銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



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7月11日

2014-07-11 | 経済動向
東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15000円-15200円。ポルトガル銀行問題の浮上で欧州株安、ユーロ安が進み、リスク回避ムードが高まっている。また、前日にファストリが今期最終利益を下方修正しており、指数の寄与度が大きいだけにオプションSQを迎えて寄り付きで大幅な調整があるか注目される。日経平均は25日線(15213円)がサポートラインとして機能していたが、この水準を割り込めば心理的節目である15000円も視野に入れた動きもありそうだ。

10日のNY株式相場は反落。ポルトガルの銀行問題を嫌気し、リスク回避の売りが優勢となった。ダウ平均は前営業日比70.54ドル安の16915.07ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比22.83ポイント安の4396.20ポイント、S&P500は前営業日比8.15ポイント安の1964.68ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ135円安の15115円、ドル建ては110円安の15140円で終えた。