銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



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7月1日

2014-07-01 | 経済動向
東京市場は小じっかりの展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15100円-15250円。外部環境に目立った動きのない中、寄り付き前に発表される6月日銀短観が注目される。大企業製造業の業況判断指数(DI)は前回3月調査(プラス17)から6四半期ぶりに悪化するとの見方が有力。追加緩和に対する期待は低いものの、指数悪化を受けて足元の円高基調に歯止めがかかれば、輸出関連株が短期的にポジティブな反応をみせることも考えられる。総務省が30日にSIMロック解除を義務づける方針を正式に示したことで、スマホ関連株に短期資金が向かいそうだ。

30日のNY株式相場はまちまち。週末に雇用統計などの重要指標を控えていることから、全般的に様子見ムードとなった。ダウ平均は前営業日比25.24ドル安の16826.60ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比10.25ポイント高の4408.18ポイント、S&P500は前営業日比0.73ポイント安の1960.23ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ5円高の15165円、ドル建ては30円高の15190円で終えた。