銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



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7月9日

2014-07-09 | 経済動向
東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15100円-15300円。米株市場は引き続き利益確定売りで軟調な動きで、為替相場も1ドル=101円台半ばまで円高が進んでおり、東京市場は朝方から売りが先行するとみられる。前日の日経平均は25日線(15198円)がサポートラインとして機能したが、この水準を早々に割り込むようであれば週末のオプションSQをにらんで先物主導で15000円台までの調整が視野に入ってくる。円高基調から主力大型株に買いが入れにくい状況が続くため、物色の矛先は中小型株に向かうとみられ、バイオ航空燃料やICチップ関連、前日人気化した電線株などが動意付きそうだ。経済指標では、寄り付き前に発表される6月マネーストック、10時30分の中国6月生産者物価・6月消費者物価に注目が集まる。

8日のNY株式相場は続落。4-6月期決算シーズンの本格化を前に投資家による利益確定の売りが広がった。ダウ平均は前営業日比117.59ドル安の16906.62ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比60.07ポイント安の4391.47ポイント、S&P500は前営業日比13.94ポイント安の1963.71ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ85円安の15255円、ドル建ては55円安の15285円で終えた。