モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

モンテは積み上がっているのか

2013-11-29 19:55:04 | モンテディオ山形
今シーズンも再昇格が叶わなかったということで、
この2年間に対する巷の批判は大きい。

また古い話で恐縮だが、
2001年シーズン、昇格を最終戦で取りこぼしたとき、
悔しいのと同時に、「おいおいこのまま昇格しちゃってええんかい?」と
正直思ったものだ。(今年のどこかの南のチームのようにとは申しません)

資金力、観客動員数、スタッフの充実度などなど、
負けて改めて、「うちは、川崎、大宮、新潟、大分などどと比べて、いろんな意味でもう少し積み上げが必要だ」などど、
悔し紛れにつづった記憶がある。


しかし、それ以降、
チームの成績は上がらず(2004は惜しかったが)、観客も増えず、経営力も上がらず、

チームの積み上げはおろか、J2砂漠の中で、このまま沈んでいくのかと、半ば諦めた時期もあった。
当時某巨大掲示板では、水戸、鳥栖とともに「J2ボトムズ」などどありがたい名前もいただいたものだ。
負け続けながらホームに通うたびに、試合を応援するというよりは、スタジアムにとりあえず行くことだけが目的化し、「一体自分は何のためにここにいるんだろう?」などど自問してしまった時期もあった(笑)


だから、
再昇格を逃したことを糾弾するなどという、今のチームを巡る状況というのは、
チームへの現実的な期待値としては、
十分積みあがっていると評価しても良いと感じる。

ただ、
じゃぁ、どんなチームを目指すのかについては、
もう少し長い目で見ても良いのではないかと。

もちろん、毎年、昇降を繰り返す、地方のチームという生き方もあるかもしれない。
昇格以前のときは、もうそれでも十分と思ったものだ。

しかし、
同じJ2オリ10から昇格し、J1に定着しているチームを見るにいたり、
「もしかして、我々もそれが可能なのではないか」と。

そういう意味では、定着の可能性という意味では、
この2年間の「変化」、というか「実験」、というか「代償」は、
大きな財産となるのではないか。

月曜日の新監督記者会見。
石崎監督から、どんなチーム作りが語られるのか、
楽しみのような、怖いような(笑)
コメント
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