続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

平成27年の成人祭に参加して思う

2015年01月12日 | 地域での行事・出来事

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今年も新成人で構成する実行委員会が中心となって進行された。今年の本町の新成人は285名と昨年より11名減った。
しかし全国では今年は126万人と前年より5万人増えたそうであるがこれは一過性のもので減少傾向には変わりないとのこと。

式に臨席していて自分が二十歳の時はどんなことを考え、どんな夢を持っていただろうかと思い起こしたが記憶にない。
もう40数年前のことである。時代も大きく変わり、世の中全体が豊かになって生活レベルもスタイルも様変わりした今、
二十歳を迎えた若者の価値観、目標とするものも大きく変わってきているのであろうか。
今夜のTVでも今の若者は家族志向が強い。街のインタビューでも目標は自分の父親や母親像だとか、親孝行がしたいという
言葉が多く聞かれたように思う。日本がいかに平和であったかということの裏返しでしょうか。

一方では新成人が生まれた年は阪神大震災が起きた年だったことも多くの番組で報道されていて、震災の影響を大きく受けて
育った若者も何人かはいたことでしょう。あれから20年という歳月が過ぎたが震災の教訓は忘れてはならない。

私が新成人に望むことは「今までの自分の人生は親や周りの人たち、学校や社会が育て導いてくれたもの。これからは
自分自身の努力と才覚で自分の人生を切り開いていかなければならない。そして少なくとも自活し、余力があれば周りの
人や社会に貢献できる人になって欲しい。二十歳といえば肉体的にも最高の時であり、自分の可能性を信じて何事にも
チャレンジしてほしい。自分で限界を作らないでほしい。今の時代失敗しても命まで取られる心配はないし路頭に迷うほど
貧困にもならない。自分の納得が行く人生に何度でもチャレンジしてほしい。あの時何故挑戦しなかったのかと悔いを残さない
ようにしてほしい。そして何が納得できることかを早く見つけることです」というのが自分の経験から言えることでしょうか。
前日1月11日のブログで紹介した料理家三國清三氏のヒストリーも参考にご覧ください。
新成人の皆さん参考にして頂ければ幸いです。平和な日本を維持し、自分の夢を実現して下さい。