(原題:PARANORMAL ACTIVITY)
【2007年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
一組のカップルが暮らす一軒家で起こる出来事を追いかけた、フェイク・ドキュメンタリーのホラー映画。
デイトレーダーで生計を立てるミカ(ミカ・スロート)はビデオカメラを購入し、家の撮影を開始する。それは一緒に住んでいる恋人のケイティ(ケイティ・フェザーストーン)が夜中に変な現象が起きていると言い始めたからだ。霊現象など信じないミカは、このビデオで確実な証拠を捕らえようとしていた。変な現象は、怪しげなラップ音やドアが自然に動いたりと、頻繁に起き始めていた。2人は専門家に相談するが、『私は人間の霊の専門家で、悪魔に関しては専門外』と言われてしまう。ケイティはビデオを撮り続けることが悪魔を怒らせていると忠告するが、ミカはビデオ撮影を止めようとしない。やがて夜中にケイティが不穏な行動を起こし始め…。
鑑賞遍歴に偏りのあるともやは「ブレアウィッチ・プロジェクト」を観たことが無いんですが、それに部類されるフェイク・ドキュメンタリー。
わずか1万5000ドル(約135万円)の制作費で、1億ドル(約90億円)以上の興行成績を挙げる。
最初はたった12館のレイトショー公開が口コミで話題を呼び、公開5週目で初登場の「ソウ6」を押さえて全米1位を獲得してしまったホラー映画。
いや~、単純に怖かった。
これ、実は日本人が結構好きなタイプの作品だと思うんですよね。
「本当にあった怖い話」系の再現ビデオ。
劇中には怖い描写やシーン(そして衝撃のオチ)は一切存在していない。
肝となるのは、登場人物たちが感じている恐怖を、いかに観客に伝染させられているか。
これに尽きますね。
この登場人物たちが感じる恐怖の描き方が、すごく上手いんです。
これはともやのバイブルである小中千昭・著『ホラー映画の魅力 ファンダメンタル・ホラー宣言』にも書かれてありました。
ひとつ観ていて面白かったのは、アメリカでは「人間の霊」と「悪魔」はまったく別物として考えられていること。
日本の除霊師って「人間の霊」「動物霊」「悪霊」、隔たりなく扱うじゃないですか。
(『これは私の手には負えません』っていうケースもあるけど)
しかもアメリカの専門家って、除霊師とかではなく、あくまで霊の研究をしている教授っていうのが、これまた文化の違いだな~なんて感じちゃいました。
これはすでに続編製作が決定しているみたい(これだけヒットしちゃうと…ね)なんだけど、止めておいてほしいかもね。
監督・脚本はオーレン・ペリ。
全米興行成績:初登場48位→20位→5位→3位→1位→2位→5位→8位→ランク外
全米興行収入:1億350万ドル
2010年1月30日公開
公式HP:パラノーマル・アクティビティ
■こういう作品が好きな人にはオススメかも
■ともやのバイブル。結構面白いですよ
【2007年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
一組のカップルが暮らす一軒家で起こる出来事を追いかけた、フェイク・ドキュメンタリーのホラー映画。
デイトレーダーで生計を立てるミカ(ミカ・スロート)はビデオカメラを購入し、家の撮影を開始する。それは一緒に住んでいる恋人のケイティ(ケイティ・フェザーストーン)が夜中に変な現象が起きていると言い始めたからだ。霊現象など信じないミカは、このビデオで確実な証拠を捕らえようとしていた。変な現象は、怪しげなラップ音やドアが自然に動いたりと、頻繁に起き始めていた。2人は専門家に相談するが、『私は人間の霊の専門家で、悪魔に関しては専門外』と言われてしまう。ケイティはビデオを撮り続けることが悪魔を怒らせていると忠告するが、ミカはビデオ撮影を止めようとしない。やがて夜中にケイティが不穏な行動を起こし始め…。
鑑賞遍歴に偏りのあるともやは「ブレアウィッチ・プロジェクト」を観たことが無いんですが、それに部類されるフェイク・ドキュメンタリー。
わずか1万5000ドル(約135万円)の制作費で、1億ドル(約90億円)以上の興行成績を挙げる。
最初はたった12館のレイトショー公開が口コミで話題を呼び、公開5週目で初登場の「ソウ6」を押さえて全米1位を獲得してしまったホラー映画。
いや~、単純に怖かった。
