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阿弥陀岳開山祭

2014年06月02日 22時42分00秒 | 生活情報
6月1日、朝から雲一つない晴天!
この日は、原村観光連盟主催の阿弥陀岳開山祭が行われた。
事前に登録頂いた100名の方が船山十字路に午前6時に集合し、
入山チェックを受けた後、各自マイペースで午前11時に行われる開山祭の時間までに頂上を目指します。
僕は今年、原村観光連盟副会長になりましたので、もう一人の副会長で山岳ガイドの石川さんに誘われて参加!
というのも、これまで登山をした事が無かったのです。
実は、以前交通事故で、膝と腰に障害を持っているので、自分には登山は無理だなと思っていました。
でも、八ヶ岳山麓に住み、阿弥陀岳を毎日眺めながら、いつか登ってみたいなあと思っていたのです。
石川さんの励ましと、彼がガイドだという事で、頑張って登ってみようと決心しました。
原村村長はネパールの登山遠征隊だった方で、筋金入りの登山家!
それに、根っからの村民の方々は昔から阿弥陀岳には登られていて、役場職員も皆登山経験のある方ばかり。
参加者には僕より年上の6~70歳代の方も多く、今回の最年長は85歳の方でした!
年配の方々がこんなに沢山登られるのだから、僕も大丈夫だと自身を持ち登り始めました。
さて、これから70枚あまりの写真を元に阿弥陀岳開山祭の一部始終をご案内しましょう!

船山十字路から山道を登り始める。最初はこうしたなだらかな道が続きます。


だんだん坂が険しく、道も細くなって来ます。


息も荒くなり、足の筋肉もパンパンになり始めた頃、視界が広がり目の前に甲斐駒ケ岳と北岳が見えて、疲れも吹っ飛ぶ!


足下を見れば、面白いコケが生えています。


道はさらに険しくなって来ます。


景色も険しく、されど美しく!



権現岳が見えて来ました。


視界が広がる場所に村長が休憩されていました。さすが毎年登られている方は、休み所も熟知されている。
僕も一休み。


役場の三人乙女!も到着しその景色の素晴らしさに歓喜!


山の尾根を登山道が通っています。


景色は益々神々しくなって来ました!


蓼科山が見えます。その彼方には妙高も見えます!


パノラマで撮るとこんな感じです!


眼下に見える御小屋山の尾根を通り、ここまで上がって来ました。
この船山十字路からの登山道の名前は御小屋尾根と言います。


景色に感動して、写真を沢山撮っていたら、ガイドの石川さんが登って来ました。(青いパンツ)


蓼科山が真横に見えて来ました。標高2300mは超えています。


穂高連峰、北アルプス連峰が一望できます!


石川さん、献花を担いでの登場だけど、山男には似合わないなあ(笑)


御岳山も見える様になって来ました!


中央アルプスの手前の山に、富士見パノラマスキー場が見えます。


甲斐駒ケ岳も、平行に見える様になって来ました!


足下には、この様な植物が生えています。


石川さんが、僕に追いつきました。というか追いつかれた!


頂上と思ったら、最初の岩場だそうです。ヒエ~~これを登って行くのかあ。


ここまでの道は、なんとか登って来ました。眼下には諏訪の大地が一望できます。


まだ頂上でもないのに、上機嫌なワタシ!


さあさあ登りますよと即す石川さん。


なんとか登りきると、先ほどポーズをとった赤土の場所が眼下に見えます。
その下の長く続いている尾根を登って来たのです。


登山道の横に展望スポットみたいにせり出している岩場で、しばし休憩!
でも、岩の下は断崖絶壁です。


こんな感じですよ。でも富士山が見えるのです。怖いのも吹き飛びます。


展望スポットで休憩していたら、役場乙女3人に抜かれたのですが、そこから見たのは、岩をよじ上る3人!
御小屋尾根最大の難所です。「西ノ肩」と言うらしい。あれを登るのかと思うと足がすくみました。



石川さんが歩き始める。緊張するなあ。


あれ、いきなり山頂の写真です!岩場を超えるのに必至で写真を撮る事を忘れていました。
ということで、初登山で阿弥陀岳初登頂出来ました!
頂上に着いてみれば、これまでの辛かった道のりも全て吹っ飛び、ただただ感動!
山あり谷ありだけど、黙々と無理をせず上り詰めると頂上に行ける!
これって、人生も同じだなあと実感! 登山最高です!


富士山もばっちり見えました!




パノラマで見るとこんな感じです。
東端が赤岳、真ん中が権現岳、彼方に富士山、南アルプス連峰、中央アルプス連峰!


村長も富士山を見ながらおにぎりを!


