降って来るもの

写真と散文とぽえむ

見分Ⅶ

2019-04-17 04:46:07 | 詩17

       見分Ⅶ「実感」


確固たる実感が

眸に模写される実像のように

其処に在ると感じられれば

何の心配が要るだろう

 獲得した実感は

己が手放さぬ限り

何時でもイノチと共に在る


たくさん持てれば

その方が良いのかも知れないけれど

少ないが故の

 濃密な味わいもあって

損得は一概に言えぬが

其処が又、悩ましい判断になる


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