銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

7月24日

2014-07-24 | 経済動向
東京市場は小動きとなりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15250円-15400円。海外株式市場や為替市場に目立った動きがなく、前日同様に全体相場は明確な方向感のない展開が想定される。手掛かり材料としては、材料株物色と企業決算に限られる。中でも企業決算では、日本電産の評価に注目が集まるだろう。増収増益で通期見通しと年間配当を上方修正。市場予想は下回ったものの、ADRでは上昇しており、東京市場でも堅調な動きをみせれば他の主力株にも好影響を与えそうだ。経済指標では、寄り付き前に6月貿易収支、10時45分に中国7月HSBC製造業PMIが発表される。企業決算では、ファナック、信越化、中外薬、アドバンテスト、キヤノンなどが予定されている。

23日のNY株式相場はまちまち。総じて市場予想を上回る企業決算が発表されたことが好感されるも、ダウ平均は前営業日比26.91ドル安の17086.63ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比17.68ポイント高の4468.16ポイント、S&P500は前営業日比3.48ポイント高の1987.01ポイントで終了した。S&P500は7月3日以来、3週間ぶりに終値ベースの過去最高値を更新。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ25円高の15355円、ドル建ては40円高の15370円で終えた。