(原題:9)
【2009年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
2005年第78回アカデミー賞・短編アニメーション部門にノミネー トされた11分のショートフィルム「9」を長編映画化したダーク・ファンタジー。
古びた研究室の片隅で、麻布を縫い合わせて作られた奇妙な人形が目を覚ました。腹部には大きなジッパー、背中には数字の"9"が描かれている。9(声:イライジャ・ウッド)は恐る恐る外を見ると、見渡す限りの廃墟が広がっていた。呆然とする9の前に現れたのは、お人好しの発明家2(声:マーティン・ランドー) だった。2は壊れていた9の発声装置を修理し、他にも仲間がいる事を知らされる。そこへ巨大な機械獣が現れ、9をかばった2は機械獣に連れ去られてしまう。その後9は、面倒見のいい小心者のエンジニア・5(声:ジョン・C・ライリー)、自立心旺盛で勇敢な戦士・7(声:ジェニファー・コネリー)、保守的で傲慢なグループのリーダー・1(声:クリストファー・プラマー)、好奇心旺盛な双子の3と4、風変わりな芸術家・6(声:クリスピン・グローヴァー)、腕力自慢の用心棒・8(声:フレッド・ターターショー)らと出会う。2を助けるために9と5と7は機械獣の元に訪れるが、そこで9は沈黙を守っていた巨大兵器を呼び覚ましてしまう…。
ティム・バートンが『これまでの人生で見た映像の中で、最高の11分間だった』と絶賛し、自らがプロデューサーに名乗りを上げて、全面バックアップのもとに完成された作品。
今年は「NINE」「第9地区」と「9」絡みの作品が続いたが、どれも好感触な秀作ばかりでした。
最初、予告編を観た時はストップモーションアニメ(人形アニメ)かと思っていたんですが、フルCG作品でした。
しかも9のキャラがズタ袋っぽいところとか、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のブギーっぽくて、ティム・バートンが絡んでいるのかと思ったら、彼はプロデューサーのみだったんですね。
80分という短い作品ですが、『映画(物語)は長ければいいってモノではない』ということを再認識させてくれます。
ここで描かれているのも、「シェルター」などでも描かれていた"魂の開放"なんですね。
肉体よりも魂=ソウルを重んじるというアメリカらしい映画です。
それにしてもこの世界観、キャラクター、たまらなくいいです♪
Shane Acker's '9' Short Film (2005)
こちらが2005年アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされたショートフィルム「9」。
これはシェーン・アッカーがUCLAの学生時代に、卒業制作として完成させた作品というから驚きです。
物語の大筋はまったく一緒ですが、この頃の作品で世界観はすでに出来上がってますね。
すごいすごい!
追伸。
日本で例えるなら「小さな戦士ミクロマン」って感じ?
監督・原案はシェーン・アッカー。
製作はティム・バートン。
全米興行成績(2009年9月公開):初登場2位→6位→9位→ランク外
日本興行成績(2010年5月公開):ベスト10には入らず
2010年5月8日公開
公式HP:9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~
【2009年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
2005年第78回アカデミー賞・短編アニメーション部門にノミネー トされた11分のショートフィルム「9」を長編映画化したダーク・ファンタジー。
古びた研究室の片隅で、麻布を縫い合わせて作られた奇妙な人形が目を覚ました。腹部には大きなジッパー、背中には数字の"9"が描かれている。9(声:イライジャ・ウッド)は恐る恐る外を見ると、見渡す限りの廃墟が広がっていた。呆然とする9の前に現れたのは、お人好しの発明家2(声:マーティン・ランドー) だった。2は壊れていた9の発声装置を修理し、他にも仲間がいる事を知らされる。そこへ巨大な機械獣が現れ、9をかばった2は機械獣に連れ去られてしまう。その後9は、面倒見のいい小心者のエンジニア・5(声:ジョン・C・ライリー)、自立心旺盛で勇敢な戦士・7(声:ジェニファー・コネリー)、保守的で傲慢なグループのリーダー・1(声:クリストファー・プラマー)、好奇心旺盛な双子の3と4、風変わりな芸術家・6(声:クリスピン・グローヴァー)、腕力自慢の用心棒・8(声:フレッド・ターターショー)らと出会う。2を助けるために9と5と7は機械獣の元に訪れるが、そこで9は沈黙を守っていた巨大兵器を呼び覚ましてしまう…。
ティム・バートンが『これまでの人生で見た映像の中で、最高の11分間だった』と絶賛し、自らがプロデューサーに名乗りを上げて、全面バックアップのもとに完成された作品。
今年は「NINE」「第9地区」と「9」絡みの作品が続いたが、どれも好感触な秀作ばかりでした。
最初、予告編を観た時はストップモーションアニメ(人形アニメ)かと思っていたんですが、フルCG作品でした。
しかも9のキャラがズタ袋っぽいところとか、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のブギーっぽくて、ティム・バートンが絡んでいるのかと思ったら、彼はプロデューサーのみだったんですね。
80分という短い作品ですが、『映画(物語)は長ければいいってモノではない』ということを再認識させてくれます。
ここで描かれているのも、「シェルター」などでも描かれていた"魂の開放"なんですね。
肉体よりも魂=ソウルを重んじるというアメリカらしい映画です。
それにしてもこの世界観、キャラクター、たまらなくいいです♪
Shane Acker's '9' Short Film (2005)
こちらが2005年アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされたショートフィルム「9」。
これはシェーン・アッカーがUCLAの学生時代に、卒業制作として完成させた作品というから驚きです。
物語の大筋はまったく一緒ですが、この頃の作品で世界観はすでに出来上がってますね。
すごいすごい!
