【2005年・日本】TVで鑑賞(★★★★☆)
山田風太郎原作の「甲賀忍法帖」を実写映画化した伝奇アクション・ロマン。
関ヶ原の決戦で勝利を収め、1603年に江戸に幕府を開いた将軍・徳川家康(北村和夫)。長い戦乱を治め、泰平の世作りを始めた家康は、将軍職を嫡子・秀忠へ譲り駿府へ退いた後も政権を握り、天下統一を目指して争いの芽を摘み続けていた。1614年。人里離れた山奥に400年の昔より、人智を超えた不思議な術を持つ忍者たちが暮らす2つの里があった。伊賀の鍔隠れと甲賀の卍谷。犬猿の仲であった伊賀と甲賀は、初代・服部半蔵との約定により両里は接触を避け、長きに渡り平穏が続いていた。伊賀の朧(仲間由紀恵)と甲賀の弦之介(オダギリ ジョー)は、互いの身分を知ることなく出会い、運命的な恋に落ちていた。ある日、天下人・家康から2つの里に指令が下る。それは伊賀と甲賀、5対5の戦いに勝ち残った一人の忍が駿府に上り、次期将軍を決するというもの。服部半蔵が定めた禁は解かれ、伊賀と甲賀は戦いを強いられることになる。伊賀から選ばれたのは、朧、蓑念鬼(伊藤俊)、(みのねんき)、夜叉丸(坂口拓)、蛍火(沢尻エリカ)、薬師寺天膳(椎名桔平)の5人。そして甲賀からは、弦之介、室賀豹馬(升毅)、筑摩小四郎(虎牙光揮)、如月左衛門(木下ほうか)、陽炎(黒谷友香)の5人。弦之介は家康の真意を疑うが、両里の戦いは否応なく始まってしまう…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/3e/2c9c9ee7be3cb1aef0362a66d250e32f.jpg)
仲間由紀恵もオダギリジョーも好きだけど、公開当時はまったく興味ありませんでした。
【愛し合う運命】とか、恋愛映画みたいな宣伝をバンバンしていたからです。
忍者同士の恋愛映画なんて…と思ってましたが、めっちゃ面白いじゃないですか!
この作品は興行的に大コケして、日本のラジー賞とも言える【きいちご賞】の2005年ワースト1になったらしいけど、ワースト1は、この映画を宣伝した人間でしょう。
山田風太郎原作の「甲賀忍法帳」という単語が宣伝でちょっとでも入っていれば、ともやはもの凄く食い付いていたハズ。
確かに恋愛要素は入っているけど、それを前面に出して、こういう作品が好きな人が食い付くわけないじゃん。
こんな面白い作品は大きい画面で観たかった~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b8/f6b42477af5d30302d37443bad10c296.jpg)
物語のメインとなるのは、伊賀と甲賀の迫力あるバトル。
鍵爪を武器とする蓑念鬼。
糸で敵を切り裂く夜叉丸。
毒蛾を操る蛍火。
不死の身体を持つ薬師寺天膳。
先読みに長けた盲目の室賀豹馬。
棒手裏剣を自在に操る筑摩小四郎。
自由自在に姿を変える如月左衛門。
体内で猛毒を発生させる陽炎。
X-MEN顔負けの超常的な能力の持ち主ばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/5b/5afcd8375d7f885fe6b6566414b304ae.jpg)
そして、朧の能力は睨んだ相手を粉砕する邪眼の持ち主。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ae/943c98ea395857c4f75cea9fa07957a7.jpg)
弦之介�の能力は何だろう?
武器をはじき返す?
人並み以上の運動能力?
敵の忍者が止まって見えるくらいだから、後者か。
香港の歴史ファンタジー映画を観ているかのようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/9e/d50eb800c74fce925ea3113f7b74f875.jpg)
別にともやは恋愛映画を否定しているわけではないのです。
この作品で描かれている、結ばれること無い哀しい恋愛も好きです。
ただこういう作品を、【恋愛】と【感動】を前面に押し出して宣伝する馬鹿なシステムを何とかしてほしいですね。
この映画をどの層にアピールすれば興行的に成功するかを調べるマーケティングって言葉を知らないんだろうね。
監督は下山天。
アクション監督は下村勇二。
山田風太郎原作の「甲賀忍法帖」を実写映画化した伝奇アクション・ロマン。
関ヶ原の決戦で勝利を収め、1603年に江戸に幕府を開いた将軍・徳川家康(北村和夫)。長い戦乱を治め、泰平の世作りを始めた家康は、将軍職を嫡子・秀忠へ譲り駿府へ退いた後も政権を握り、天下統一を目指して争いの芽を摘み続けていた。1614年。人里離れた山奥に400年の昔より、人智を超えた不思議な術を持つ忍者たちが暮らす2つの里があった。伊賀の鍔隠れと甲賀の卍谷。犬猿の仲であった伊賀と甲賀は、初代・服部半蔵との約定により両里は接触を避け、長きに渡り平穏が続いていた。伊賀の朧(仲間由紀恵)と甲賀の弦之介(オダギリ ジョー)は、互いの身分を知ることなく出会い、運命的な恋に落ちていた。ある日、天下人・家康から2つの里に指令が下る。それは伊賀と甲賀、5対5の戦いに勝ち残った一人の忍が駿府に上り、次期将軍を決するというもの。服部半蔵が定めた禁は解かれ、伊賀と甲賀は戦いを強いられることになる。伊賀から選ばれたのは、朧、蓑念鬼(伊藤俊)、(みのねんき)、夜叉丸(坂口拓)、蛍火(沢尻エリカ)、薬師寺天膳(椎名桔平)の5人。そして甲賀からは、弦之介、室賀豹馬(升毅)、筑摩小四郎(虎牙光揮)、如月左衛門(木下ほうか)、陽炎(黒谷友香)の5人。弦之介は家康の真意を疑うが、両里の戦いは否応なく始まってしまう…。
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仲間由紀恵もオダギリジョーも好きだけど、公開当時はまったく興味ありませんでした。
【愛し合う運命】とか、恋愛映画みたいな宣伝をバンバンしていたからです。
忍者同士の恋愛映画なんて…と思ってましたが、めっちゃ面白いじゃないですか!
