(原題:THE LOVELY BONES)
【2009年・アメリカ/イギリス/ニュージーランド】試写で鑑賞(★★★★☆)
全世界で1000万部を越えるアリス・シーボルドの同名小説を映像化。
14歳で殺害された少女が、天国と地上の間をさまよいながら、残された家族や友人たちを見守り続けていくファンタジー映画。
スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は14歳の女の子。会計士をする父親ジャック(マーク・ウォールバーグ)、編み物が趣味の母親アビゲイル(レイチェル・ワイズ)、多少太っていることを気にしてダイエットに励む妹リンジー(ローズ・マックィーバ)、建設機械が大好きな弟バックリー(スリスチャン・アジュデール)。それはどこにである幸せな家族だった。誕生日に買ってもらったポケットカメラに興奮し、将来は動物写真家になりたいと思うスージー。上級生のレイ・シン(リース・リッチー)に憧れ、その気持ちを伝えられずにいるスージー。リンおばあちゃん(スーザン・サランドン)からファーストキスの素晴らしさを教わり、レイとのキスを夢見るスージー。しかし1973年12月6日、スージーがレイからデートに誘われた当日、スージーは隣人のハウスドール職人ジョージ・ハーヴィ(スタンリー・トゥッチ)によって殺害される。スージーが家に帰って来ないことを心配する家族たち。死んでしまったことに気がついたスージーは天国に行くのを踏みとどまり、残された家族を見守ることに…。
殺人鬼ハーヴィを演じたスタンリー・トゥッチが、ゴールデン・グローブ賞、アメリカ俳優組合賞、放送映画批評家協会賞で助演男優賞にノミネーションされています。
最初はちょっとブルース・ウィルスみたい…なんて思ってましたけどね(笑)。
冒頭30分くらいまでは、『「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンではなく、「ブレインデッド」のピーター・ジャクソンの復活か?』なんて思ってましたが、また新しい扉を開いたみたいですね。
「千と千尋の神隠し」に登場した湯婆婆のように豪快なリンおばあちゃん、好き~。
そして黒田勇樹にそっくりなシアーシャ・ローナン、可愛い~。
この娘は、「つぐない」でアカデミー賞を始めとした各賞で助演女優賞にノミネートされただけあって、すごい演技が上手。
今後がめっちゃ楽しみな女の子。
そして何よりも劇中の音楽が素晴らしく良かった~♪
何回もブログで書いているけど、ピアノが主旋律のサウンドがたまらなく好きなんですよね。
ブライアン・イーノ。
彼のサウンドたまらなく好きじゃ♪
輸入盤でもいいからサントラ手に入れたいんだけど、見当たらない。
何故じゃ?
The Lovely Bones - Brian Eno - "The Big Ship"
Cocteau Twins- Alice With Lyrics (Lovely Bones Soundtrack)
ところどころ意図的に外しているかのような場所があったんですよね。
リンジーがハーヴィに追われ殺されそうになってるのに、ママが戻ってきて幸せ~とか。
ハーヴィが証拠を隠滅しようとしていて、スージーがやらなきゃいけないことがあるって決意。
スージーを感じることができる少女ルース・コナーズ(キャロリン・ダンド)に真実を告げるのかと思いきや、やりたいことってそれ~? みたいな。
いや心残りだったのは分かるけど♪
でも14歳ってそんな感じなのかな?
死をも受け入れた上で、その状況に適応していく。
(死んでいるんだけど)若さと好奇心に溢れた存在。
これはちょっと原作を読んでみたくなったかも。
監督・脚本・製作はピーター・ジャクソン。
製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。
2010年1月29日公開
公式HP:ラブリーボーン
■死後の世界観、霊の扱いは何となくこの作品に似てるかも?
【2009年・アメリカ/イギリス/ニュージーランド】試写で鑑賞(★★★★☆)
全世界で1000万部を越えるアリス・シーボルドの同名小説を映像化。
14歳で殺害された少女が、天国と地上の間をさまよいながら、残された家族や友人たちを見守り続けていくファンタジー映画。
スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は14歳の女の子。会計士をする父親ジャック(マーク・ウォールバーグ)、編み物が趣味の母親アビゲイル(レイチェル・ワイズ)、多少太っていることを気にしてダイエットに励む妹リンジー(ローズ・マックィーバ)、建設機械が大好きな弟バックリー(スリスチャン・アジュデール)。それはどこにである幸せな家族だった。誕生日に買ってもらったポケットカメラに興奮し、将来は動物写真家になりたいと思うスージー。上級生のレイ・シン(リース・リッチー)に憧れ、その気持ちを伝えられずにいるスージー。リンおばあちゃん(スーザン・サランドン)からファーストキスの素晴らしさを教わり、レイとのキスを夢見るスージー。しかし1973年12月6日、スージーがレイからデートに誘われた当日、スージーは隣人のハウスドール職人ジョージ・ハーヴィ(スタンリー・トゥッチ)によって殺害される。スージーが家に帰って来ないことを心配する家族たち。死んでしまったことに気がついたスージーは天国に行くのを踏みとどまり、残された家族を見守ることに…。
殺人鬼ハーヴィを演じたスタンリー・トゥッチが、ゴールデン・グローブ賞、アメリカ俳優組合賞、放送映画批評家協会賞で助演男優賞にノミネーションされています。
最初はちょっとブルース・ウィルスみたい…なんて思ってましたけどね(笑)。
冒頭30分くらいまでは、『「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンではなく、「ブレインデッド」のピーター・ジャクソンの復活か?』なんて思ってましたが、また新しい扉を開いたみたいですね。
「千と千尋の神隠し」に登場した湯婆婆のように豪快なリンおばあちゃん、好き~。
そして黒田勇樹にそっくりなシアーシャ・ローナン、可愛い~。
この娘は、「つぐない」でアカデミー賞を始めとした各賞で助演女優賞にノミネートされただけあって、すごい演技が上手。
今後がめっちゃ楽しみな女の子。
そして何よりも劇中の音楽が素晴らしく良かった~♪
何回もブログで書いているけど、ピアノが主旋律のサウンドがたまらなく好きなんですよね。
ブライアン・イーノ。
彼のサウンドたまらなく好きじゃ♪
輸入盤でもいいからサントラ手に入れたいんだけど、見当たらない。
何故じゃ?
