さっき、ゴハンを食べながら
テレビを観ていると
「笑ってこらえて」で赤尾君らしき人を見た。
ダーツの旅じゃなくて、何とかひよこのコーナーで
スタッフとして出ていた人を見たら
あれ?
赤尾君?
と凝視。
この声もあの赤尾君だ、と私は確信。
最後のスタッフの名前を見たらやはりそうだった。
今の若い人にはわからないかも。
彼がインタビューをしていた女子高校生は
彼に飛びついてもいいくらいに
モテモテの人だったのだ。
その女子高生は「亀梨和也君が好き」と言っていたので
歳月である。
じゃ
この赤尾君て誰かというと
93年冬から春にかけて
中学3年だった彼は
素人として
笑っていいとものマジックコーナーに出場して
たちまち
スター的な扱いとなった人だ。
私もたまたまそのコーナーを観ていて
クールな、生意気な口調に
面白くて可愛くて
それ以来
そのコーナーを録画してきた。
それが
この写真の録画テープである。
なぜか今でも
すぐに目に付くところに飾ってある。
彼は本も出していたし
何かの雑誌で連載を持ち
素人でありながら
タレントであった。
そのあとどうなったのか全くわからなかった。
あの感じだと
当然芸能界にデビューしてもおかしくなかったのに
それはなかった。
どこかでサラリーマンとかしているのだろうか、などと
思っていた。
彼の父親が「日企」という
バラエティ番組を作る制作会社の社長で
芸能界の人とも縁があるのに
なかなかタレントとして出てこなかったから
私の中からも消えていった。
昭和51年生まれだから
山Pよりも9歳も上なのだ。
当時は中学3年から高校1年のとき。
とにかくモテた。
たちまちいいとものスターになった。
女の子、もしくは年上の女性のハートをつかむ
話術だった。
結構、ナルシストだったと思うが、そこは中学生の男の子。
その赤尾君が
父親の会社の制作している
笑ってこらえての
スタッフの一員(日テレに就職したのね)になっていたなんて。
もう結婚もしているだろう。
子どももいるだろう。
あれから何年?
18年か。
大人の私はちっとも変わらないけれど
中学生だった彼は
すっかりこちらの仲間入りだ、大人だ。
93年といえば
私には
その赤尾君といい
バイクといい
衝撃的な出会いがあったなあ。
今年はどんな出会いがあるのだろう。
私の心を捕らえる出会いに期待したい。
もう10時過ぎた。
寝ている時刻である、いつもなら。
これから寝ます。