2月4日(土)
先月トヨタから次世代タクシーが、公開された。
で、思うのはなぜ「フェンダーミラーなのか?」ということ。
現行のタクシーでもフェンダーミラーが多いが、タクシーをフェンダーミラーにする理由は、
1. 視線の移動が少なくて済む。
2. 狭い道でのすれ違いに、車幅を確かめやすい。
ということが一般的に言われているが、トンサンがフェンダーミラーのシャレードやカローラからシャリオに乗り換えた時、まず感じたことは・・・
3. ドアミラーはワイパーの払拭(ふっしょく)範囲になく、雨の日は雨滴がドアガラスについてとても見にくい。
ということだった。
だから1994年に、こんな車が欲しいとメーカーに手紙を出した時は、「フェンダーミラー」の車を要望していた。
でも今は時代がすすみ、バックカメラ全盛の時代になった。
そして国土交通省も去年、カメラでしっかり後方確認できれば、ミラーが無くてもいいよというおふれを出した。
バックミラー等に代わる「カメラモニタリングシステム」の基準を整備します。
カメラならひさしを付ければ、雨滴の邪魔は無い。
屋根のドリップモールにつけたり、取付の自由度も増すだろう。
今さら何で、ださいフェンダーミラーにしたのか?
う~ん、まぁ、タクシーは恰好よりも、利便性がいいのに限るからこれでいいか。
このタクシーも思い切ってダサいデザインにしたが(必然的にこうなった?)、使い勝手はとても良いと思う。
デザインより使い勝手を重視するユーザーなら、自家用車としてもこのデザインはあり?かな?
さて、フェンダーミラーの理由ですがリンク先の記事によれば「古典的だけど視界が広く四角いセダン型ではフェンダーミラーが一番扱いやすい」そうです。あと考えられる理由としては従来のタクシードライバーであれば慣れたフェンダーミラーがしっくりくるでしょうし、死角も少なく視点移動も少ない点、あとは一日に何百キロ、寿命まで何十万キロも走るタクシーでは耐久性や信頼性を考えると機械仕掛けのバックカメラよりも物理的でこわれずらいフェンダーミラーの方が良いのかもしれませんね。
http://autoc-one.jp/toyota/newmodel-3063629/0003.html
でもこれからの時代は、今までのメーターパネルが、横長の液晶になり、バックミラー、スピード、燃料、警告灯、エアコン、オーディオ、ナビなどが一つの液晶パネルの中に表示されるようになるのではと思っています。
その方がコストが安いし、自由度があるから。
もっとも壊れると全部表示できなくなっちゃうね。