今回北陸をテーマに旅行したのには,大切な理由があったのです。それが,春休みに被災地ボランティアを行った輪島市門前地区。震災の後,どのように復興しているのか気になっていたのです。
門前東小学校前の道路の飛び出したマンホールもまだそのまま。
震災によって全壊したお寺は復興途中にあります。
遠く離れ,祈ることしかできません。
↑震災時はこんな感じでした。
ボランティアはもういませんが,復旧作業はどんどん行われていました。
震災から半年経っていますが,復旧をあきらめ,店を閉めてしまったところもあります。
店を少し建て直して頑張っているところもあります。
自衛隊が駐屯していた門前東小学校の運動場も,野球部が活動を行っていました。どこの学校でも当たり前に見られる光景ですが,この小学校では,大変な危機を乗り越えたわけです。いつまでもこの平和が続きますように・・・。
門前の役場です。「がんばる輪島」をテーマに掲げ,復興を目指しています。
再び訪れた感想はというと,道路や役場,総持寺など,税金を費やして復興するようなところや観光地は,かなり立ち直っていると言えます。道路についても,未だに地割れが残っているところはもうありませんでした。国や県からの補助で何とかなったのでしょうね。
しかしながら,個人の家などは全壊して空き地になってしまっている家や,崩壊してそのままになっている家があったり,明らかにもう人が住んでいない家があったりと,かなり差があります。これは,もう個人の問題かもしれませんが,援助をしてあげないと,どうしようもないのだと思います。家を建てるのには莫大なお金がかかるのですから。ボランティアでやれることは限度があります。なんだかんだ言っても,募金などによる援助が,その土地の人々にはありがたいのかもしれません。
地震は防ぎようのない災害です。今は新潟の人も大変だと思います。頑張って欲しいと思います。
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