追伸。
日本で例えるなら「小さな戦士ミクロマン」って感じ?
監督・原案はシェーン・アッカー。
製作はティム・バートン。
全米興行成績(2009年9月公開):初登場2位→6位→9位→ランク外
日本興行成績(2010年5月公開):ベスト10には入らず
2010年5月8日公開
公式HP:9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~
9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~ コレクターズ・エディション [Blu-ray]Happinet(SB)(D)このアイテムの詳細を見る |
9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~ コレクターズ・エディション [DVD]Happinet(SB)(D)このアイテムの詳細を見る |
9(「9」輸入盤サントラ)Danny Elfman,Deborah Lurie,Gavin GreenawayE1 Entertainmentこのアイテムの詳細を見る |
そうそう。
マックのハッピーセットにでもなるかなぁ~?なんて思ってたんですが、マイナーだから無理か(笑)。
でもあの9体もそうだけど、機械獣とかも机に飾りた~い♪
終末世界の雰囲気に合っているだけでなく、シンプルにその人形の性格が伝わってきますし。
できればこの9体を自宅に飾りたいなぁ~。
そうですね~、いまひとつヒットしてない感じでちょっと残念。
ともやが気に入っているのも、物語というよりは世界観やキャラクターが好きなんで、ま、日本での評価もこんなものなのかな~ってww
これ今一つ不評なのが残念ですよね。
確かに、長編でのポリシーがしっかりしてなかったのはうーんとは思いますが、
それを除けば私は好き~。
「9」関係ではこれがいちばんです(笑)
ちなみに第9・・って私にはわからなかったんだけど、本作もかなりわからない部分があるにも関わらず、割とツボに来た(笑)
この違いってなんなんでしょうね。 私にもわからんですが。 笑
あの人形たち、「どういうしくみで?」とか細かい事は置いておいて、よかったですね♪
あの一見可愛く見えないデザインなんだけど、観ているうちにだんだん可愛くなってくるのが不思議♪
この雰囲気&世界観は好きですね~♪
私はこの作品好きでした~^^
キレイとはいえない人形達~でも何か可愛いですよね~♪
あの小さな体で機械獣に向かて行く姿。
応援しながら観てました。
映像が綺麗でそれだけでも満足でした^^
ひいき目に見ても可愛いキャラじゃないですよねww。
(絶対マックのハッピーセットのおまけにはならないww)
映像の綺麗さ、あの世界観はたまりませんでした。
廃墟ラヴ♪
わ~、そのゲームって何だろう?
(ちょっとえいさんのところへ…)
「ガジェット」。
聞いた事あるけど、プレイした事無いなぁ。
(元テクノポリスですから♪)
>彼らはなんのために造られたのか
その辺はあんまり考えてなかったんでしょww。
世界を救うために作られたのなら、あまりに能力無さ過ぎですしね(笑)。
短編の方がスッキリまとまってますからねww。
ただこういうCGアニメ(人形アニメでもいいんだけど)って細部を観てるだけで楽しめるっていうのがありますよね。
>明日からお休みかな?
しばらく休みは無しですわ。
クリストファー、亀有にも来てくれないかしら?
個人的にはmigさんと同じで短編の方が好きです。短編向きの作品と話だと思うんで。もっともそういう意味ではともやさんの言ってる、映画は長けりゃ良いってもんじゃないというのは正にその通りですよね。
おふたりが仰るように主人公が原因で…ての、私もひっかかる。
まあSFに限らず、子供や犬が悪さするせいで全員が窮地に陥るてのはオヤクソクですが。
もひとつひっかかってるんですが、彼らはなんのために造られたのかがイマイチわからない。博士が犯したミスから世界を救え、というなら相手はマシン軍団ちうことで原作版キャシャーンなんですがね。
よくこんなにまたポスターを!
さっきコメント入れたと思ったのに入ってなかった('~')
短編の方は私も観てたんだけど、セリフない方が好みだったなぁ~。
CGっていうのはちょっと意外だわぁ。。。
明日からお休みかな?
クリストファーに会いたいよぅ~(まだ言ってる 笑)
>「9」の好奇心が事態を悪化させてしまう。
何かこんな感じって今までもあったような気がするんですが…浮かばないってことは、あまり無かったのかな?
それにしても愛おしいキャラクターですよね。
このフィギュアがあったら、めっちゃ欲しいんですけど♪
この「9」の好奇心が
事態を悪化させてしまう。
主人公が元凶?
こういう発想ってあまりいままでなかったような…。
でも、彼はこの世に生れてきたばかり。
何が何だか分からない
レプリカントのような感じ。
そう思うと、無性にいじらしくなりました。