パタゴンの博物館とか資料館とかがまだあったはずですが、DVのビデイオに入っているのか、出てくるまでお預けになりそうです。
次の目的地、パイネ国立公園で、世界遺産第一号の山並みに向かいます。
パイネの山の裏になるラゴグレイのホテルに入ります。吊り橋があり、二人ずつしか渡れません。ラゴグレイホテルから氷河の谷に向かう途中でした。写真がなくて記憶が多いのですが、氷河の融水が流れる川でした。上高地の明神池の近くにもありましたね。
山道をずんずん歩いていると、道が開けて目前に氷河が見えた。
ここに至る道中でチャイニーズランプと呼ばれるヤドリギの群生が樹木にぶら下がっていたり、木の幹にできた大きなコブ(おそらく虫が作った?)をインデイアンブレッドと呼ぶものがあったり、結構楽しい山道だった。いつかアップします。
少し歩くと氷河の先端がさらに近くなり、氷のかけらが浮かんで岸辺に漂ってきます。手に取ってみると、氷が融けてきて、含まれていた気泡がピチピチと音を立てる。
さらに進むとパイネの山が見えてくる。右手奥の一群の山がパイネです。
拡大すると、その切り立った山容は途中で2層に分かれて色がついている。
これは表側から見たパイネの連山です。
今回のツアーの旅行社の冊子の表紙の文言です。火の国パタゴニアとある。山の中の石炭か石油が自然発火して、明かりが見えていたので、南米に新天地を求めたスペイン人が、山の明かりを見て名付けたという。スペイン語で「フェゴ(火の国)」といった。
先ほどのインデイアンブレッドという木のコブを細工して、土産物になったのがこの鳥の木彫です。