昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

火の国パタゴニア07(プンタアレナス市街2)

2011-10-19 | 海外旅行
 市内の治安がすこぶるいいので、散策が自由にできる。2連泊をしたホテルの裏手にまわってきた。

 3階に泊り、高いフロアーで食事とかであった。昼が長いので、夜中の12時頃になってもまだ空は夜の帳は降りなかったホテルだった。
近くの緑の屋根の小屋は新聞売りの小屋である。




絵葉書から、地の果てパタゴニアとも言われるのに、なかなかの風景である。







散歩して海岸線を歩いていると、チリ海軍の基地があった。門に立つ歩哨は、銃を持って立っている。カメラを向けると、スパイと間違えられると嫌なのでカメラを向けられなかった。




街中の緑いっぱいの公園を兼ねる道路には、彫像が建っている。これは先代の市長だとか誰かが言っている。足元のルピナスが満開です。
 




広い並木の道路の向こうにマゼランが建っている。





彼は大砲の上に立ち、台座には地球征服、パタゴニアの風物がついている。
右:台座の左の人物こそが、パタゴンと呼ばれる先住民である。
 





 パタゴンだけを拾い出します。彼らは遠くアジアから北米に移住しインデイアンになり、南米ではインデイオになり、ここ大陸の南端に到達した歴史を持つ。
 先住民の彼らは裸である。身にまとうものは動物の毛皮だけだった。何と布を織ることを知らなかった。スペインの牧師がここにきて、教えるまでは。「パタ=足、ゴン=大きな」それがパタゴニアの語源である。人々が足に触れるので、光って色が変わって銅の色が出ている。
 





マゼランは遠くを見つめて、地球的規模の思考をしたかも知れない。




台座が逆光で暗いので、明るくすると、浮かび上がってきました。パタゴンが大きな足を光らせながら座っていました。





シティー銀行がある。立派な建物です。石造りの大きな建築が並ぶ目抜きの通りである。




バックパッカーの二人連れが遊んでいたので、写真を撮るからと注文を付けると、このポーズであった。




立派な建物の庭には、どこも花が綺麗である。赤いルピナスが満開である。