この作品は興行的に大コケして、日本のラジー賞とも言える【きいちご賞】の2005年ワースト1になったらしいけど、ワースト1は、この映画を宣伝した人間でしょう。
山田風太郎原作の「甲賀忍法帳」という単語が宣伝でちょっとでも入っていれば、ともやはもの凄く食い付いていたハズ。
確かに恋愛要素は入っているけど、それを前面に出して、こういう作品が好きな人が食い付くわけないじゃん。
こんな面白い作品は大きい画面で観たかった~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b8/f6b42477af5d30302d37443bad10c296.jpg)
物語のメインとなるのは、伊賀と甲賀の迫力あるバトル。
鍵爪を武器とする蓑念鬼。
糸で敵を切り裂く夜叉丸。
毒蛾を操る蛍火。
不死の身体を持つ薬師寺天膳。
先読みに長けた盲目の室賀豹馬。
棒手裏剣を自在に操る筑摩小四郎。
自由自在に姿を変える如月左衛門。
体内で猛毒を発生させる陽炎。
X-MEN顔負けの超常的な能力の持ち主ばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/5b/5afcd8375d7f885fe6b6566414b304ae.jpg)
そして、朧の能力は睨んだ相手を粉砕する邪眼の持ち主。
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弦之介�の能力は何だろう?
武器をはじき返す?
人並み以上の運動能力?
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監督は下山天。
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おいらにとっては、SFC「ミスティック・アーク」のキャラデザの人だし、最近のアニメでは「ラーゼフォン」だねえ。
でも、このネタはしらなかったよ。
じゃあ、見なきゃ。
録画してあるし。
>コンセプトデザインは山田氏だったんだ。
そうそう、そうなのよ。
ちょっとビックリ。
山田氏といえば、「ミスティック・アーク」&「ラーゼフォン」ですよね。
「ラーゼフォン」は劇場版観たけど、まだTVシリーズ観てないや。
あぁ、仕事なんてしないで作品だけ観て生活できるような人になりたい~。
知りませんでした。
「きいちご賞」の存在も知らなかったですけど。
いや~、面白かったです!自分は『SHINOBI』を支持します!
最近の日本映画の中では、ムチャクチャ面白かったです。日本映画界も、こういうエンターテイメント映画をたくさん作って欲しいです!
あたしはやはり、恋愛ものとしか見えませんでした。
だから、ストーリー要らないのyo、、、
もっと、がんがんやってくれたらなぁ、、、
>今作が、きいちご賞??
ちなみに2006年のきいちご賞は「ゲド戦記」ですって。
まだ観てないからともや的な判断は下せないけど、そうなんだぁ。
日本のきいちご賞の判断基準って今ひとつ何ともいえないけど、毎年ラジー賞を取る作品は、めっちゃ面白いんだよね。
今年のラジー賞は何が来るのかなぁ?
>もっと、がんがんやってくれたらなぁ、、、
原作は読んでないんですけど、凄いらしいですね。
忍者の選考人数鵜も倍だし、戦いの様がハンパじゃないらしい。
原作読んでみようかな。
石原真理子監督作品に内定しているらしいぞw
>今年のきいちごは「ふぞろいな秘密」。
>石原真理子監督作品に内定しているらしいぞw
さっきネットで見たら「ゲド戦記」でしたよん。
「ふぞろいな秘密」は無かったなぁ。
詳しくは1月25日売りの文春で、ですって。
これ、かなりお下品な映画みたいだから、ちょっと興味あるぞ。
リメイク「奥様は魔女」も四部門でノミネート。
もちろん、助演男優では「SWep3シス」のクリステンセン君もノミネートされてるよ。
常連のトムくんも複数部門ノミネートだし、今回は婚約者ケイティもノミネされたよ。
ん~、だけど、ここ数年では地味なほうかな。