

 愛玩動物として、白いのは大事にされているようでした。
 どちらも同じだと思いますが、観光客には受けるようですね。
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Yukiさんへ (tetu)
2007-09-01 10:49:58
淡水湖と言いますから、貴重な水源だったことでしょう。
 別名「神湖」とも言われるそうですが、有難かった湖でしょうね。

 空気が薄いから、気圧が減って、体が膨れていたかも知れませんね。(笑)

 酸素が少ない。空気が少ない。実感しましたよ。
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ツォナク湖 (kawa)
2007-09-02 00:04:00
>少し身体を動かすと息切れがして、頭がくらくらする。
恐る恐る外に出ないといけませんね。

この湖の水まで、干しあがるなんて時代が来ないことを祈りたいですね。永遠に、この景色であって欲しい
です。
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kawaさんへ (tetu)
2007-09-02 01:46:51
標高のことを、絶えず心にかけながら、喋るのを最低限に、スローなテンポで、静かに歩いている限りは、普通に居れますよ。

 自然界に対して、人類は少し気使って行きたいですね。
 自然に溶け込む、人も地球の一員出会ってほしいですね。
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