The Lovely Bones - Brian Eno - "The Big Ship"
Cocteau Twins- Alice With Lyrics (Lovely Bones Soundtrack)
ところどころ意図的に外しているかのような場所があったんですよね。
リンジーがハーヴィに追われ殺されそうになってるのに、ママが戻ってきて幸せ~とか。
ハーヴィが証拠を隠滅しようとしていて、スージーがやらなきゃいけないことがあるって決意。
スージーを感じることができる少女ルース・コナーズ(キャロリン・ダンド)に真実を告げるのかと思いきや、やりたいことってそれ~? みたいな。
いや心残りだったのは分かるけど♪
でも14歳ってそんな感じなのかな?
死をも受け入れた上で、その状況に適応していく。
(死んでいるんだけど)若さと好奇心に溢れた存在。
これはちょっと原作を読んでみたくなったかも。
監督・脚本・製作はピーター・ジャクソン。
製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。
2010年1月29日公開
公式HP:ラブリーボーン
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■死後の世界観、霊の扱いは何となくこの作品に似てるかも?
ゴースト ~天国からのささやき シーズン1 DVD BOXウォルトディズニースタジオホームエンターテイメントこのアイテムの詳細を見る |
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物語の面白さを損なわない…と、ともや判断。
だってここはともやのパーフェクト・ワールドなんですもの~(笑)。
>でも14歳ってそんな感じなのかな?
死をも受け入れた上で、その状況に適応していく。(死んでいるんだけど)若さと好奇心に溢れた存在。
お話を伺って私も原作を読みたくなりました。「14歳の視点」から死をとらえるって、興味深いです。
読んでみてなるほど・・・と引っかかった原因がわかった様に思いました。
映画は良くも悪くもかなり単純化されてるので、おそらく原作既読と映画だけ観る人の間でかなり評価が分かれそうな気がします。
シアーシャ・ローナンかわいいですよね。
このまま成長していってほしいなあ。
ありがとうございます。
死と言えば平井和正の「アダルト・ウルフガイ」シリーズでこんな台詞があったんですよね。
この世は悪に満ちている。
だから天使は清らかな存在を悪から遠ざけるために、すぐに天国へ連れていってしまう。
…的な、ね。
そういう風に思わないとやりきれない部分とかもありますよね。
宗教や信仰って、残された者に大事なんだな…って切に思いました。
原作読まれたんですね。
まざ、今の小説って長いから、まるまる全部映像化するなんて難しいですもんね。
ともやも機会を見つけて原作読んでみようと思います。
後半でちょっと評価下げたけど
でも観るに値する映像だしハラハラしたし面白かった♪
ああいう展開で観ている方は『おっ! おっ!』ってなってるのに、見事に外されちゃいますからね(笑)。
でもサスペンスよりは青春物語に重きを置いた結果なんでしょうね~。
これは音楽だけを堪能するために、また行きたいかも?
ちょっと期待しすぎちゃった感じです。突っ込みどころが多いのはまだ良いのですけど、何だか個々の登場人物が有機的に絡み合ってないというか、皆ばらばらなのが気になってしまって。ばらばらな個別のシーンはそれぞれ良いなぁってのが多い割りに全体としては、何がいいたいのこれ?って。^^;
シアーシャ・ローナンちゃんの美しさや上手さ、そして何よりスタンリー・トゥッチのあの嫌らしさときたら!ヅラで人格変わってますがな。(笑)
原作を読んでいる人にとっては、かなり物足りない内容だったみたいですね。
かなりのエピソードがカットされていて、チグハグ感を感じたみたいです。
KLYさんの感覚も、そういう部分から来る違和感みたいのを感じたのかもしれないですね。
ともやなんかちゃらんぽらんに観てるから、そういう繊細な部分に気付かないのだ(笑)。
スタンリー・トゥッチは、ほんと嫌らしかったですよね。
独りでいる時の、は虫類のように微動だにせず獲物を狙う態度。
あの演技はスゴかったです。
彼の出演作って『メイド・イン・マンハッタン』と『普通じゃない』くらいしか無いんだけど、普通の彼がどんな感じか記憶に無いので、どれくらい変貌してるかわからないww。
でもあれぐらい自身の顔を変貌させないと、役に入り込めなかったってエピソードは、非常に面白かったです。