降って来るもの

写真と散文とぽえむ

見分Ⅷ

2019-04-17 14:32:28 | 詩17

         見分Ⅷ「福音」


何かの拍子に

カラダの何処かのシステムが作動すれば

己の意思とは無関係に

その連続の螺旋に巻き込まれる


昼夜も時間割も順列も

見境なく興る衝動を

回避するのはなかなか至難だ


もっとも

その稼働する瞬間のスイッチを

秘密裏の何処かで

常態的にwaitingする者には

始まりの微かなONの音が

ひとつの福音になるのだが・・

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萌え出ずるHARU

2019-04-17 06:12:57 | 自然

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 快晴の昨日午後からは予報通りの東南の風が吹いて、地形的に言っても寒さが滞り易いこの盆地にも初夏のような暖かさを運んでくれましたよ。待ち兼ねたように”萌える”春の一コマを

初めて見て感動!!

楓の花

もうひと種類の楓の花?

もう一つの

トネリコの新芽

それからそれから此れ植えて10年以上になるかな?花がつかないので(栽培の仕方も学ばずに・・)殆ど諦め半分で新居に連れてきてフェンス沿いに這わせた「黄色木香薔薇」が

嬉しや嬉し、花芽を

枝垂れの蕾

翁🌸は最後の花を!

楓の葉っぱに遊ぶ春の光

好きなんです!

最後に土筆萌え出ずるHARUデス

                                  04/17 06:30 まんぼ





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見分Ⅶ

2019-04-17 04:46:07 | 詩17

       見分Ⅶ「実感」


確固たる実感が

眸に模写される実像のように

其処に在ると感じられれば

何の心配が要るだろう

 獲得した実感は

己が手放さぬ限り

何時でもイノチと共に在る


たくさん持てれば

その方が良いのかも知れないけれど

少ないが故の

 濃密な味わいもあって

損得は一概に言えぬが

其処が又、悩ましい判断になる


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見分Ⅵ

2019-04-17 04:23:35 | 詩17

         見分Ⅵ「signal」


タイムが信号のように

天晴なAOに変わると

一斉に歩き始める大衆のように

僕もそのシグナルに従う

 唯、僕は

同じ出発点だとしても

大衆の平均化にではなく

自らをcontrolして

言語の森に分け入る

言辞の海を泳ぎに行く

 それは確かに

ひとつの孤立だが

ひと括りにされる大衆の束に

含まれたくはないのだ


異種、異形、異質の

その煩雑と煩悶の渦中にこそ

万感の吐息が生まれ

 其処でこそ

滾るinochiの拍動が轟く


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