東京市場は欧州株の上昇を好感するスタートが予想される。為替市場の落ち着きなども、主力株への買い戻しを強める公算が高い。昨日発表された日銀による追加緩和策の内容は、事前の報道通りでサプライズはないし、材料出尽くしによるネガティブな影響も限定的だ。
休場明けのNY市場に対する警戒感や、週末発表の米雇用統計の発表を前に方向感に乏しい展開が続きそうだ。
一方、月末を迎えて3月期決算企業の2Q業績が数多く発表される。ザラ場中から決算を手掛かりに選別物色の流れが強まるだろう。きょうの主な決算発表は、トリドール、武田薬品工業、コニカミノルタ、タツタ電線、東芝、三菱電機、富士通、パナソニック、京セラ、村田製作所、三菱重工業、川崎重工業、東京エレクトロン、三菱地所、商船三井、全日本空輸、ソフトバンクなどが予定している。
日経平均の予想レンジは8870円-8960円。基準線(8800円)や25日線(8843円)が下げ止まるまでの間、8800円台前半水準で踏みとどまれるかが、10月中旬以降から続くもみ合いから上放れの可能性を残すポイントである。基調に変化が生じやすい10/31~11/2の安値切り返しに注目したい。
下値メドは抵抗帯(雲)下限の8810円~8780円処。上値メドは、①8/20高値~9/6安値までの下げ幅を10/15安値からの上げ幅とみた9064円処、②9/6安値~9/19高値までの上げ幅を10/15安値からの上げ幅とみた9130円処などがある。
NY株式相場はハリケーンの影響で2日連続の休場。欧州株式市場はDAX指数が1.1%上昇、FTSE100指数は0.9%上昇した。市場予想よりも強い結果となったスペインの7-9月期GDP(速報値)などを好感して堅調な展開となった。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ65円高の8915円、ドル建ては80円高の8930円で終えた。
30日の日経平均は3日続落。米市場がハリケーンの影響で休場となる中、前日下落の反動から買い優勢で推移したが、取引終了間際に発表された日銀の追加金融緩和策を手掛かりに手仕舞い売りが膨らんだ。業種別で値上がりは海運と証券の2業種のみ。値下がりは保険、不動産、鉱業、石油・石炭、金属製品などが上位に並んだ。
休場明けのNY市場に対する警戒感や、週末発表の米雇用統計の発表を前に方向感に乏しい展開が続きそうだ。
一方、月末を迎えて3月期決算企業の2Q業績が数多く発表される。ザラ場中から決算を手掛かりに選別物色の流れが強まるだろう。きょうの主な決算発表は、トリドール、武田薬品工業、コニカミノルタ、タツタ電線、東芝、三菱電機、富士通、パナソニック、京セラ、村田製作所、三菱重工業、川崎重工業、東京エレクトロン、三菱地所、商船三井、全日本空輸、ソフトバンクなどが予定している。
日経平均の予想レンジは8870円-8960円。基準線(8800円)や25日線(8843円)が下げ止まるまでの間、8800円台前半水準で踏みとどまれるかが、10月中旬以降から続くもみ合いから上放れの可能性を残すポイントである。基調に変化が生じやすい10/31~11/2の安値切り返しに注目したい。
下値メドは抵抗帯(雲)下限の8810円~8780円処。上値メドは、①8/20高値~9/6安値までの下げ幅を10/15安値からの上げ幅とみた9064円処、②9/6安値~9/19高値までの上げ幅を10/15安値からの上げ幅とみた9130円処などがある。
NY株式相場はハリケーンの影響で2日連続の休場。欧州株式市場はDAX指数が1.1%上昇、FTSE100指数は0.9%上昇した。市場予想よりも強い結果となったスペインの7-9月期GDP(速報値)などを好感して堅調な展開となった。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ65円高の8915円、ドル建ては80円高の8930円で終えた。
30日の日経平均は3日続落。米市場がハリケーンの影響で休場となる中、前日下落の反動から買い優勢で推移したが、取引終了間際に発表された日銀の追加金融緩和策を手掛かりに手仕舞い売りが膨らんだ。業種別で値上がりは海運と証券の2業種のみ。値下がりは保険、不動産、鉱業、石油・石炭、金属製品などが上位に並んだ。