賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

ガビチョウ(画眉鳥)

2009年04月28日 | 野鳥
ツバキももそろそろ終りだろうなと、町田ぼたん園へ行く予定を途中で急遽変更、
こどもの国へ向かった4月26日。
ウグイスの鳴き声をかき消すほどの大声を出す赤茶けた色合いの鳥の姿が葉陰にチラリと。

外周道路を歩いている時も2度ほど声は聞いたものの姿は見えず、
正面入口手前のトンネル近くでようやく声の主と遭遇。
  
なんとか見られる程度には撮れていたので、手持ちの野鳥図鑑で探すも見当たらず。
インターネットで検索してやっとこさ「ガビチョウ(画眉鳥)」と判明。
  
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
「ガビチョウはスズメ目チメドリ科に分類される鳥。外来生物法で特定外来生物に指定され、
日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている。中国南部から東南アジア北部に
かけて生息し、日本ではペットとして輸入された個体がかご脱けにより定着した。
東京の高尾山が多く観察されるポイントとして有名」。

「中国では囀りを楽しみ、鳴き合わせ会も行われるため広く飼われている。
1970年代の飼い鳥ブーム時には価格が安価なこともあり大量に輸入されたが、
声が非常に大きく近所迷惑の感が強かったことと、飼養の比較的楽な洋鳥の
台頭で人気がなくなり、大量の在庫を抱えたペット販売業者が始末に困って
遺棄(放鳥)に及んだ個体が少なからずあると見られる」。
なにやら「ワカケホンセイインコ」のような事情ですね。