これ、実は日本人が結構好きなタイプの作品だと思うんですよね。
「本当にあった怖い話」系の再現ビデオ。
劇中には怖い描写やシーン(そして衝撃のオチ)は一切存在していない。
肝となるのは、登場人物たちが感じている恐怖を、いかに観客に伝染させられているか。
これに尽きますね。
この登場人物たちが感じる恐怖の描き方が、すごく上手いんです。
これはともやのバイブルである小中千昭・著『ホラー映画の魅力 ファンダメンタル・ホラー宣言』にも書かれてありました。
ひとつ観ていて面白かったのは、アメリカでは「人間の霊」と「悪魔」はまったく別物として考えられていること。
日本の除霊師って「人間の霊」「動物霊」「悪霊」、隔たりなく扱うじゃないですか。
(『これは私の手には負えません』っていうケースもあるけど)
しかもアメリカの専門家って、除霊師とかではなく、あくまで霊の研究をしている教授っていうのが、これまた文化の違いだな~なんて感じちゃいました。
これはすでに続編製作が決定しているみたい(これだけヒットしちゃうと…ね)なんだけど、止めておいてほしいかもね。
監督・脚本はオーレン・ペリ。
全米興行成績:初登場48位→20位→5位→3位→1位→2位→5位→8位→ランク外
全米興行収入:1億350万ドル
2010年1月30日公開
公式HP:パラノーマル・アクティビティ
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■こういう作品が好きな人にはオススメかも
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■ともやのバイブル。結構面白いですよ
ホラー映画の魅力―ファンダメンタル・ホラー宣言 (岩波アクティブ新書)小中 千昭岩波書店このアイテムの詳細を見る |
怖かったですか?
うわ~~~私観れるかな?
凄く話題になっているじゃーないですか~
監督の自宅で撮影した製作費がちょっとな作品で大ヒット!って、、、
勇気を出して観てみようかなぁ~
何も出て来ない系って聞いちゃったから
たぶんわたしはダメかもって思うケド、、、
試写で見る予定なので観たら読ませてもらいまーす♪
今年もよろしくお願いします。
ともやさんはこの作品、
結構楽しめたようですね。
私はう~ん・・・イマイチでした。
続編が決定しているんですか??
それもどうなんでしょうね。
いや、もう由香さんはマスター・オブ・ホラーの称号を手に入れてしまっているので、余裕で観られると思いますよ(笑)。
これはすでに賛否両論みたいなんですけど、この作品って、変異の過程…恐怖の過程を怖がって楽しむ系…なんですよね。
それ系が好きならハマれるはずですよ~♪
アメリカでこういう系のお話って、珍しいと思うんですよ。
フェイクドキュメンタリーって手法ではなく、モンスターも悪霊も姿を見せない映画って。
どうしてもアメリカのホラー映画って、そっちに行っちゃいますからね~。
migさんも試写に行くのね?
どっちかな~?
どっちかな~?
こちらこそ、今年もよろしくお願いします♪
続編はケイティの件か、前日譚になると思うんですけど、1作目で止めておけば…って続編はいっぱいありますからね。
これもその口に入りそう…。
ともやさん、やっぱり私まったく怖くなかったわ~。
音で脅かしてっくらいじゃもう怖がれないみたい私。
でもそっち系がダメだときっと怖くて楽しめるよね、、、
きっと由香さんとか(笑)
ともやさんブレアウィッチ観てないのは意外だなー
みてみてね☆私は嫌いだけど(笑)^^
ね、何にも出てこなかったでしょ(笑)。
なんかね~、これ怖いって言うより、上でも書いてるんだけど恐怖感が伝わるって言う部分で面白かった。
途中で何度も、『あ、これドキュメンタリーじゃないんだもんね、作ってるんだもんね』って頭の中で確認しちゃいましたもん。
>ブレアウィッチ観てないのは意外だなー
実はあの世界一ヒットした「タイタニック」もまだ観たことないんですよ(うふふ)。
私は怖さより、自分の彼女が本気で嫌がってる似の屁理屈捏ねて撮影止めない彼氏にイライラしっぱなしでした。(笑)
あたしは全然楽しめなかったから、続編はあっても
観ないかなぁ~(;・∀・)
これが楽しめたならきっと「ブレアウィッチ」も楽しめるんじゃないかなぁ?
すっごく同じような感じでしたよ。