トンサンの別荘

初代iMacが壊れ、本宅「マック鈴木家へようこそ」が更新できなくなったので、2010年9月27日よりこちらで情報発信。

15年前のPerforma575復活

2010年11月11日 17時47分03秒 | パソコン

話が前後逆になってしまったが、Performa575は押し入れから出して電源を入れたが、起動時にフロッピーに?マークがついた画面で止まり、立ち上がらなかった。
どうやって起動したかと言うと次の方法である。
まずPerforma575で使っているOS「漢字Talk7.5」のCDで起動させようとした。
ところがうんともすんとも言わない。



右のCDが「漢字Talk7.5」のOS。

昔使っていたトラブル解決本をひっぱりだし、あれこれやった。
Performa575はフロッピーディスクドライブがついているので「Norton Disk Doctor」のフロッピーで起動させ、ハードディスクの修復をやってみた。
それからハードディスクから起動したら、普通に起動できた。日付が狂っているので直せと言ってきたので、直す。
アイコンも白紙化してしまったので「デスクトップファイルの作り直し」を行って、アイコンの絵が出るようにした。

Performa575を使ってやりたいことはムービーペイントで作った書類の再生。それをデジカメで動画撮りし、YOU TUBEにアップすること。
ムービーペイントで作った動画はフロッピーディスクに保存されていた。それをハードディスクにコピーして再生しようとしたら「メモリーが足りない」と言ってきた。昔さんざん悩まされたメモリー不足の再来だ。



Performa575のハードディスクにペイントムービーのファイルをコピーし、ムービープレーヤーで再生しようとしたが・・・

メモリー不足はRAMダブラーで補うしかない。
ところがRAMダブラーをインストールしたら、なんと文字化けしてしまった。



画像がぼけているが文字化けの状態である。


さあ、どうやって直す?
15年前にパソコンを買ったときから付けているトラブルノートがある。
これを読むと2003年に「RAMダブラーをインストールしたら文字化けになった」という記録があった。
この時の直し方は「漢字Talk」のCDで起動して、システムフォルダーを入れ替えている。
では同じようにとCDを入れたが、CDをいれてもうんともすんとも。起動しないのだ。CDドライブが認識されていないようだ。

もう一度「Norton Disk Doctor」のフロッピーで起動させ、ハードディスクの修復をやってみた。
文字化けが直った。しかしメモリーは増えていない。はて?
トラブル解決本とトラブルノートを読んだら「コンパネ メモリーの32ビットアドレスを入りにしないとメモリーは増えないよ」と書いてあった。そうだった。昔のことなのですっかり忘れていたが。



メモリーは20MBしか積んでいないが、RAMダブラーで見せかけのメモリーを40MBにしている。

今のようにメモリーが豊富な時代には考えられないことだ。
Performa575はメモリー8MB、ハードディスク160MBのマシンだ。それをメモリー20MB、ハードディスク250MBに増設したのだが。
さてとりあえずPerforma575は使えるようになった。
しかしスタンドアレイ(単独)で使っているのではデーターのやり取りができない。
マック鈴木家の家庭内LANに接続しよう。イーサネットの接続をする。が、つながらない。
これもトラブルノートの記述を調べると「クロスケーブルを使う」となっていた。
つながらない原因はそれだ。LANケーブルを変えてEther Talkの設定をする。



Apple ShareでLandiskが見えた。


ネットワークに入れた。デスクトップにLandiskの中のdiskがマウントされた。
これでLandiskに保存してあるデーターにアクセスできる。
Vistaとのデーター交換もここでできる。

Performa575でムービーペイントの動画をQuick Time Movie にし、Landisk経由でVistaに持って行ったが、VistaのQuickTime Playerでは動かなかった。残念。
動けばYOU TUBEにアップしなくても.movの動画として見られるのだが。


Performa575のマウスは途中で動かなくなり、ケーブルを刺し直したりするとまた動くようになったりもしたが、最後には全く動かなくなった。


ポインティングデバイスの色々


右側のペン型をしたマウスに変えて使っていたが、ポインターの動きが遅く、なめらかではない。
で、今は左のタブレット「image PAD」を使っている。スタイラスペンの動きが滑らかでクリックもしやすく使いやすい。
また絵でも描いてみようかな。
これらはすべてADBポート接続なのでiMacやウィンドウズでは使えない。
考えてみればPerforma575からiMacに代わって仕様ががらっと変わったのであった。
Macユーザーにとってみれば今までの周辺機器がみんな使えなくなるという大衝撃だった。
ADBポートは無くなりUSBに。SCSI(スカジー)も無くなった。プリンタポート(シリアル)も無くなった。
CPUも68KからPowerPCになった。
思えばMac、Windowsを問わずUSBが今のインターフェースの主流だが、それはiMacから始まったのだった。



Performa575の左となりはZIPディスクドライブ。隣がエアーステーションでLANを構成している。その左がLAN Disk


デスクトップにマウントされたドライブ群
上からPerforma575のハードディスク、LANdisk、ZIPdisk、PC用フロッピーディスク(MacはWindows用フロッピーが認識できる)
CDdiskは相変わらずマウントされない。CDを使えるようにするのはどういう風に修復したらいいのだろう?

 

 


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