銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



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7月22日

2014-07-22 | 経済動向
東京市場は小じっかりの展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15200円-15350円。海外市場は地政学リスクが意識されて弱含みの動きとなっており、連休明けの東京市場は先物価格にサヤ寄せする形で寄り付きは買い先行となるも、朝方の買い一巡後は上値の重い展開が想定される。本日から東証がTOPIX100構成銘柄に小数点株価を導入する。値幅が取りにくくなるとの見方が多く、出来高の多い低位株を中心に短期売買への影響に注目したい。経済指標では特に目立ったものはなく、短期的な材料としては安倍晋三首相が燃料電池車(FCV)に対して200万円を補助していくと表明したことで、燃料電池関連銘柄が人気化しそうだ。

21日のNY株式相場は反落。今週の主要企業決算の発表を控え、手控え感が漂う中、地政学リスクへの懸念が意識され、軟調となった。ダウ平均は前営業日比48.45ドル安の17051.73ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比7.44ポイント安の4424.70ポイント、S&P500は前営業日比4.59ポイント安の1973.63ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ65円高の15275円、ドル建ては80円高の15290円で終えた。