「つぼや」尾張旭市

森林公園でシラタマホシクサを撮影後、マイレビュアーさんお勧めの店で昼食を取ることにした。


店は下駄履き長屋の一角にあり、表の共同駐車場に車を停めて、暖簾を潜る。店内は小上りを除き、ほぼ満席状態。
6人掛けの座卓なので躊躇していると、女性店員が「どうぞ」と私達二人を奥へ招いてくれた。（キャパは全部で23。）



味噌煮込みうどんに決めていたが、天気も良かったし、結構歩いた所為もあり、天ころ830円に急遽変更。



ツレは当初の予定通り、デラックス味噌煮込み1080円とし、ライス（大）200円とともに注文する。




先に、つぼや特製天ころが登場。丼から飛び出すような大きさの海老天が載っている。



食べてみたところ、うどんそのものの食感は、フニャあるいはプニュといったもので、多治見の「信濃屋」を思い出し、
味の組み立ては、甘辛の汁に山葵と天かすで、うどんと蕎麦の違いこそあれ、岐阜「更科」のたぬきを彷彿させる。
また天ぷらの70％が衣とは実に驚きだったが、これにはかなりの技術を要するものと思われ、賞賛に値するかもしれない。





鶏肉・玉子それに海老天の入った味噌煮込みだが、こちらは先ほどと違い、細目ながらそれなりの固さを感じることができた。
スープも、出汁が効いていて、なかなか深みもある。ただ天かすが溶け出すと、くどいと思う人もいるのではないだろうか。


いずれにしても男女を問わず常連客と思われる人々がひっきりなしに訪れて、地元での人気のほどがうかがえた。

つぼや （うどん / 三郷駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0