僕も、テンション上がっています!


地元のおじさんは、麦わらに長靴で登頂!凄いなあ!


これが山頂の印


富士山から北アルプスまで一望できます!
阿弥陀岳は、八ヶ岳一の眺望なのですよ!案外知られていないんです。


東側を見れば、赤岳から蓼科山まで、八ヶ岳の連邦が全て見えるんです。


赤岳山頂は目の前に見えるのですが、行くとなるとここから1時間かかるそうです。


原村全体が一望できます。僕の住んでいる別荘地も一番手前に見えます。


さて、開山祭の始まりです。開会の言葉を原村観光連盟副会長の石川さんがスピーチ!


司会進行は、観光課の小林課長!


原村観光連盟会長でもある村長から挨拶があります。


原村山岳会の方から祝辞


神主さんから挨拶があり、祝詞をあげられ、皆に米をまかれる。



神事は進んで行きます。



そして開山祭乾杯!


原村観光連盟副会長である僕が、閉会の挨拶をしました!


そして、みんなで記念撮影!この写真は僕が撮ったので自分は入っていません。


無事に開山祭が終わり、各自山頂で昼食をとった後に、下山して行きます。
僕と石川さんは、全員が下山するまで留まります。
ほぼ、皆さんいなくなって、達成感に浸る石川さん!


さて、僕らも下山です。
上りに写真を撮れなかった、難所の岩場を神主さん達が登っていたので撮影!
まるで、マチュピチュの様な景色です!
このアングルの写真は、どの八ヶ岳登山ガイドにも載っていないと思います。
一度登ってしまえば、怖くないルートです。





これ、何だと思います。
立場川の源泉なのです。立場川は富士川となり太平洋へ流れて行きます。
その大元がここなのです。不動清水と言います。
この水、本当に美味しいです。


こんな感じで、一気に沢へ流れています。


帰る途中、綺麗な高山植物が咲いていました。


下山途中、虎尾神社というのがあるので、お参りをしました。


ゆっくりと下山したので、午後4時頃になり、林道に優しい光が射して来ました。


ということで、人生初の登山!
しかも、僕が住んでいる山である阿弥陀岳の登頂という素晴らしい体験をしました。
石川さんが誘ってくれたので、登頂する事が出来ました!ありがとう!

皆さんも、八ヶ岳ライフをすれば、この様な登山がすぐ出来るんですよ!
お待ちしていますよ!

morishcountry@gmail.com
友枝康二郎

別荘地営業顧問
八ヶ岳ライフスタイルデザイナー
(土地アドバイス、別荘デザイナー&施行)








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5 コメント

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山岳三昧の景色! (お散歩ビジター)
2014-06-03 08:35:57
山岳三昧ご馳走さま~♬
友枝さんのカメラワークはいつもながらですけど、今回さらにGJ!
美しいわくわく画像で楽々と山頂までご一緒できて感謝。
周辺の全ての山が徐々に視界に上がって来る。そして頂上のおにぎりはシンプルグルメの極みですね。
神主さんの笑う祝詞顔はなかなか見られない。皆さんもすごーく好い顔してる。満開の嬉しそうナンバー1は友枝さんかな。

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お散歩ビジターさんへ! (友枝コウジロウ)
2014-06-03 09:49:25
コメントありがとうございます!
僕も初登山で、こんなに大変なコース大丈夫かなと思っていましたが、神々しい景色の素晴らしさに感動し、疲れも吹っ飛ぶ感じでした。
そして、山の神様が住まわれる頂上に行けた事が、この八ヶ岳ライフで何よりも素晴らしかったです。
そして、八ヶ岳登山、はまりそうです!
返信する
はまりましょう (お散歩ビジター)
2014-06-03 19:02:48
阿弥陀岳はお遍路さんのように山々に出会う眺めですね。
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おめでとうございます! (原村ログハウス牧野です。)
2014-06-03 23:48:59
初登山、さぞ素晴らしかったことでしょう!
最初に天気にも仲間にも恵まれると、
登山にはまりますね!
私は来月に赤岳登山予定です!
返信する
牧野さんへ (友枝コウジロウ)
2014-06-04 00:26:14
牧野さん、コメントありがとうございます。
そうなんです!ビギナーズラックでしょうか。
暑くもなく寒くもなく、雲一つなく、虫もいなく、最高の季節と天気と仲間との登山でした!
また、晴れた日を狙って、今度は山小屋一泊でのんびりと登ってみたいです!
自宅から出てすぐに八ヶ岳へ登山できる環境にいる事を、今初めて実感しています!
山好きの方は、絶対原村に移住しましょう!
そしてみんなで登りましょう!
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