降って来るもの

写真と散文とぽえむ

空白を

2022-08-15 21:05:33 | SI27

     空白を

 

倦怠感と脱力感に支配されて

宛ない幾許がある

情感が震わぬ

心情が蛻の殻の

身動ぎできぬ暫くがある

 

理由など無く

思い当たる節もなく

否応なしの

遣る瀬無い虚無の束の間

 

しずかに

今様の有りの儘に

委ねるしかない存在がある

 

必要な,きっと

沈潜してゆく我が前進の為の

きっと,必要な

無間の時・・・

 

僕は

一聯のSI擬きを書いて

その空白を充たす

コメント (2)
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